2015-09-19

本日のフィリバスター。

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-あらいぐま「おまん・みるく」マックス ISBN:9784863793644
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

不意のアクシデントからあこがれの先輩と結ばれたヒロインは思う存分イチャラヴ三昧連作2本&巻末描きおろし別エピソード+天真爛漫アタマほかほか後輩女子をおいしくご賞味連作2本+独立短編6本。極上萌え萌えおっぱいっ娘どもが糖度10000%のベタ甘和姦ファックにいそしみ幸福そうにイキまくりの作者最新コミックスは黄色い楕円物件としての通算2冊めだ。なお機種依存文字ゆえ表記を変更したしたがタイトル中のナカグロは本来ハートマークでございます。
いきなり冒頭から本題と乖離したトピックになるのだけれど、いまやイチャイチャ萌えエロ漫画家の梁山泊となった「コミックポプリクラブ」が巷間ささやかれていたように諸事情から編集/作家込みで他社へ籍を移すとの話。それにともない長らく続いたポプリレーベルも終焉を迎えるとのことで作者ツイッターの発言で本書がMAXレーベル最後の単行本となることを示唆している。こちらには経営分離前の晋遊舎時代からたいへんお世話になったこととてショックもあるのだが、看板は変わっても中身はそのまま続くらしいので今後も変わらず応援していくことで供養にあてよう。
ともあれ去年10月発売の前単行本「ももいろみるく」からさほどインターヴァルも置かずに連続リリースのこちら、タイトルは露骨にえげつないけれども前作に引き続き寒色ベースの装幀が書店店頭で映え美しい。大昔の原稿まで拾い尽くしかなり絵柄がバラついていた「ももいろみるく」に対し直近執筆のものでまとめたこともあり中身の統一感ではこちらに軍配が挙がる。もっともポプリ掲載分は半分ほどで、残りは先ごろ休刊した女子高生エロ専門誌「舞姫無双」(ブレインハウス刊)に発表されたもの。こちらを楽しく読んでいた自分は雑誌がなくなり浮いた原稿の行き先がずっと気になっていたので今回無事にサルベージされ感謝感激雨あられ。
萌えエロゲ直系の滑らかな筆致でものされる女性陣はポプリ/舞姫無双の要請に応じたハイティーン童顔巨乳っ娘オンリーの構成。異国のお姫さまみたくnot制服設定のヒロインもルックス的にはこのへんの年代と推測され、若干名のオネーサマが存在した前作からの流れで年長女子を期待した方は今回ご愁傷さま。瞳おっきめホンワカ笑顔なお顔の造作自体はそんなにヴァリエイションはないのだけれど、髪型や目つきといった外見的要素以外におっとりだったりしっかりだったり素直だったりツンツンだったり性格描写をこと細かく違えてキャラメイクを単調に見せないのはさすがヴェテランならではの職人芸。
そんな彼女らが活躍する物語たちはみごとなほどスウィートネス一辺倒のバカップル恋愛模様となる。このへんはギャグ一歩手前のネタ重視作品が混在していた前作との最大の相違点で、お話のレンジは狭まった代わりにイチャイチャ濃度はあからさまに上昇しており抜きツールとしてはこちらの方向性で間違ってないかと。男子サイドが当初イタズラ心を起こしたり嫉妬してきつく当たったりとわずかに不穏な要素もあるものの、それらも最終的には相思相愛の2人が恥も外聞もなくラヴワード乱射しながら幸せいっぱいに絶頂するので無問題。恋愛のしんどい部分を徹底的に隠蔽しハピネス抽出に注力した砂糖菓子のようなあらいぐまワールド絨毯爆撃を前に、クソッタレな日常に傷つき心くじけた君のハートもすっかり癒されるはず。
そしてガチ成年漫画であるからには濡れ場の構築もおこたりなく、ムチツヤボディをいろんな分泌物まみれにしながら汗だく汁だくファックに没頭するおにゃのこの痴態を全面フィーチャー。ピキピキちんこが柔肉のなかへのめりこみ激しい摩擦運動がくり広げられる光景をダイナミックにつづりながら瞳をうるませ涙ながらに甘い吐息を漏らす彼女らの絶品アクメ顔をピックアップする絶妙のコマ割りがぼくらの股間を激しくノックする。すっかり我を忘れて四方八方に淫語まき散らしながら昇りつめてゆくヒロインの艶姿で我らの砲身も灼けつくほどに射出をくり返すこと必至。
ステディな男子の前でだけぷるるんとビックバストをまろび出し愛する彼のイチモツをくわえこみけなげにご奉仕されて辛抱たまらず先走り汁を発射だ。休むいとまもなくこんどは準備万端のぷっくりスリットを怒張でかき分け性器どうしのハードな天下一武道会をスタート。全身汗みずくになりながら内奥を突き上げられこみ上げる快感に身もだえする女子どものトロトロフェイスにますます股間がいきり立つ。粘膜も破けんばかりの勢いで敏感な部分を貫かれながら日本語にならないアクメ声を発しハートマーク乱舞させながらしきりに中田氏を懇願する彼女の願いどおり、行為の締めくくりは白くねばつく液体の奔流を子袋いっぱいにぶちまけてようやく長きにわたる性の饗宴にエンドマークを刻むのだ。
個人的には女の子のキャラ造形いかんで若干使い心地に差は出たものの、精液分泌支援装置としての使用感はハッキリと向上し秋の夜長のお供として万全。作者さまにおかれましては今後ともニヤニヤ必至の特上甘々エロスをフォード・システムのごとく量産し続けていただきたいもの。収録作いずれもサルのようにマイちんこを使役しまくったけれども、チョロすぎる体操着後輩ちゃんを言葉巧みに手なずけて愛と性のストレッチに熱中「教えて先輩」連作と、ショートヘア無表情系同級生女子がいつのまにやら仮面を脱ぎ捨てえっちに乱れまくりの「鉄仮面Girl」がことのほか私的経絡秘孔直撃。

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