今年俺が書いたレヴュウをさかのぼってカウントしてみた。で、その月別集計結果。
1月:18 2月:16 3月:20 4月:24 5月:19 6月:17
7月:19 8月:21 9月:19 10月:20 11月:20 12月:16
計 229冊(成年マークつき223冊/マークなし6冊)
……売価を仮にマークつき1冊平均1080円・マークなし1冊平均650円として、購入金額 244,740円也。
去年に引き続きマークなし単行本のレヴュウがぐんぐん減っているのだけれど、これはエンジェル出版の単行本が初出媒体を問わずすべて成年仕様で発売されるようになったことの影響。竹書房のように従来どおりのマークなしエロをやっているところも同じ道をたどるか、あるいは少年画報社のように実質エロ撤退になるかするのだと思う。
そして例によって出版社別も集計してみたので、上位5社までのデータを(カッコ内は2014年の冊数)。
1位 ワニマガジン社 37冊(38冊:1位)
2位 ヒット出版社 23冊(22冊:3位)
3位 茜新社 22冊(24冊:2位)
3位 ティーアイネット 21冊(20冊:5位)
5位 コアマガジン 18冊(22冊:3位)
……去年のデータと比較すると、順位の多少の前後はあったけどベスト5のメンツはまったく同じ。前身のブログから通算すると10年以上この企画をやっているが年ごとの大幅な変動はないから、この5社をそのままエロ漫画大手だと認定してよさそうに感じる。ただここには出していないが、中堅どころの版元であるマックスが今秋に廃業した一方で従来は細々と刊行するのみだった文苑堂がこの業界に本格参入してきたりと、2015年はけっこう動きがあった。2016年も噂の段階で仄聞していることがあるので、それ次第ではまた勢力図が変化するのだろうな。
今年もすばらしい作品を読ませてもらったすべてのエロ漫画家様たち、志を同じくするエロ漫画レヴュウサイト管理人のひとびと、そしてなによりこの零細サイトを訪れてくださった、あるいはコメントやweb拍手、ツイッターなどで言及いただいたみなさまへ感謝。
いまだ規制の影は色濃くて日々絶望するような話も見聞するのだけれど、それで途切れることなく有望な新人が登場し話題作がリリースされる現状はけっしてお先真っ暗ではないと信じる。ここをステップに別ジャンルへ旅立つ人にもこの場にずっと滞在して我々を楽しませてくれる人にも引き続き幸多からんことを。
それでは来年もまた気持ちよくちんこをしごける物件に出会えることを祈りつつ締め。
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