2017-01-30

本日のリセット・ポイント。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-Dr.P「初恋すぷらっしゅ!」コアマガジン ISBN:9784864369961
話◎ 抜○-△ 消小 総合○

長躯褐色無表情後輩女子の積極攻勢に短躯卑屈先輩男子は振りまわされっぱなし連作2本+独立短編8本。言動も性癖もまことに個性豊かなムチムチ肉感ヒロインたちと甘く激しくちょっとアホらしくラヴでコメりまくるほのぼのエロス満載の作者最新刊は通算6冊めにして成年マーク指定としての5冊め、そしてこの版元からの初お目見えだ。
長らくホームグラウンドにしていた「COMICペンギンクラブ」から「ナマイキッ!」へ移籍しいくつかの作品をものしたのち前単行本「ももいろデイドリーム」を非18禁指定で竹書房より上梓したのが2013年のこと。その後こんどはコアマガジンの「コミックホットミルク」を新たな拠点としてゆっくりしたペースながら無事1冊ぶんのストックを取りそろえ本作リリースにこぎ着けた。ちなみに黄色い楕円物件としては2012年刊行の「僕んちのミカゲさん」以来じつに5年ぶり。
健康的な王道少年漫画系の絵柄をベースに練り上げた爽快感100%のさわやかなタッチがキャリア初期からの変わらぬ特色。早い時期からヴィジュアルはほぼ完成形で、1冊めからこの最新刊まで読み通してもクオリティはずっと高値安定。今回は直近のホットミルク掲載作ばかりのなか1本のみ2012年に執筆したペンクラ時代の短編が載っているのだが、並べても特段の違和感がないというのはすごいことだ。よって表紙に釣られ衝動買いしたとしても君の高まった期待はすべてかなえられることだろう。
Dr.P漫画における最大のアピールポイントはなんといってもヴァラエティに富みワンダーに満ちた女の子連中の卓越したキャラメイクだ。明朗快活系からなんか企んでるタイプまで、はたまた天真爛漫ストレートありサッパリ本音の見えないミステリアスさんありとそのありようは多種多様。ハイティーンを中心に上方向数名がプラスされる彼女らは性格描写のみならずルックスもみなさん個性的で、肢体のベースはむっちり基調ながらおっぱいは大中小そろい踏み、髪型や目鼻立ちなど誰ひとりタイプが被らないのはすばらしい。なかには当初取っつきの悪そうな娘もいるのだけれど、お話が進むうちにいつの間にやらそんな彼女たちのキュートな部分がジワジワあふれ出してきて思わず抱きしめたくなっちゃったりするのですよ。
物語は全編これボーイ・ミーツ・ガールの普遍的なラヴコメ。この作家の常で登場人物たちは友人だったり同窓だったりとなんらかの形でリンクしており、あるお話で主役を務めたキャラが別の作品でカメオ出演していたりする。このへんは雑誌掲載時より最後コミックスにまとまってからの方がいっそう楽しめる購入者限定のごほうびだ。突飛なヒロインの言動にわりかし常識人な男子サイドが振りまわされるか、逆に女の子側が思いを寄せる男性相手に鼓動は高まりキョドリテンパリするかの2パターンで終始ドタバタと物語が展開されるが、最終的には思いを確かめあった2人が身も心も熱く激しく結ばれハッピーエンド。でも一瞬だけシリアスになったそのあともういちどスコーンとギャグで落とすのがDr.Pのいけずな部分ですなあw
恋に落ちる2人が距離を縮めてゆくその帰結としてのエロシーンは分量的には比較的アッサリめであるものの、汗だの体液だのにフェティッシュな執着を見せる描写やはじけそうな肢体を画面いっぱいにフィーチャーの細やかな演出で効果的に読み手の勃起中枢を刺戟。とりわけ帯コピーでも謳われているとおりお尻方面への注力ぶりはものすごく、わしづかみしてよし押しつぶされてよしのビッグヒップの躍動ぶりが喜怒哀楽クルクル変わるヒロインズの表情ともリンクして大いに気分を高揚させるから不思議。
紆余曲折ありつつもやっと気持ちを確認しあった彼ら彼女らはきつく抱きあいながらベッドイン。たっぷりした臀部を下着ごと揉みしだきながら徐々に布地をずらしようやく現れた淫裂に指をうずめてゆく。執拗な愛撫ですっかり濡れ準備万端の蜜壷めがけ暴れん棒をインサート。激しく内奥を突き上げられ痛みとも快感ともつかぬ未知の感覚にほおを火照らせ身もだえする彼女らの痴態が愛おしくもエロっちい。全身汗みずくになりながらハードな交合を続けいっそうきつく体躯にしがみつきはじめての絶頂を迎えんとするヒロインズの内へ外へとザーメンの奔流をお見舞いだ。
男子女子の軽妙な掛け合いとおバカなギャグをくり広げる日常パートから一転タイトに抱きあい真摯な愛の言葉をささやき合う熱っぽい情交へ至るまでの一連のシークエンスをじっくりていねいにつむぎ出すことであるいはあり得たかも知れない青春の1ページを読者に追体験させてくれる最上級のニヤニヤ製造装置。まいど濡れ場密度はけっして高くないのだけど、このすばらしきイチャイチャ模様を見せてくれるのならばそんなのはささいな瑕疵だ。女子サイドがS心をあらわにする一部の作品では私的実用度がやや低下したものの、マークなし物件の前単行本から再び成年指定となったことで視界もかなりクリアになり愚息もご満悦。どのヒロインもたいそう魅力的で全作美味しくいただいたが、なかでもオドオド系ふんわりヒロインが痴漢よけの紳士役を買って出た幼なじみ男子と結ばれる「ぽよぽよガールメランコリー」と、元気いっぱい格闘技先輩女子の挑発に草食系後輩男子も一発奮起の「フラストレーション・ホールド」でもって我が精巣のストックを大いに浪費。

0 件のコメント:

コメントを投稿