2015-06-19

今週の北きつね牧場。

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-しょうさん坊主「ふわとろ彼女。」ヒット出版社 ISBN:9784894656673
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

男性教師&女生徒2名の一方通行ラヴ三角関係連作2本+独立短編7本。キュートネス炸裂のエクストララージバストガールズが問答無用のド迫力ボディをハードに駆使してド派手に乱れいろんな体液にまみれながら昇天のすばらしすぎる光景を雨あられと読者の脳裡に叩きつける作者最新コミックスは久方ぶりとなる通算2冊めにして当レーベルからの初見参だ。
冒頭に記したように、この人のデビュー単行本「せいふく宣言!」がクロエ出版から上梓されたのがもはやはるか昔と言っても過言ではない2009年のこと。以後けっして執筆活動が途絶えていたわけではないのだが、本作リリースまでじつに5年半の歳月が流れてしまった。エロ漫画家というのは1冊めだけ出して業界からサヨナラする率が異様に高いので心配していたのだけれど無事2nd単行本刊行にこぎ着けまずは善哉。
最近になって自分の定期購読誌である「COMIC阿呍」にこの人が初登場したときは狂喜したものだが、掲載ペースはけっして速くなく果たしてストックが足りているのか?と思いながら購入したら初出一覧を見て謎が氷解した。阿呍で描いたものは全9本中わずか3作品で、残りは他社執筆分を寄せ集めて構成した模様。内訳は先の3本のほか、キャリア当初のホームグラウンドである「COMIC真激」発のが4本、先日休刊したJK専門誌「舞姫無双」から2本。出版社またぎはいい顔されないらしくて複数の版元から収録作を落ち穂拾いするエロ漫画単行本はわりとレアなのだけれど、宙に浮いていた原稿を首尾よく救済したヒットの編集さんGJと言っておこう。
表紙/裏表紙で明らかなように、しょうさん坊主の現在最新のタッチは透明感あふれる繊細な描線でつむがれる非常にキャッチーなもの。少々ロウ・ブロウな言い回しを援用させてもらうなら、無茶苦茶シコリティの高い絵柄だ。ただ先に述べた事情により最古ので2010年と執筆時期の古い原稿もあり、加筆修正をほどこしてあるとはいえ作画の新旧差はわりとハッキリわかる部類。店頭見本閲覧が不可能な環境だとそのギャップが許容範囲内か気になるところだと思うが、幸い出版社提供のコミックス紹介ページで新旧取り混ぜたサンプルが見られるので(こういうケースでは新しい方の絵だけ出して旧作の存在は隠蔽とかありがちなのだけれどエラい!)、そちらを吟味のうえ購入可否を検討されたい。
この滑らかな筆致でもって薄い本だともっぱらロウティーンを手がけるのだけれど、商業誌ではもう少し年齢層を上げJKやJDが中心となる。その一方でおっぱいサイズは同人/商業問わずホルスタイン級のご立派なもので、作品内で貧乳扱いの娘すら世間の標準以上、ほとんどの女子連中はお顔を凌駕する勢いの特大スイカップがドーン。乳暈もニップルもまた本体に負けず大ぶりであり、胸部パーツ全部がヴォリューミィでなきゃ許せない病の人も間違いなくご満悦。
このたびくり広げられる物語たちはおおむね和姦ベースの穏健なものだが、乱交系の作品が多いこともあってラヴ色はそんなに濃くなくタナボタライクにファックなだれ込みの印象が強い。ヒロインが級友男子3名を同時に相手したり恋人の弟とデキちゃったりと若干不穏なノリの話もあるものの、それらも最終的には明るく落とすので読後感は基本的に軽快だ。総じてストーリーパートはその後の濡れ場への橋渡し/下支えに徹しており強烈な自己主張をするものではないけれど、そのぶん思惟のリソースをよけいに消費せずちんこの摩擦運動へ集中できる仕掛け。
かくして突入のエロシーンは粘膜のヒダ1枚1枚まで精密に描かれたリアル寄りの性器どうしが干戈を交え激しくバトルをくり返すハードコア仕様。もとより大ぶりの肢体描写ゆえ画面上のちちしりまんこ含有率は異様に高く、それに加えて汗だの愛液だの精液だの各種の分泌物を大量に噴き出しながらセックスにいそしむウェッティな絵ヅラがたまらなく扇情的だ。とりわけ直近の作品ではトーンワークの密度が高まりお肌の質感が飛躍的にアップしてなんともなまめかしい。汗だく汁だくでまんこを打ち震わせ大胆に腰を使いながら大音量でエロワード連呼のドスケベ女子どもがたっぷり膣内にザーメン注がれて心底気持ちよさそうにイキまくる。
白磁のごときお肌をすっかり紅潮させて彼女はセックスの快感に身をよじらせハートマークをマシンガン連射。子宮口の奥までゴリゴリ暴れん棒をねじこまれ言語にならない嬌声をはしたなく発して絶頂だ。内奥をきゅんきゅん締めつけられ男子諸君もたまらず2度3度と射精をくり返す。2人して自分たちの発した液汁ですっかりびしょ濡れになりながらなおも激しく肉体言語の応酬を交わし子袋いっぱいにザーメンを満たして両者ダブルノックアウト。
ダイナミックな女体が画面狭しと躍動しふんだんに性器結合断面を織りこみながらの特濃ファック絨毯爆撃にすっかり腎虚にさせられること必定の逸品。さすがに直近の作品に比べ執筆の古いものは私的実用度がわずかに減殺されこの評価になったが、とにかくガッツリ抜ける漫画が読みたい!という向きには自信を持ってオススメ。これであとは商業誌でも同人でやってるみたく巨乳JSや巨乳JCを投下してくれるともうなにひとつ文句はないのだけれど。今作収録のものでは、無口っ娘好きの彼氏に合わせ必死にイキ声をガマンしてたけど辛抱たまらず乱れまくりのJKヒロインが超絶カワイイ「素直になれない」と、兄貴にすっかり開発されド淫乱化のショートヘア爆乳妹ちゃんが幾度となく中田氏され放題「妹いぢり」がとくにお気に入り。

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