2015-11-08

今晩の七殿五舎。

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-立花オミナ「団地の中は僕のハーレム」ティーアイネット ISBN:9784887745841
話△ 抜○ 消小 総合○

マンモス団地の管理人バイトとして赴任した主人公は初日から住人女性一同に休むヒマなく精液しぼり取られまくり長編全6話&描きおろし後日談漫画。大量のまんこに次から次へと襲いかかられては連続種つけ三昧の日々がどこまでも続く王道ハーレム路線を圧倒的な女体絨毯爆撃とともにお送りする作者最新刊は通算3冊めのコミックスだ。
問答無用の多人数ファックが炸裂する衝撃のデビュー作「ボーイ・ミーツ・ハーレム」に引き続きドスケベまんこ's大活躍の前単行本「いきなり! ハーレムライフ」を刊行し、2作めにして早くもガチエロハーレム漫画の第一人者としての地歩を固める。そこからから1年少々の歳月を経てまた新たなるポリガミーの王国を我々の前へ提示し、自分だけの酒池肉林を希求する読者諸兄の切実なニーズにお応え。
オーソドックスな一般青年誌系の端整な作画はこの3rd単行本でも変わらず高品質で、初出一覧を確認するとすべて2014年以降の掲載分と最新の筆致だけあり全編にわたってブレなく安定。勢いこそあるもののやや大味な絵柄の執筆陣が多い当版元の「バスターコミック」のなかではことさらそのていねいな画面処理あが光る。昨今では当たり前になったが本作も出版社サイトで内容紹介ページが用意され1話まるごとのサンプルまであるので、書店へ向かう前にまずはこちらのチェックをば。
後述するように主人公のセックスパートナーとして気違いじみた数(最終的には数十人規模にわたる)の団地住人が投下されるので、本作登場キャラの傾向分析などはハッキリ言って無意味。物語の根幹に関わる数人の主要ヒロインだけとっても年齢的にはハイティーンから三十路近辺まで多種多様であり、ルックス的にダブらないよう描き分けるだけで精いっぱいだ。ちっちゃい娘は皆無で必然的にほぼ巨乳専科となっているので意外と造形の幅がない印象だが、以前から明確にビッグバスト寄りのキャラメイクをする作家でもあり、豊満ボディの彼女らが画面いっぱいに増殖しどこもかしこもエロティックな肢体があふれかえる光景を堪能したい向きにはむしろパラダイス。
収録作のコンテンツ内容としては、雑誌初出時に「ボクは皆の管理人」のタイトルで連載されたロングラン長編をそのまま1冊にパッケージングという前作同様の構成を採る。伏せ字だがおそらく義務教育世代のショタ主人公・坂元祐樹(さかもとゆうき)きゅんがひと夏の間住みこみの管理人手伝いとして郊外の巨大団地へ降り立つのが物語のスタートライン。到着した晩の歓迎会でいきなり現管理人やその手伝いに来た数人の美女たちといい雰囲気になりたちまち童貞喪失、翌日からの仕事は経産婦の母乳マッサージだの家賃回収の交換条件にセックスだの団地内JKの処女喪失お手伝いだのエロいミッションばかり、日々精液搾取され疲労困憊の祐樹はやがて団地の住人がみな女性で男は自分1人しかいないことに気づくのであった……とまあ大仰な設定はあるけれど、それは要するに♂1名×♀大多数のメガハーレムの存在理由としてのエクスキューズに過ぎず、やってることはひたすら目前に出現する女子をちんこで征服の女体シューティングゲームですよ。中盤~後半に向かって主要ヒロインの出し入れやハーレム形成の謎解きを行いつつ、最後は祭りの夜に住人全員集合で壮大な女体メガ盛り状態のなか朝までエンドレス種つけ合戦でまんこ独占ストロングエロスの幕を閉じるのだ。
行為内容としては奇抜なシチュや特殊な器具など用いずにシンプルな肉体言語の応酬となるが、なにせ相手する数が尋常でないので展開される絵ヅラはひたすら豪華絢爛。彼女らの性癖次第で受けに回ったり自分から攻勢に出たりと変幻自在な祐樹のちんこワークにも助けられ多彩なアプローチで女体を責め立てながら気持ちよく膣内射精三昧のダイナミックファックが炸裂だ。物語のなかでヒロイン連中の最終目的が子作り受精にあることが明確にされているので、遠慮会釈ないガチの種つけセックスがいままさに目の前で行われているという興奮がいっそう読み手の勃起中枢をハードヒット。大ぶりの肢体をいろんな汁まみれにしながらショタっ子の愛らしいイチモツを下のお口でくわえこみ粘膜どうしのハードな摩擦運動に熱中する彼女らの痴態がなんとも煽情的だ。十人十色の多彩なまんこを攻略しながら次々に子袋の奥へ白濁液を放っては別の女子のお口でハードにご奉仕されてのめくるめく情交輪廻にぼくらの自慰表明もはかどりまくること必至。
かくのごとく立花オミナ恒例の怒濤のごときヒロイン逐次投入に読んでるこっちもゲップが出そうな女体オーヴァードーズぶりだ。とはいえさすがに人数が多すぎて1人あたりの本番描写はどうしても希薄となり、ハーレムものの見せ場である最終盤の全まんこ集合も規模が過大で駆け足になるのはやむを得ないところ。このへんは作者も今回の経験を通じどのあたりまで破綻せずに濡れ場のバランスを維持できるか学んだと思うので、次回作でその成果が反映されるのを期待する。

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