2018-06-17

今晩のドネルケバブ。

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-さいだ一明「串刺しウブBitch」エンジェル出版 ISBN:9784873068114
話○ 抜○ 消小 総合○

もぎたてのアリスから熟れ熟れ淑女までみなこぞって恥も外聞もなくド派手なイキ顔さらし昇天短編全9本。ツヤツヤボディの淫乱ガールズ&レディースが積極的に下のお口で男根をほおばり肉食獣さながらにガツガツ快楽をむさぼり下品きわまりない痴態を披露する壮絶な光景をメガ盛りでお届けの作者最新刊は成年向け物件としての通算11冊めにして本レーベルからの第10弾コミックスだ。
当版元の看板誌「エンジェル倶楽部」で長らくレギュラーとして君臨するとともに、別の雑誌で他流試合を行ったり薄い本も手がけてみたりと多岐にわたりアクティヴな活動を続けている人。異様に密度の濃い画面処理が必須となった現代エロ漫画界にあってもひときわ作画コストの高そうなミチミチのトーンワークをほどこしていながら産出ペースは業界水準以上の速さを誇る働き者で、一昨年秋に刊行の前単行本「まんぐり・ごしごし」からおよそ1年半あまりと比較的短いインターヴァルでの再会である。
いっさい乱れのない美しい描線でつむがれたクリーンな絵柄にぬめるようなテクスチャの濃淡処理が組み合わされる精緻なタッチはキャリアの早いうちに基本が確立しており、以後はそれをひたすらブラッシュアップし続けている感じ。今回は収録作すべて前作刊行後のエンクラ掲載分と最新原稿ばかりゆえその艶やかな質感もまことにハイクオリティだ。いつものように雑誌公式web上の新刊情報ページから作品概要やサンプル画像を参照できるので、さいだ一明初挑戦の方はそちらをチェックしたのち購入可否判断を。
執筆時期によって熟女メインだったり若い娘主体だったりヒロインの年齢層はいろいろ変化するのだが、今回は10代ラスト附近をヴォリュームゾーンに上下方向いろいろプラスのオールラウンド型。おっぱいサイズも巨乳中心に若干名の並乳女子を配置と万人向け。雑誌の方針的にはアダルトさん中心になりがちなところ、ティーン多めに描いてくれるのが青い果実スキーの自分にはありがたい。あと自分の武器を自覚してか日焼けだったり褐色だったりと皮膚のフィニッシュに様々な変化を持たせるのが得意な作家で、年齢の上下や乳サイズの大小を問わずこの人の描くところのシルキーなお肌はいかにもザ・女体という感じで男子諸君の情欲をそそりまくりですね!
底抜けのバカエロから救いレスのガチ凌辱までおよそどんなタイプのお話も作れる人で単行本でも昔から明暗混在だが、時期によってそのブレンドの割合は異なる。直近数冊はそのバランスが若干ダーク方向へ寄った感じで、今作でも奸計に陥れられ肉体を捧げるハメになったり戦に敗れ敵に蹂躙されたり眠らされている間に純潔を散らされたりのエグいシチュが多め。ただそうした作品でも最終的には女子みな気持ちよさそうにイキまくるので読後感はさほど悪くなかったりするのがさいだ一明の持ち味。このへんを不徹底と感じるかスマートな処理と感じるかは人それぞれだと思うが、自分は後者の見解を採る。
ラヴラヴだろうと凌辱だろうと、ムチツヤボディをハードに使役してゴリゴリ性器どうしの真剣勝負を展開する濃厚きわまりないファックがこの作家のセールスポイント。1本あたり20ページ平均のそう多くない分量ながらヴェテランならではの卓越したお話運びにより濡れ場突入はスムーズで、以後じっくりと女体征服プロセスの一部始終が描かれる。コミックス表題どおり極太ディックで淫猥な蜜壷を思いっきりこじ開けられ執拗なピストン運動のすえ大量の白濁を子袋いっぱいに叩きつけられるまでの一連のシークエンスが女子連中のはしたなさすぎるアクメ顔百面相とともに読者の脳裡へゴリゴリ刻みこまれるのだ。
艶めく肌をいつの間にか羞恥と興奮で火照らせる彼女らはすでにして発情モード。滑らかな肢体を褥の上であらわにしみずから準備万端の秘密の花園を押し広げては男をいざなうのだ。ご要望にお応えし屹立したシャフトをメリメリ音を立てながら狭隘な膣口に侵入させ乱暴に奥の方を突き立てるとたちまち女子ども快感のとりこ。随喜の涙を流し全身を汗みずくにしつつ未曾有の衝動に打ち震え目玉グルグル回しながらイキ狂うさまが淫猥でたまらない。いよいよ日本語にならない咆吼を発し白目剥きながら体躯をのけ反らせるヒロインのドスケベまんこの最深部めがけ疾風怒濤の勢いでザーメンの奔流を叩きつけフィニッシュ。
精巧きわまりない華麗な作画と多種多様なシチュを盛りこんだ自在な作劇とで高水準の抜きプロダクトを生み出すこの作家がまたひとつたしかな仕事をやってのけた。私的嗜好からするとおっぱいサイズを高止まりさせつつ平均年齢をわずかに下げ若干やりすぎ感を覚えるようになったアヘ顔表現を少しマイルドにしてくれればなどと身勝手なワガママを言いたい点もありはするのだけど、熟女メインのエンクラ誌上でこれだけ10代女子をモリモリ描いてくれるだけでも感謝感激雨あられですよ。収録作いずれも息子をたいそう激しく活用させてもらったが、なかでも褐色バレリーナ少女を復讐の贄としてかつての後輩から奪い取り「ネトリLesson」と、男性保険医の描いた絵図にはめ込まれた少年は催眠凌辱の実行犯として同級生女子の清らかな肢体にナマ中田氏の「まだ起きないでね~」でもってことのほかティッシュを消費。

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