-あしもと☆よいか「歌おう、淫堕するほどの悦びを」ジーオーティー ISBN:9784860848538
話○ 抜○ 消小 総合○
借金のカタに心ならずもヤクザの慰みものとなる旅館の女主人だが守るべき彼女の妹とともにいつしか快楽のとりことなり連作2本+再婚予定の男と情交にふける母に反発するヒロインは結局のところ奸計に堕ちて前後編+生徒会は気楽なお仕事フルカラーショート連作2本+独立短編6本。清楚で純真な激カワおっぱいガールズが悪漢の手で無理やり性感を開発され意に反してよがり狂わされる凄惨な光景をじっくりねっとり執拗に描き出す作者最新刊は通算5冊めのコミックスにして本レーベルからの初お目見えだ。
絵柄は飛び抜けてカワイイ系なのにやってることは問答無用ガチレイプ満漢全席というすばらしきギャップを武器にさまざまな媒体で活躍するいままさに脂の乗っている作家のひとり。どちらかというとマイナー/中堅どころでの執筆が多いのでその実績ほどには知名度がまだ高くない印象だけど(作者さますいません)、まいど堅実なお仕事ぶりで鉄板の抜き物件だ。複数の雑誌で並行して描いているだけにストックがたまるのが意外に遅いのが難点だが、前単行本「孕めよ我が子宮、と少女は言った」から1年少々のインターヴァルを経て今年最初のプロダクトが完成。
今回は舞台も新たに当版元の総合エロ漫画誌「comicアンスリウム」で2014-16年の間に掲載された作品群を収録する。執筆時期が短いスパンで固まっているので、あしもと☆よいか謹製のキュートネス炸裂な作画は頭からシッポまで高値安定のクオリティ。ディジタル仕上げ特有の繊細かつゴージャスな画面処理もこの人の華のある筆致にはたいそう映えてナイスだ。なお出版社提供の単行本紹介ページにて内容サンプルおよび一部ショップの購入特典が参照できるので、作者に関する予備知識のない方は書店へおもむく前にぜひ一瞥を。
このたびぼくらをお出迎えの抜き担当女子たちは大多数がハイティーン~20代入りたてあたりのゴールデンエイジ。一部存在する子持ちママンもルックスは充分すぎるほどに若々しくて熟女苦手の自分でもノー文句で受容できる。そんな愛らしいフェイスの彼女らはしかしながらずいぶんとご立派な双丘をお持ちで、本作における下限年齢の高校生なりたてっ娘でもすでに発育は万全でまったく辛抱たまらんですたい。全員そのままアイドルにでも転身できそうなきらびやかでラヴリィなルックスなものだから、そのあと大半の方々に待ち受けている悲惨な運命との対比がよけいにきわ立つ。
というわけで既刊同様にくり広げられる物語のほとんどはなんの罪もない少女らがワルーいお兄さんやおじさんの毒牙にかかり人権蹂躙されまくっては望まぬ快楽を強引に引き出されるノンストップの受難劇。あしもと☆よいか作品にはめずらしく冒頭にギャグ風味の掌編や比較的穏健なオチのお話も存在するものの、本筋はやはりひたすら理不尽な状況のもと問答無用で強姦輪姦調教の地獄絵図だ。どんなに誠心誠意尽くしてもことごとく裏切られわずかな光明はたちまち悪意に飲みこまれて絶望の淵で震えながら情欲の隘路へと堕ちてゆくヒロイン転落の構図を我々読者は舌なめずりしながら美味しくいただける仕掛け。
当然のごとくエロシーンは支配/服従の非対称的な関係のもと築かれる強要プレイの連鎖。強制的に暴れん棒をお口に押しつけられ慣れぬご奉仕を強いられたのち濡れるヒマもなく前人未踏の蜜壷へいきり立つシャフトをねじこまれては無残に純潔を散らされる。たゆたゆのバストを乱暴に揉みしだかれ前後の穴を同時に貫かれながら避妊など考慮せず大量の白濁液を子袋いっぱいに叩きつけられるさまが痛ましくもエロっちい。屈辱とあきらめのなかひたすら膣内射精し続けられるうちいつしか快感を覚えいやらしいメスのツラさらして絶頂する彼女らの哀れな境遇に後ろ暗い悦びをついつい抱くダメ人間たる俺たちよ。
のっぴきならない状況に追いこまれ恥辱に打ち震えながら柔肌をさらすハメになる彼女らをベッドへ押し倒し股間から象さんをのぞかせて女子どもの目前にチラつかせれば服従するしかないヒロインたちは苦悶の表情でそいつにしゃぶりつく。無理やり白濁を校内に吐き出されむせて涙するも休息など許されずすぐさまロストヴァージン強行だ。強烈な衝撃が全身を貫きこの世の終わりのような叫びを発しても救いの手はどこからも差しのべられずひたすら破瓜したての膣内を責め立てられ嗚咽する。全部の穴を蹂躙され幾度となく中田氏されるうちいつの間にか気持ちよくさせられて歓喜の嬌声をまき散らす彼女の膣内深くまたしても大量の孕み汁が注ぎこまれ性の饗宴はいつまでも終わらない。
そんなわけで前作のアンリアルな世界から現代日本へと舞台を移してもあいかわらずのヒロイン転落肉奴隷化フルコースをゲップが出るまで堪能の1冊となっている。個人的にはたまに出てくるコミカル系のお話も特段の違和感はないし実用度は変わらないのでもっと増やしてもと思うのだけど、この愛らしい作画であえて凌辱メガ盛りという独自性はたしかに捨てがたいので悩ましいところ。前の本ではP・K・ディック、こちらではレイ・ブラッドベリと、SFの巨匠が草葉の陰で大激怒の不謹慎表題とともに、このえげつない路線をどこまで継続していくのかを見守るのが正しい姿勢なのだろうか。今回収録の物件中では、男子生徒たちの性的玩具として酷使される生徒会長は新入学の彼女の双子の妹まで生贄に捧げて(とくに片割れの明朗快活おっぱい妹ちゃんが最高にマイ経絡秘孔直撃!)「キングメーカー」と、極道どもの策略により姉妹そろって快楽堕ちの「暴力団温泉芸者」連作でことのほか我が砲身をハードユース。
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