-emily「恋愛スペシャリテ」文苑堂 ISBN:9784861172915
話△ 抜◎-○ 消小 総合○
ファンタシー異世界召喚者の怠惰なセックスライフ(既刊から継続シリーズ)アナザーエピソード2本+独立短編4本。ふんわり極上萌えっ娘連中が清楚な笑顔を最愛の男子の前でだけ娼婦のごときトロ顔へと変貌させ幾度も膣内射精され手はその都度絶頂するさまを充実のヴォリュームでお送りの作者最新刊は精液分泌支援物資としての通算6冊めにして完全新作単行本としての5th、そして本レーベルからの第3弾コミックスだ。
いまは亡き萌えエロ専門誌「コミックポプリクラブ」(マックス刊)最末期を飾る看板作家として大活躍ののち一般漫画へも進出を果たし連載作がアニメ化までされてすっかり大御所の貫禄。これだけキャリアが成り上がればさっさと成年向けからは撤退してしまいそうなものだが、現在でも当版元の看板誌「コミックバベル」でレギュラー掲載枠を持ち安定した活動を続けているのだからありがたい限り。さすがにポプリクラブ時代より産出ペースは落ちついたものの順調にストックもたまりこのたびの新刊リリースにこぎ着けた。なお今年1月に同じく文苑堂より上梓されたばかりの前単行本「ラブキス」が出ているが、それらはマックスでの既刊2冊から取捨選択の再録本ゆえ当ブログでは評価対象外であり、本稿で取りあげるのは2016年5月発売の前々作「みるきーポケット」以来約2年ぶり。
表紙/裏表紙でも明らかなように、萌えまっしぐらのキュートすぎるタッチがデビュー当初から最大の武器。ただ作画のディテイルはけっこうマイナーチェンジをくり返していて、いまの絵柄はポプリで描いていたころより若干頭身が上がり描線がずいぶん繊細になってと、数年前の単行本と見比べればその変遷がハッキリわかる。アニメ調のくっきりした線からやや輪郭が不安定にも見える描き方になったことからネット界隈だと「雑になった」などと揶揄する声も散見されるが、むしろ表情の微妙な揺れや女体の優美なシルエットを再現すべく作者が熟慮した結果だと自分は受け取った。収録作すべてバベル誌上で2016年末-18年にかけ掲載のものと直近原稿ばかりで絵ヅラの統一感はすばらしく、衝動的にジャケ買いしてもなんら期待を裏切られることはない。なおコミックス情報ページから内容一部抜粋の試し読みを参照できるので、emily初体験の方は購入前にそちらのチェックを。
この滑らかなお筆先から生み出される女性陣は年のころミドルティーン~20代入りたて附近。一部の異世界設定作品は年齢不詳だが現代日本換算でおおむね同様かと。ルックス的にはむろん誰もがとびきりあどけないフェイスであり立派な大人女性であってもティーン同然の愛らしさゆえ熟女嗜好の方は近寄らないのをオススメ。乳サイズは以前ほどにはビッグバスト一辺倒でなくちっぱいや並乳さんも存在するが依然として豊かな双丘の持ち主が多数派ゆえ童顔巨乳スキーの俺も安心。
ストーリーラインは当初のベタ甘ラヴ一辺倒から昨今はカップルたちの深い愛情をつむぎつつも登場人物たちの心にひそむ不安や悪意などダークサイドにもほのかに触れるようになってよりセンシティヴになった印象。その関係性も手放しで祝福されるものばかりでなくどこか後ろ暗くはじまったりなにか不穏なバックグラウンドを秘めていたりの背徳感ある作品がジリジリ増加。とはいえ総体としては合意エロの範疇に収め不快な感情をもたらす行為なども排除されているので読後感を悪くするようなことはない。ただあいかわらず続きもののストーリーをあらすじも注釈もなくやられるので以前の単行本を読んでいないと一部のお話が理解不能なのが難点。あと依然として科白まわしが日本語の会話として妙に不自然でギクシャクするのだけど、これはもう瑕疵とかでなくemily漫画の特徴なのだと思うべきなのだろうか。
以前にも増して破壊力が増したのが熱く激しく描き出されるエロシーン。掲載頻度が下がったのをおぎなうかのように最近は1本あたり28-32ページと尺に余裕を持たせていることから必然的に濡れ場総量もスープアップ。emilyお得意のふんわりボディ&ぷっくりまんこ描写もこの長丁場でいっそう映え、とりわけ2度3度4度とナマ中田氏がくり返されるたびやたらと扇情的な射精断面図がフィーチャーされて読者の勃起中枢を一気にオーヴァーレヴせしめるのだ。ここに日常パートでの萌え萌えフェイスを恋人の前では見る影もなくトロトロに崩し涙とよだれまみれでイキ狂う絶品アクメ顔がプラスされるのだからまことに股間が辛抱たまりませんね!
あどけない顔の下に隠れたスペシャルな肢体を最愛の男子の前でだけご開帳したかと思えば彼女は自分から舌先を絡めにゆき熱っぽい交合をおねだりだ。やがて唇から乳首へと愛撫の手は伸びていちばん敏感な部分へと侵入したその刹那少女はビクンと体躯を打ち震わせ早くも法悦の態。濡れそぼち準備万端の蜜壷へシャフトがねじこまれハードな抽送がくり返されるたび小刻みに嬌声を発し感極まってギュッとしがみついてくるその仕草がいとおしくも淫猥だ。すっかりハート目で口からはとめどなく唾液を垂らし日本語にならない咆吼を四方八方へばらまくドスケベガールの子袋めがけ幾度も白濁を打ちつけ許容量オーヴァーで逆流するまでエンドレス膣内射精。
おっぱいのもの寂しい幾人かではわずかに発射角が低下したものの、これまで以上におそろしく実用的なディープエロス&中田氏複数ラウンド制の濃厚きわまりないファックの充実ぶりに愚息も無条件降伏ですよ。引き続き一般漫画の方でも連載しておりエロに全精力を注げる態勢ではないにもかかわらずこれだけ使えまくる作品をコンスタントに供給してもらい感謝の極み。個人的には異世界だったり3Pだったりの変則パターンよりは普遍的な日常タイマンラヴの方が好みで、とりわけ家出っ娘を住みこみメイドとして雇い毎晩その豊満ボディに精液注ぎこみ放題の「Love Replica」と、親の再婚で同居することになった義妹とふとしたきっかけで結ばれて「Cherry Blossom」で包皮も発火するほどしごきまくりました。
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