2017-05-30

今週の月見草ダイエット。

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-木谷椎「ひめはじめ」メディアックス ISBN:9784862018366
話○ 抜○ 消小 総合○

小学校教諭の主人公はあらゆる知略を尽くし周囲に露呈させることなく次々と教え子たちを合意のもと開発本編&彼の知的遊戯はふとしたことで徐々にほころびを見せはじめ続編+独立短編8本。繊細きわまりない筆致でもって年端もゆかぬ少女たちの華奢なボディが大人の薄汚れた欲望で無残に踏みにじられてゆく光景をヴィヴィッドにつむぎ出す作者最新刊は新作成年向け物件としての第7弾コミックスだ。なお今回は後述する年齢構成ゆえか初手からアマゾン八分を食らっているので、書籍情報リンクはまんが王のサイトへ。
いつの間にかよその出版社傘下になっていたり雑誌の創刊/休刊をせわしなくくり返したりと波瀾万丈の行状を見せつつもしぶとく業界にしがみつく一水社エロ漫画編集部だが、もう一方の雄たるゼロの者とともに、この人が長らく大黒柱として存在しているのが強み。いっとき一般誌との兼業をこなして執筆ペースが緩慢になったけれども、昨今はそれも回復基調でありがたいこと。
かくして前単行本「妹スワップ!」刊行からおよそ1年半の歳月を経てニューリリースのこちら、当初予定から発売日が若干遅延しやきもきさせたものの無事ゲットですよ。もとよりキュートネス炸裂な萌え風味の作画はますます洗練され、まるで砂糖菓子のように繊細な感触が上品かつラヴリィ。この出版社の常で収録作の初出をまるで書いてくれないのは困りものだけど、おそらく直近執筆のものばかりと見え全編にわたりクオリティは高値安定だ。
この滑らかなお筆先からちびっ娘からママンまでおよそどんな年齢のヒロインでも愛らしく描いてみせる作家なのだけど、今回はカヴァーイラストが雄弁に物語るとおり木谷椎初のオール年少おにゃのこ構成。それもランドセル世代支配率9割以上のガチペド尽くしときたもんだ。ほんのわずか存在するJCもお歳のわりに発育がよくなくてそのぶん犯罪臭もアップ。以前はつるぺたっ娘を投入してもそれはメインでなく巨乳女子の添えもの的扱いがなされていたのだが、この新刊では頭からシッポまでどこを見渡してもロリ!ロリ!ロリ! てなわけで良くも悪くも訴求対象がハッキリ限定された作品集ゆえ、この作家の描くビッグバストお姉さんなどがお好みの方は速攻回れ右推奨。
この極端に年齢レンジの狭い女子連中が乗っかる物語もまた従来とはいささか毛色が違うもの。1on1のイチャラヴや甘々おねショタ、お気楽ハーレムなどライトなノリの作品をおもに手がけてきた木谷椎にはめずらしくダークな雰囲気が色濃く支配する。もちろん既刊でもときおりほの暗いテイストのお話を投入してきたから実績はあるとはいえ、ここまで徹底して暗黒風味オンリーだと壮観だ。借金のカタに秘密の売春、村の奇習で幼女輪姦、地位を利用し教師が教え子を性的開発、拉致した少女を監禁調教……と3次元世界で実践すればたちまちお縄のシチュが目白押し。また大半のケースで男性側にも自分が幼い性を食いものにし搾取しているということを明確に意識させ、それを恥じるも開き直るも結果的にいっそうセックスを殺伐と救いのないものにする要因となるのだ。かくして完全無欠の凌辱系はむろんのこと合意エロの形態を採る一部の作品でさえも将来の破滅を予感させたりモヤッとする余韻を残したりで絶対ハッピーには終わらせないという強い意志が伝わってくる。タイマンラヴであれ乱交であれ一編たりとも世間に祝福される男女の関係を描かないことも含め、この新刊に対する作者の鬼気迫る情念のようなものが随所に感じられまことに凄惨。
暗雲立ちこめる物語世界にふさわしく濡れ場の方も終始ウェッティで淫靡な空気が支配する。プレイ内容自体が強要系中心なのは当然のこと、拘束し性具により慰みものにしたり少女の精神をコントロールして服従下に置いたりヒロインの人格蹂躙を旨とした卑劣な行為が頻発するのだ。それはある種の嫌悪感とともに背徳の悦びをも浮かびあがらせるアンビヴァレンスな高揚を読み手にもたらし、唾棄すべき所業が続くほどにいっそう興奮を励起せしめる。ここにお肌の滑らかな感触や女性器近辺のえっちなシズル感を従来以上に巧みなトーンワークでつむいでみせる木谷椎の卓越したヴィジュアルが加わり、かたくなな拒絶から未曾有の快感によりはからずも開花させられて一丁前のオンナの顔を見せ幼い肢体を打ち震わせる少女のはしたなさすぎる痴態があたかも鋭利な刃物のごとく読み手の脳裡にズブズブと突きつけられるのだ。
いまだ第2次性徴もはじまらないニンフェットたちは大人の邪悪な欲望に蹂躙され彼女らの純潔はたやすく手折られる。ろくに凹凸のないボディを褥に横たえられ発育不全のささやかなお胸や前人未踏のたてすじが衆人環視のもとあらわにされる光景が痛ましくもエロっちい。とまどい恥じらう彼女らの秘密の花園を指先や器具で執拗に責めたてて未知の快楽を無理やり引き出すうちいつしかそこはしとどに濡れ準備万端。屹立したシャフトを狭隘な膣内へねじこみコンパクトな子袋を激しく突き上げるたびまだしちゃいけないトロ顔をさらけ出し全身汗みずくで甘い吐息をもらす少女の艶姿に興奮しきりだ。いよいよ日本語にならない咆吼を発しはじめての絶頂へとのぼりつめてゆくおにゃのこ連中のJSまんこに薄汚れた白濁の奔流を大量に注ぎこみフィニッシュ。
物語のアトモスフィアといい登場ヒロインの年齢層といい従来の木谷椎作品を読み慣れた人々をとまどわせるのには充分で、ロリ凌辱に耐性のある方でないと気安くオススメはできない。しかしながら嗜好さえ合致するならばこの作家のますます洗練された作画技術や各種エロ演出ともあいまって極上の使い勝手を提供してくれることだろう。自分も当初は購入を躊躇したりもしたのだけれど、いざ買ってみれば大いに息子がお世話になり感謝。このたび収録の物件中では、教え子をゲーム感覚で堕とし後腐れなくそのちんまい体躯を楽しむもしだいに破滅の足音が迫り……の「れんあいげーむ」/「れんあいげーむ over」連作と、匿名の男たちが秘密裡に集まり少女の肉体をむさぼり尽くす「Lo-Fi」が私的フェイヴァリット。

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