-じゃみんぐ「姦罪都市」ティーアイネット ISBN:9784887745834
話△ 抜○ 消小 総合○
極悪非道のレイプ犯たちを返り討ちにする情け無用の全身黒ずくめアマゾネスガールズはときに逆襲されイカされつつも最後また大逆転でガッツリ任務遂行表題作長編全5話。出てくる女子みなド迫力ボディをブリブリ揺らしドスケベな本性全開でハードにまんこ酷使のガチンコセックス永久運動を執拗にくり広げる作者最新単行本は通算25冊めのコミックスだ。なお本来は今月上旬発売の作品集なのだがだいぶディレイしての評価記事となりまことに申しわけない。
まるで特濃ソースの底にたまった部分だけで味つけしたみたくコッテリとド派手な作画/濡れ場で20世紀を駆け抜け21世紀も引き続き最前線を疾走している大ヴェテラン。ティーアイのまっさらな生え抜き作家ではないにもかかわらず、おそらく現在の「COMIC夢幻転生」レギュラー執筆陣のなかではもう最古参の部類。かくもしぶとくサヴァイヴァルしてきたこの人が前単行本「恥虐の牝姫」の刊行から1年あまりとまいどながらに快調なペースですぐさま新作のリリースだ。
いくらか時代の潮流に即したマイナーチェンジはあるものの、勢い最優先で非常にメリハリの利いた昭和末期風少年/青年漫画絵ベースの派手派手しいタッチが昔もいまも変わらぬ持ち味。それは最新作であるこの本でも貫徹されていて、とりわけほお線バリバリ目尻クッキリの顔立ちがいかにも90年代テイスト。ただそれが悪いというのではまったくなく、ここまでオレ流に徹し続ければもはや誰にも侵害しがたいワン・アンド・オンリーの世界であり一種のマスターピースといえよう。なお例によって出版社公式サイト内の著者別ページで内容サンプルがたっぷりと見られるので、購入可否の判断はまずそちらを。
以前はょぅι゙ょからBBAまでドンと来いのオールラウンダーだったけど、TI移籍後は題材セレクトの兼ね合いもあり登場ヒロインはやや大人寄り。今作も主演級はみなオンナ盛りの勤労女性ばかりでティーンズは名無しの犯られ役がメインゆえどちらかというと熟女スキー向け。むろんお歳の上下を問わずボディ描写はじゃみんぐ伝統のエクストラグラマラス系専科であり、とりわけチチ本体も乳暈も飛び抜けてビッグな超弩級の双丘が遠慮なくむき出しにされ画面狭しと跳ねまわるさまがおっぱい星人をどこまでもとりこにする。
じゃみんぐ漫画の既刊における大まかなパターンとして、長編では凌辱系多め、読み切りや数話連作だと和姦主体という感じ。そしてそれは本作でも踏襲されており、1冊まるごとの長尺ものとなるタイトル・チューンは夜の街を跋扈する強姦魔ども――作中では「性暴徒」と呼びならされる――の傍若無人な行状と、それらに対抗し暴力と殺戮で返礼する黒いボディスーツ姿の女たちのセックス&ヴァイオレンスなガチンコ勝負が描かれる。ふだんは真っ当なお仕事(といってもキャバ嬢だが)に従事するヒロイン3人衆が悪党成敗の依頼が入ると即座に殺人者へと変身の構図は言わば往年の「必殺仕事人」フォーマットですな。どの話でも性暴徒どもに女の子連中がゴリゴリちんこ挿入されたあとから始末屋3人がやっと登場するので「遅いよ!」とツッコミ入れたくなるのも本家同様。その他中盤からはヒロイン中のメイン格・シヲンの壮絶な過去回想からはじまる凌辱地獄絵図とそこからの脱出を描くポリフォニックな構成となり読者を飽きさせない。
エロシーンはほぼモブ扱いの各話被害者たちがファックされるよりも彼女らを助け悪者にお仕置きするはずの黒スーツ3人衆が逆襲レイプされる方が質量ともはるかに充実していて、どっちが凌辱されてるんだかまったく本末転倒なほど。強姦魔どもに肉体を好き放題にもてあそばれ全部の穴に怒張をねじこまれては大量の白濁を浴びて心ならずも絶頂するエロメスどもの痴態を詳細生中継だ。大量の男根に身も心も制覇され完堕ち……の寸前で当初の仕込みが生きたり仲間の救援が入ったりで優位を取り戻し怒濤の反撃を食らわせてみごと悪!滅!のお約束オチで物語を締めくくる。
卑劣な性暴力の餌食となる少女らの危機に駆けつけ救出のはずが、逆に敵の奸計により身体の自由を奪われ拘束されていつの間にやら囚われ姫。ラバースーツを乱暴に剥がされ豊満な肢体を白日の下さらされて屈辱と羞恥にほおを染めるさまが読み手の劣情を大いにそそる。ろくな前戯もなく乱暴に怒張をねじこまれ苦悶するもすぐさま突き抜ける快感に身をよじらせオンナの本能全開でイキ狂うヒロインズの痴態がたまらない。ビッグバストをはしたなく振り乱し全身液汁まみれになりながら淫語まき散らしては絶頂する彼女らの牝穴すべてに特濃ザーメン斉射だ。
とまあ恒例のじゃみんぐワールドを腹いっぱい摂取し心もちんこもご満悦の1冊。物語的には勧善懲悪路線を貫徹せんとする大元のストーリーラインと快楽堕ち系のエロスが頻発する濡れ場との食い合わせが悪くどっちつかずの落ち着かなさを覚えはしたものの、股間を活用するぶんには支障ないので無問題。これでモブのJKたちもコッテリ執拗に犯ってくれたら抜き評価はさらにアップしたのだけれど。なお作者公式ブログの記述を見ると次の連載作はガラッと趣向を変え甘々ハーレムを展開するとのことで、明暗メリハリの利いた達者な作劇をまたしても堪能できることだろう。殺し屋ヒロイン3人衆のなかでは唯一明るいノリの爆乳パツキンお姉さま・ベロニカがいっとう好みで、彼女が主演を張るショタ大量食いの第3話が私的最シコでしたね。
0 件のコメント:
コメントを投稿