本年度の勝ち継投。

-夢咲三十郎「生イキJK弄り」ワニマガジン社 ISBN:9784799504352
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

純真なあの娘も素直じゃないアイツもいざ身体を開けば気持ちよく射精させてくれまくり短編12本+描きおろしショート漫画。とびきりの美少女たちがボンキュッボンのえっちな肢体をフル活用しては膣内深くザーメン注がれ絶頂のワンダフルな光景をゲップが出るまで反復の強力無比な抜き物件は作者ひさしぶりのコミックスだ。なおこちらは3月末発売のものをだいぶ遅延しての評価記事となっていることをあらかじめお断りしておく。
現在はおもに「ペンギンクラブ山賊版」や「ペンギンセレブ」で活動しているこの人のことはかなり前から知っている……というか、自分が継続的にエロ漫画を読みはじめたころにはもうキャリアを開始していた超のつくヴェテラン。ペンクラ系列には他にも壮絶に古株の漫画家が幾人かいるのであまり目立たないが、前世紀から途切れずに作家活動を続けているというのは業界全体を見渡してもかなりレアな部類。
そんなリヴィング・レジェンド的存在の人ながら近年は単行本刊行ペースがずいぶん緩慢になっていて、今回は2011年に上梓された前作「つまかん。」(当ブログでは未評価)からじつに4年半ぶりのニューリリースだ。うちで最後にレヴュウ対象にしたのはさらに歳月をさかのぼらなければならず、なんと2007年刊行の「妹はさくら色」以来のこと。
非常に古典的なアニメ絵ベースの作画はしかしながら業界のトレンドを適宜取り入れ進化していて、間違っても最新型とは言えないにせよ充分にキュート&ファンシィな筆致となっている。このへんは全盛期の絵柄で固定しそのまま刻が止まったかのような一部のペンクラ執筆陣との際立った違いだ。露骨にPC仕上げと分かりすぎるトーンワークはご愛敬だけれど、時代錯誤の劇画臭を引きずるよりはずっとマシ。なお例によって出版社サイドから内容見本つきのコミックス情報ページが提供されているので、心配な方は購入前にそちらを要チェック。
このたび登場の女性陣はコミックス表題どおりの女子高生尽くし……と言いたいところだが、通しで読んでみるとそれ以外にもJDだのナースだの若干上方向の年齢の方が数名ほど。ただそれらの方々も充分にティーンで通る愛らしいフェイスなので無問題。ルックスはラヴリィなのに首から下はたいそうグラマラスで、おわん型の優美なおっぱいに安産間違いなしのもっちりヒップという魅惑の組み合わせ。まさにどの娘も男子のちんこをしごかせるためだけに生まれてきたエロ漫画ならではのボディデザインでありいやがうえにも情欲をそそりまくり。
以前は長尺シリーズのガチンコ凌辱調教をモリモリ描いていたこの人が一転牧歌的な和姦ベースの作劇に転じたのがゼロ年代中盤以降のこと。DQNどもにヒロインが寄ってたかってレイプされなん本ものちんこをくわえさせられる昔の作品とはうって変わって現在はすっかり邪気が抜けたように平穏なラヴコメ模様に終始する。一部の3Pものを含め男子サイドが特段の努力をせずともヒロイン自身が成り行きでご奉仕してくれるタナボタエロスが怒濤のごとくくり広げられるさまは壮観。けっしてビッチとか見境なしというわけじゃなく女の子たちはむしろ清楚かつ純真ですらあるのだが、口車に乗せられあるいは雰囲気に抗えず気がつくとまんこを拡げさせられ挿入を許してしまうみごとなまでのチョロインぶりがたまりませんね!
ほとんどが1作品あたり16ページ、多くても18ページの超タイトな分量ながら、状況説明は最小限に抑えすぐさま本番突入の抜きオリエンテッドな構成により濡れ場は充分なヴォリュームを確保。ヒロインたちがおずおずとシャフトを握りしめながらのフェラからはじまり顔を真っ赤にしつつもみずから秘密の花園をご開帳しての挿入おねだり、激しく性器どうしの摩擦運動をくり広げたのち瞳をうるませ呼吸を荒げながらの中田氏懇願に至るまでとことん野郎どものチンピクポイントを押さえた演出の妙はさすが大ヴェテラン。
状況に流されるうちどういうわけか脱いで1発させるハメになった少女たちはそれでも従順に下着をずらし濡れそぼつ蜜壷をオープンセサミ。消え入りそうに恥じらいながらしっかり怒張をお口に含みつたないながらも必死にご奉仕するさまに感謝しつつ白濁を放出だ。休むいとまもなくこんどは待望の膣内へ暴れん棒をねじこみゴリゴリ内奥を貫き続ける。激しく腰を使うたび全身を打ち震わせ小刻みに甘い嬌声を発する彼女らの痴態が淫猥でたまらない。幾度となく気をやり執拗に膣内射精を促し続けるヒロインのご要望どおり、性の饗宴の締めくくりはJKまんこの奥底めがけて特濃種つけ汁の奔流をドプドプお見舞いだ。
およそストーリー性だとか物語的コクなどとは無縁だが、そのぶんおそろしく実用に徹したキング・オヴ・犯るだけ漫画が頭らかシッポまで詰まった逸品。どちらかというと1on1ファックの方が好みな自分は数本ある3Pものだと若干抜き度が下がったものの、かくもコンビニエントに息子をしごけるのは非常にありがたい。もっと頭身高めのソリッドな絵柄で問答無用強姦輪姦ネタを量産していた大昔を思うと萌えっぽくなったタッチで能天気な愛の交歓を描き出す最近の作品群はまるで別人のごとしで、この適度に力の抜けた感覚が読み手の方にも癒しとなって伝わりいい感じだ。今回収録の物件中では、フラれて落ちこむ主人公を優しくなぐさめてくれる女友達がいつの間にか身体まで許してくれ2度3度と膣内射精三昧の「友達だから…」と、アクシデントで骨折させた同級生男子の日常生活から下の世話まで面倒見てはモリモリ精液注がれて「同情するならヌイてくれ!」がことのほかシコリティ高し。