2015-12-24

今年度のナイキ訴訟。

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-ホーミング「超JCいもうと」茜新社 ISBN:9784863495425
話△ 抜○ 消小 総合○

お兄ちゃん大好き!なほんわか美少女たちが育ち盛りボディを全開しイキまくり出されまくり短編全12本。思春期入りたてヤンガーシスターズとめくるめく夫婦漫才をくり広げながらのほのぼのH三昧にすっかり脱力の作者最新刊は通算4冊めにして当社からの第3弾コミックス、そして茜新社JCレーベルとしての8th単行本だ。
デビューこそ他社だがキャリアの途中からは萌えエロ専門誌「COMIC RIN」に定着し、そちらにじっくり腰を据えて作品を発表してきた人。しかしながらちょうど前作「超ラブラブいもうと」刊行のあたりでRIN休刊の憂き目に。今後どうするのかと思ったらほどなくして同誌の実質的な後継である「Juicy」にそのままスライドしてなにごともなかったかのように従来どおりの系統の作品をモリモリ量産しているのを見てホッと安堵した次第。
ほぼ季刊ペースのJuicyではストックがたまるのがどうしても遅く、ほぼ皆勤で執筆していたにもかかわらずこの新刊が出るまで3年半も経過してしまった。ただこの人の牧歌的ですらあるプレーンな絵柄はゼロ年代後半くらいでほぼ固まっておりインターヴァルの長さほどにはタッチの新旧差もなくて、既刊読者も違和感なく入っていけるだろう。なお表紙のようなカラーイラストと中身のモノクロ原稿とではやや印象のギャップがあるので、ホーミング初体験の方は可能ならば店頭サンプルを閲覧ののち購入可否を判断するのがベター。そのほか単行本情報ページから各書店の購入特典が参照できるので本屋に向かう前にそっちを見ておくとよいぞよ。
従来から彼が描くのは義務教育後半あたりの世代が圧倒的多数だったが、女子中学生専科を謳うJuicyとあらば当然のごとくホーミング得意の領域。セーラーやらブレザーやら制服の似合うジュニアハイスクールガールズがどのページをめくっても出てきてなんとも眼福だ。ロリ巨乳と言うほどビッグではないもののお歳のわりには胸部の発育もよろしく、みずみずしい10代特有の弾む肢体を好き放題できるのだからたまらんです喃。加えてこれまた表題で示唆するとおり、登場ヒロインのほとんどは妹キャラ。実の兄妹カップル以外に教師と教え子だとか幼なじみ同士とかいくらか変形はあるものの、いずれも年長男子/年少女子の組み合わせとなっており全編これヴァーチャル妹体験を堪能できる仕掛け。
そしてホーミング作品最大の特色となるのが得も言われぬオフビートな物語展開だ。帯にはスウィートな純愛ものっぽいコピーが並び、それもたしかに間違いではないのだけれど、実際に読んでみれば兄と妹のくり広げる素っ頓狂な会話劇にすっかり腑抜けになること必定。巻末あとがきにもあるとおり作者がもっとも力を入れているのもこの漫才じみた掛け合いの科白で、終始ボケまくりの妹に負けじと兄貴もピントのずれた発言をくり返すツッコミ不在の空間が独特のアトモスフィアをかもし出すのだ。延々こんな調子なので雑誌掲載時はともかくコミックスで頭からシッポまでこの状態だといささか頭が痛くなるものの、視界360度どこまでもマヌケ時空の広がる作品世界はエロ漫画界で他に類を見ない。
Juicyでは大半が16ページの掌編を担当するのでお話運びはやや窮屈だけれど、それを代償とするぶん濡れ場支配率は高め。もとより全編ほのぼのした雰囲気でハード志向のエロではないが、大半の作品でじっくり容量を割くフェラご奉仕や豊穣なダイアローグ混じりでていねいにつむぐインサート以降の描写など、素朴なタッチのわりにはずいぶんねちっこいセックスを展開する。カッチリした制服を着せたまま局部のみを開陳しティーンエイジまんこをゴリゴリ貫くたび随喜の涙を流しイキまくる妹ちゃんの痴態で自慰表明もはかどりまくりだ。
兄妹2人して能天気なボケ合戦にいそしむうちなぜだかラヴラヴセックスに突入の不思議展開。いとおしげに怒張を口に含み稚拙ながらもていねいに口腔を使いのどの奥で熱い精を受け止めるヒロインのけなげな姿にますますエレクチオン。中学生ながらも立派に育った双丘を揉みしだきながら前人未踏の秘密の花園めがけてお兄ちゃんちんこをこんにちはさせれば少女は未曾有の快感に全身を打ち震わせ四方八方にハートマークをまき散らす。ねっとり舌を絡めあいながら執拗に敏感な部分をえぐられて涙ながらにイクイク連呼の彼女らのヤンガーシスターまんこの最深部めがけて白くねばつく液体をたっぷりとプレゼント。
いまとなってはかなり原初的な部類のヴィジュアルはさすがに人を選び、また唯一無二のドライヴ感は買えるとしてもシチュとしては同工異曲の趣。しかしながら兄にゾッコンのキュートな妹ちゃんが全面的にご奉仕してくれては心底幸せそうによがりまくる光景を見ているとそんなささいな瑕疵など気にならなくなってくるから不思議だ。個人的には着衣エロ率が高すぎるように思えせっかくの美味そうな肢体をもう少し開けっぴろげにしてもらいたいところだが、このへんは次回以降に期待しよう。このたび収録の物件中では、唯一の双子ものであり兄妹の過剰なまでのスキンシップが甘酸っぱくもエロっちい「はんぶんこするとしあわせ」と、強引マイペースな教え子ヒロインの暴走ぶりに先生は終始振りまわされっぱなしの「都合のいい性的な偶然」がよござんした。

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