-西安「○○に処女を捧げてみた」ワニマガジン社 ISBN:9784862694065
話○ 抜○ 消小 総合○
幼少時から憧憬の対象である同級生女子に弱みを握られた主人公は彼女の性的玩具として奉仕させられるがそんな日々にもついに変化が……正続編&描きおろしプロローグ+独立短編9本+フルカラーショート2本。貪欲にセックスをむさぼる少女&熟女の両サイド攻撃に読者のちんこも無条件降伏の作者最新刊は通算15冊めのコミックスだ。
この作家には1冊めから息子がたいそうお世話になっているのだけれど、あらかた作風を把握しているだけにときおり新刊をすっ飛ばしたり買ってもレヴュるのを忘れたりと非常に申し訳ない接し方をしている。そんなわけで直近の単行本記事もずいぶん書かないままになっていて、当ブログで取り上げるのは2011年に刊行の通算12冊め「すくすくアイドル」以来じつに4年ぶりのこと。
シャープな描線と陰影をクッキリ利かせたきわめて印象的なヴィジュアルが彼のデビュー当初からの武器だが、基本線は踏襲しつつも長らく活動を続けるうちすっかりガチエロに適合して作家性を前面に打ち出した一種取っつきにくい部分は徐々に後退し万人向けに。とはいえ今回の表紙イラストでも見られるように上気し発情真っ最中という趣の女の子連中はやはり独特のアトモスフィアをかもし出してたまらなく魅力的だ。
この滑らかな筆致でょぅι゙ょからママンまでワイドレンジに描きこなすのだが、ちびっ娘部分は快楽天系列に受け皿がなく当社では思春期入りたて~アラフォー近辺が守備範囲となる。今回は表紙/裏表紙やコミックス表題から想像するにティーンズ専科なのかと思いきやその実コンテンツの半分ほどは大人女性ものなので青い果実のみで読みたい方は注意。一方でメイド・イン・西安のドエロい熟女たちを堪能したかったおばさんスキーな君にとっては待望の1冊となろう。比較的起伏の少ない育ちかけの肢体が並ぶ少女サイドとむっちり柔こい垂れかけ巨乳さん勢ぞろいの熟女サイドとの対照的なコントラストが興味深い。
全作品がコンビニ売りである「COMIC快楽天」を初出とするので、物語のベースはそれらのレギュレイションに準じた合意エロの体裁を採る。あえて16ページ程度の掌編にみずからを押しこめ最低限の初期設定のみを提示しつつすみやかにガチファックへ移行のスタイルはゼロ年代後半あたりで固まりすっかり定着した。ともすれば犯るだけ漫画に堕しがちなところを緻密なダイアローグの応酬やコマをあえて割らずに多数の構図を詰めこむ構成の妙できちんとした「物語」を生み出す西安マジックがいつもながらに炸裂。
驚くほど濡れ場含有率の高い画面がこうして生み出され、ヒロインが大量の体液にまみれながらゴリゴリ怒張をねじこまれ恥も外聞もなく咆吼する光景がエンドレスで展開される。またタイマンラヴのみならず多数のシャフトが行き交う複数姦ネタも用意され性交の密度は業界随一の迫力だ。ピキピキちんことヒダヒダまんこを執拗にこすり合わせねっとり舌を絡めあいながら快楽享受に熱中する男女の痴態を余すところなく実況中継。
内心の興奮を押し隠し支配者のごとくふるまいながらもやがてむき出しの肉欲に耽溺するヒロインの熱き情欲をダイレクトに受け止め一気に熱い蜜壷へシャフトを押しこみハードワークを開始する。ミチミチと柔肉を押し開かれ子宮口の奥まで刺戟されてたちまちメスども機関銃のごとくイクイク連呼。小刻みに吐息を漏らしうわごとのように淫語まき散らしながら昇りつめてゆく彼女らのはしたない痴態に興奮しきり。汗と涙と唾液とカウパーが混じり合い渾然一体となって女体を多うなかを最後にたっぷりと本気汁を子袋の許容量いっぱいにぶちまけてフィニッシュだ。
熱に浮かされ怒濤のごとく精液を叩きこむ男たちとそれに呼応し全身をよじらせて咆吼する女たちの浅ましい情欲の坩堝を目の当たりにして読んでるこっちの脳髄まで液汁まみれになること必定の淫猥な物件。10代大好きっ漢の自分としては驚異的に愚息をドライヴできるティーン主体の前半部といくらか筆先の躍動感が鈍る後半部とで実用度が2段階に変化したが、それらを平均してなお業界水準以上の抜き評価だ。大昔は飛び抜けたセンスを前面に出すあまりちんこの活用は二の次になりがちだったのがもうそんな痕跡はみじんもない。今後も変わらぬハードエロスの応酬を楽しませてもらいたいもの。このたびの収録物件中では、小悪魔ティックなヒロインに翻弄されつつも彼女の見せる飛び抜けて蠱惑的なアヘ顔にしびれっぱなしの「ずりこき姫」/「デレこき姫」連作と、ホームステイでやって来た金髪碧眼美少女のえげつない乱れっぷりがナイスな「辛口妖精」で分泌活動もはかどりまくり。
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