話○ 抜○ 消小 総合○
純情可憐ケモっ娘たちが一途にピュアラヴ短編9本(うち描きおろし後日談つき4本)+前単行本収録作主要ヒロインズ集合番外編。種族を超えた愛に心惑わせ熱烈な情熱を捧げるモンスターガールズメガ盛りでお送りする作者最新単行本は通算6冊めのコミックスだ。
この作家とのファーストコンタクトはたしか別の雑誌だったと思うが、いまやすっかり「コミックアンリアル」の主力作家としてドッカと腰を据えた感。砂糖菓子を丸かじりするみたいな甘々純愛ものばかりの作風も創刊直後はともかくとして昨今のアンリアルではとりたてて異端でもなく、うまいこと誌面の変化に呼応して居場所を見つけられたと思う。
少年漫画直系の素朴で愛らしいタッチはキャリア初期からそれほど印象は変わらないものの、歳月の経過とともに描線は洗練され仕上げには緻密さを増してと順調な成長ぶり。前単行本「ヴィーナスガーデン」発売前後から直近執筆のものまでと最新型のほりともをこの1冊で堪能できる仕掛け。なおこの出版社恒例の浩瀚な単行本紹介ページが用意されているので、初見の方はそちらを参照ののち購入可否を判断すべし。
コミックス表題で堂々と謳っているだけに、抜きキャラとして君臨する女性陣も例外なくnotヒューマン専科。神話やRPGの世界からそのまま飛び出してきたみたいな人外女子が頭からシッポまでズラリと並ぶ。昔の作品では人類っ娘ヒロインも存在していたのだけれど、もはやメインを張ることはなくお友達ポジションのみでの登場だ。冒頭から種族を列挙すると、ラミア/ハーピー/ケンタウロス/スキュラ/サキュバス/デュラハン/河童/アラクネ/ハリネズミという具合。ジャパニーズ・オタカルチャーをそれなりに摂取してきた向きには説明不要かと思うが、いずれにしても人間少女となんら変わることのないキュートネス炸裂ぶりで「人外だとちんこ勃たないのでは……」などという心配は無用。童顔巨乳系のいかにも訴求対象の広そうな造形で自分もエレクチオンが止まりませんよ!
そんなヒロイン連中がくり広げるのはわずかな例外を除き人類男子との波瀾万丈純愛ストーリー。ヒトとモンスターが共存する社会でもなお残る異種愛への偏見を打ち破り互いを思う気持ちを臆面もなく前面に出しきつく抱きあう2人の前では多少の障壁など屁でもない。物語の前段でいくらか不穏なシチュを経由する話が一部あるものの、基本的には彼氏彼女の和姦タイマンラヴの構図であり読後感はきわめて良好。みずからの身体を引け目に思い一歩しりぞきがちのモンスターっ娘をヒューマン男子がその真摯な愛情で牽引しめでたく結ばれるに至るハートフルな展開に、殺伐とした日常に打ちのめされた貴方の心もすっかり暖かなもので満たされること必至。
晴れてイチャイチャ全開のエロシーンではモンスターっ娘特有の身体的特徴を活かしながらの甘々ファックをじっくりねっとり描写。ステディな彼に抱かれる幸せに歓喜の涙を浮かべながらその体躯にしがみつき性器どうしをハードに摩擦させながらのぼりつめてゆくヒロインズの痴態が扇情的でたまらない。ラミア女子にギュッと尻尾巻きつけられたり河童娘の背中の性感帯をまさぐったりアラクネさんの穴から糸を引っぱり出したり各種族のアクメポイントを重点的に責め立てつつ異種族まんこへガッツリ膣内射精だ。
思いを寄せながらも結ばれることはないと感じていた彼の方からの積極的なアプローチに少女は戸惑いつつも人外ボディをオープンセサミ。最愛の人の優しく情熱的な愛撫に肢体は熱く燃え上がり蜜壷を火照らせて挿入準備完了だ。激しく突き入れられるシャフトの蠕動を受け止めながら甘やかな嬌声をもらし全身を打ち震わせながら随喜の涙を流すヒロインの艶姿にいっそう興奮。ゴリゴリ内奥を貫かれ確実に受胎せんと子宮が降りてきたところでしきりに中田氏種つけを懇願する彼女のご要望どおり、種族を超え孕ませる気満々の人類ザーメンを子袋いっぱいに叩きつけて2人の永遠の愛はみごと成就。
前作までに登場のヒロインがリセットされて既刊のほりともワールドとの接続は一部を除き途絶えたものの、糖度10000%のベタ甘異種姦純愛模様はますますヒートアップするばかり。人間同士でもめったにお目にかかれないレヴェルの無垢な愛情の交歓にニヤニヤしっぱなしの1冊だ。作者が以前によく描いていた触手ものが好きだった方には不向きになってしまったけれど、個人的には現在の路線の方が断然グッとくるので今後とも同じノリでお願いしたく。このたび収録の作品群では、すっかりオンナになった幼なじみ鳥人っ娘の想いに応えやさしく激しくメイク・ラヴ「ハーピーの学び舎」と、クールな蜘蛛女さんがショタ宮司の愛の告白に冷徹な仮面を脱ぎ捨てトロトロに絶頂の「アラクネの巫女」がお気に入り。
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