話○ 抜○ 消小 総合○
抑えきれない情欲を一気に解放し乱れまくりドスケベガールズ大活躍短編全6本。ミステリアスだったり液腺と陸だったりの多種多様な女の子たちが美味しそうにちんこをしゃぶりトロトロまんこを貫かれて絶頂のワンダフルな光景をたっぷりとお届けの作者最新刊は別ペンネームを含めての6th単行本にして本名義による通算4冊めのコミックスだ。
デビューこそ他社ながらしばらくのち現本拠地「COMIC夢幻転生」の前身である「COMIC Mujin」にやってきて幾歳月、いまでは単行本の数も当レーベルからのものの方がずっと多くなってすっかりティーアイの子である。コミックスの刊行ペースもきわめて順調であり、前単行本「頭の中はいつも卑猥妄想中」発売から1年ちょっとの比較的短いインターヴァルでまたしてもお目見え。
シャープで軽快な一般青年誌系のタッチはいわゆる萌えっぽさは希薄なものの親しみやすい雰囲気で、トーンワークも重すぎず軽すぎずのいい感じ。なお本作には以前のホームグラウンドである「美少女革命R」(一水社刊)時代の作品が2本載っているのだが、このころの筆致と現在のそれとを比較するとTI移籍後の方がわずかながら描線の力強さが増しているような気がする。ただ作画の新旧差はそれほど極端ではなく、店頭でのファーストインプレッションのみでのジャケ買いでも裏切られるようなことはないはずだ。もちろん購入前にコミックス紹介ページで内容サンプルを確認のうえ買うのがもっともベターだけれども。
このたび登場の女性陣はほんのわずかな例外を除き制服世代のハイティーンで統一。描線はわりと硬質なのに女の子はみんなふっくらと丸顔なのがちょっとミスマッチでおもしろい。ボディの方も顔の輪郭と同じく肉づきのよい煽情的なカラダでありなんとも美味そう。
1冊まるまるの長編だった前作からこちらは一転して読み切り作品の寄せ集め。一時期ハードな凌辱系の作品を描いてきたのが最近は再び和姦寄りになってきて、それはこの新刊でも同様。展開としてはオーソドックスなラヴコメの定石を踏まえたものでそれほど特徴的ではないものの、それをカヴァーしてありあまるのがヒロイン連中の個性豊かなキャラメイクだ。前の単行本でもそうだったけどどこか一般常識から逸脱したタイプの女子を描かせると天下一品で、無表情のまま迫り来るクラスメイトだのボケボケ幼なじみだのやり手ぶってるのにどっか抜けてる娘だの多種多様なヒロインを取りそろえ。そんな彼女らとこちらはわりとマトモな人ぞろいの男子たちとのズレまくった掛け合いを見ているうちに読み手の方までなんだかほのぼのしてくるのですよ。
日常パートのオフビートなやりとりを堪能したのちはたっぷりとヴォリュームが割かれた濡れ場で気持ちよくヌキヌキ。とくに収録作のうち夢幻転生掲載の4本はいずれも30-40ページ台のメガ盛り仕様でドスケベティーンズのあられもない痴態を存分に楽しめる。とりたてて奇抜なシチュを用いるわけでもないシンプルな肉体言語の応酬ながら、みっちり熱っぽい男女の攻防を前戯から本番まで時間をかけお届けだ。肉厚のまんこがゴリゴリこすれる濃厚ファックもさることながら豊穣な擬音にまみれつつお口を大胆に歪ませてご奉仕のねっとりフェラシーンの充実ぶりは出色で、口腔エロ大好物の方ならエレクチオン度もいっそう高まること必至。
素直になれない娘も最初から好感度全開の女子も、制服をずらしたわわな肢体をあらわにすれば即座に発情モード突入。ブラウスの拘束から大ぶりの双丘を解き放ち先端をグリグリ刺戟すればたちまち甘い吐息が漏れはじめる。いつの間にか彼女の口は下腹部へと向かいパックリとシャフトをくわえ込んで絶妙な舌技でただちに先走り汁を搾取だ。そのまま休憩なしでたぎる怒張を準備万端の蜜壷へぶちこみ粘膜どうしをハードに摩擦しあって2人ケダモノのように情欲をむさぼり尽くす。ギュッと抱きあいハートマークを四方八方へばらまきながらイクイク連呼の彼女のティーンエイジまんこめがけ最後に特濃孕み汁の奔流をたっぷりとお見舞いだ。
女の子の個性豊かな言動を楽しみつつストロングエロスもじっくりと堪能のひと粒で2度美味しい作品集。ややザックリした作画であまりいま風のエロ漫画っぽい感じではないけれど、そのぶん一般漫画のみを読みつけてきた人が入門するには好適。いっとき手がけていたダークなノリの作品よりは本作のような路線の方がマッチしていると思うのでぜひ今後とも。収録物件のなかでは、キュートなのに感情表現の乏しい同級生女子をえっちで融かしアクメ顔に開眼の「とろがおにかわるまで」と、地味メガネさんとのプール掃除で彼女の隠れた素顔を知りラヴラヴファック「ひどく蒸し暑い日」がマイフェイヴァリット。
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