話○ 抜◎-○ 消小-極小 総合○
時間を止められる時計を手に入れた少年たちがクラスメイトやアイドルを思うがまま犯りたい放題前中後編&フルカラー序章&巻末別エピソード1本+家風呂の改装で近所の銭湯へ出向いた主人公は経営者宅の同級生女子と熱く激しくスキンシップ本編&描きおろし後日談+独立短編3本。思春期入りたて男子女子の甘やかな交歓をヴィヴィッドに描き出す作者が新たなステージを得て奇想豊かに少年少女ガチファックをお届けの最新単行本は通算23冊めのコミックスにして当レーベル初見参だ。
すでに黄色い楕円単行本20冊越えの大ヴェテランたるこの人が三和出版からははじめて本を出すと聞いてそのキャリアを振り返ると、たしかにかなり多数の媒体で描いた経験があるわりに刊行されたコミックスの版元は比較的絞られている感じ。とくに近年は茜新社とオークスに物件が集中しているのでリリースされる本の造りもみな似たイメージだった。だもんで明らかに違う系統のデザインとなっている今作の装幀はなんだか新鮮。
茜新社のJuicyレーベルより上梓された前単行本「少年×少女」からちょうど1年、昨今はほぼ年イチペースでの発売となっているたまちゆき作品に今年もめでたく再会だ。ただ収録作の執筆時期は意外に幅広く、当版元の看板雑誌「コミックマショウ」にて2013-16年にかけ掲載の作品群となっている。この人の場合、少年漫画絵を基調にほどよくキュートネスを附加のさわやかな筆致は比較的安定した時期と大きく変化する時期とがあるのだけれど、今回該当するのは前者なので新旧の原稿を見比べての戸惑いは少ないはずだ。出版社直営の通販ページで内容見本閲覧が可能なほか、作者サイトの紹介記事でもサンプル画像掲示や各ショップの購入特典案内がなされているので、本屋へおもむく前にまずそちらの確認をオススメ。
メインの仕事先である茜新社の「Juicy」が中学生専科を標榜する関係でここ数年は登場させる女の子もそのへんが多数派なのだけど、こちらはそんなシバリなどないのでたまちゆき作品としては久しぶりに高学年JSヒロインが中心。小学生を描くときも以前よりはやや頭身が上がり女の子の表情は若干大人びたものになったが、あるやなしやのささやかな胸の起伏と折れそうなくらいに華奢な手足はあいかわらず健在だ。強く抱きしめると壊れてしまいそうなスレンダーボディのニンフたちが狭隘な蜜壷へゴリゴリ怒張ををねじこまれてアンアンイキまくる光景を存分に堪能できるって寸法ですよ。
ロウ/ミドルティーン男女の甘酸っぱいタイマンエロスに特化していた茜新社物件とは異なり、マショウ誌上では少々マニアックな趣向を導入し差別化。とりわけ分量的にメインコンテンツ扱いの連作「ボクらの停止世界」は、時間停止というエロ漫画おなじみのシチュを少年少女インピオの世界へフュージョンの意欲作。笑顔のままで固定された女の子の衣服をひん剥き好き勝手にレイプしては遠慮会釈なくナマで種つけのエグい展開はほのぼのラヴにすっかり順応していたたまちゆきファンの目を覚まさせるのに充分だ。ただし昔なら救いレスの胸糞強姦輪姦にしていたところをこちらでは行為の主体たる悪ガキに因果応報の結末を用意するあたり、和姦ネタにすっかり慣れた既刊読者への配慮なのかも。一方そのほかの作品は合法子作りだの秘密基地だの目を惹くアイテムを導入しつつも基本的には昨今おなじみの合意ファックゆえスムーズに受容できるはず。
濡れ場もまた直近作で主流だったクローズドな空間での甘々1on1セックスのみならず、大勢の女の子が同じ舞台へ続々と投入される多人数えっちものをプラスだ。とはいえ行為内容としては♂1×♀多の独占パターンや固定カップルを並列に配置などでスワッピングは基本起こらないので乱交スキーは要注意。タイマン/複数いずれも、たまちゆき作品最大の美点である女の子の表情豊かなイキ顔百面相やちんまい肢体をハードに活用してのガチ中田氏フィニッシュなどは当然のごとく標準装備であり息子の自慰表明もはかどりまくること必定だ。
発展途上のプレティーンボディを褥に横たえじっくり愛撫の和姦ラヴでも、あるいは四肢の自由を奪われ止まったままの体躯を無理やり押し開いての強要エロでも、思春期迎えたてボーイの猛り狂う欲望が存分に開陳される。暴れん棒を滑らかなスリットへ差し入れ粘膜どうしのハードな摩擦運動をくり広げるたび小刻みに発せられる彼女の嬌声を耳にしていっそう興奮。汗と涙とよだれまみれで絶頂するヒロインの狭隘な子袋の奥底へ許容量オーヴァーの白濁液を幾度となく叩きつけ2人してなおも覚えたての快楽に熱中する。
安心のたまちゆきブランドにほんのわずかいつもと異なるスパイスを加えて股間の昂ぶりも止むことなき逸品。女の子ワラワラの多人数エロスよりはじっくりねっとり1対1の方が個人的には好みなので作品によりいくらか使い心地に差は出たものの、俺とは逆に複数姦スキーの御仁ならばそっち系の実用度がグッとアップするだろう。このご時世にあってはかなり健闘している部類の面積小さめトーン修整もうれしく、昨今すっかりおっぱい星人の自分でもこの作家の描くマーヴェラスなスレンダー少女の痴態を前にしては激しく自慰表明せざるを得ない。なかでもショートヘア積極系同級生・松野悠希ちゃんが大浴場で2人だけの熱愛ファックにいそしみワンダフルなイキ顔さらしつつたっぷり膣内射精され絶頂の「ボクらの銭湯」/「ボクらの銭湯 After」は近年のたまちゆきヒロイン中でも私的最シコ娘ベスト5に入る会心の一撃でございました。
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