-シオロク「含羞(はじらい)のパフィーニップル」ティーアイネット ISBN:9784887746237
話○ 抜○ 消小 総合○
ちんこアレルギーになってしまった幼なじみ女子を優しい先輩の助けも借りえっちで解決本編&先端恐怖症になってしまった主人公をこんどは彼女ら2人で治療続編+不運を引き寄せる呪いに苦しむ青年は出会ったばかりの爆乳賢者さんに解呪を依頼し連作2話+独立短編2本。極上美少女たちが感極まりはしたないイキ顔さらすと同時にピンと長乳首を屹立させて絶頂のエキセントリックアクメ全開な作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
当版元の看板雑誌「COMIC夢幻転生」は申しわけなくもごくたまのスポット買いゆえ執筆陣についてさほどくわしくはないのだけれど、王道のワニマガやコアに対しいつもとびきりの変化球を育てておいてサッと出してくる印象。ここ発の新人作家であるこの人もまた同様で、予備知識なしでお試し買いしてみた去年刊行のデビュー単行本 「スマホdeいいなり・従順カノジョ」は意外な驚きとたしかな実用性にうならされたものだった。いったんシオロクの魅力を知ればもうあとはデフォ買いで、およそ1年少々経ってリリースのこの新刊はリストに挙がった当初から購入確定ですよ。
多少粗っぽい描線でもひたすらパワーで押しまくるタイプの絵柄の印象が強いTIだけど(出版社さますいません)、この人はわりかし繊細なタッチで適度に萌え風味もまぶされたフンワリ系のそれ。収録作の初出を確認すると1冊めのラインナップにはなかった初期執筆の短編も入っているが直近作との品質差もなく筆致は安定。なお当社恒例のおそろしく浩瀚な著者情報ページで内容サンプル画像&試し読みが閲覧できるので、シオロク未体験の方は先にそちらを確認しておくとベター。
前作に引き続き登場ヒロインはJK中心に20代入りたてをプラスの万人受けな年齢層。いまのところ髪型以外の差別化要素が少なく描き分けにやや難はあるものの、あどけないフェイスにむっちりボディという非常にシコリティの高いデザインはメジャー感ただようもの。そこまでは昨今のエロ漫画業界の主流とも言える構成だけど、この作家で特徴的なのは乳の大小を問わず強烈に自己主張する乳首たち。今回のコミックス表題で謳うような「パフィーニップル(ぷっくり乳首)」というよりはその突端部分のロングっぷりがきわ立っている感じだ。長乳首をウリにするエロ漫画家と言えばかつて先駆者的存在がいたのだけれど、以後それを中心に据える作家の系譜はずっと途絶えていたように思う。
つむがれるオハナシの傾向としてはおおむね和姦ベースの甘口エロスとなるが、催眠アプリを主題に持ってきた前単行本のようにストーリー中になにか特殊な設定なりガジェットなりをぶちこむのがどうやら得意のようだ。奇妙なアレルギーに罹患させてみたり撮影した写真とヒロインの肉体がリンクしたり、はたまた突如SFティックな世界観を導入してみたり、さまざまに趣向を凝らすお話運びは駆け出しの作家とは思えないほど達者。かくも奇天烈なギミックをぶちこみつつも最終的には彼氏彼女のタイマンラヴもしくは両手に花の3Pへ誘導し無理なく物語をハッピーに締めくくるあたりのスムーズな作劇は将来いろんな媒体で重宝されそうな予感。
前述の特徴的な長乳首をことあるごとに見せつけつつヒロインたちが随喜の涙を流しイキ狂う光景を大ゴマで展開のエロシーンはかなり対股間破壊力が高い。1本あたり30-40ページにもわたる大容量を存分に活かしベッドインから本番突入までじっくり時間をかけ周到に盛り上げてゆく前戯描写やほおを紅潮させ呼吸を荒くする女の子のえらく煽情的な表情変化も素晴らしいが、なんといっても彼女らのアクメ到達を示すサインとして乳首がムクッと屹立し勢いよく飛び出るニップル描写の躍動感が出色。個人的に乳首へは特段こだわりなどないのだけど、シオロク謹製の執拗かつ濃密な乳首愛撫といよいよ感極まりニョキニョキとおっぱいの先端が勃起した瞬間のヴィジュアルは強烈なインパクトで脳裡に迫り思わず興奮でございますよ。
とびきりの美少女たちが褥に横たわり着衣をおずおずと脱ぎ捨てると出てくるのは下品なほどに存在感を発揮するビッグニップル。当初フラットなそれはステディな彼に指や舌先でじっくりいらい倒されるウチゆっくりと隆起を開始。全身の敏感なパーツを執拗に刺戟され甘い嬌声を発して下腹部をしとどに濡らす彼女の秘密の花園へ暴れん棒をおもむろにねじこみ粘膜どうしのハードな摩擦運動をスタートだ。肉ヒダの1枚1枚を独立した生きもののように蠕動させながらきつくシャフトを締めつけ全身を打ち震わせるおにゃのこ連中の痴態にいっそうエレクチオン。幾度となく膣内を押し広げられ内奥を貫かれては日本語にならない咆吼を発し昇りつめてゆく彼女の胸部の2つの頂が突如として飛び出しギューンと伸びきったその刹那、こちらも大量の精液を子宮の許容量いっぱいにぶちまけて両者絶頂祭りだ。
先に述べたとおり自分はさほどロングニップル好きというわけではないにもかかわらず、シオロク特有のえげつなく猥褻な長乳首屹立描写は股間をまことに辛抱たまらなくさせるデキ。どこか浮世離れした設定を平気で混ぜこみつつオーソドックスなラヴコメに仕立ててしまう辣腕のお話運びをも含め今後とも注目していきたい作家だ。このたび収録の物件中ではワン・アイディアを日常パートからエロまで上手いこと引きずってゆく短編2本が続きものよりお気に入りで、お堅いふりしてHに興味津々の同級生女子のもとへ次元移動しガチハメ逝かせまくりの「JUMP」と、部室に眠っていた謎のカメラを媒介に高飛車同級生の豊満ボディを存分に堪能「マドカメ」でもって大いに我が精巣のストックを費消。
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