2018-07-07

本日のメタボリズム。

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-鬼ノ仁「新人女教師 新條優子(上)」ティーアイネット ISBN:9784887746954
話○ 抜○ 消小 総合○

有力者の御曹司である教え子の卑劣な策略により処女喪失した新人教諭はやがて恋人そっちのけで禁断の行為に没頭し表題作長編6話(第1-6話、以下続刊)&別ヒロイン登場アナザーエピソード1本。意に沿わぬ関係のはずが豊満な肢体を開発され女の歓びを覚えるうちいつしかそれを待ち望み愉悦に全身を打ち震わせ昇天するに至る変貌ぶりを余すところなく詳述の作者最新刊は完全新作黄色い楕円物件としての第11弾にして本レーベルからの2ndコミックスだ。
清楚な制服少女たちが未曾有の快楽におぼれゴリゴリ精液注がれまくる壮絶なハードコアファックを武器に華々しくこの業界へ殴りこみをかけてきたのがもう十数年前のこと。以来多少の浮き沈みはあれど常に最前線で活躍し一般誌までフィールドを広げてと八面六臂の活躍を続ける。超人的な執筆ペースを誇った最盛期ほどではないにせよ現在も精力的に執筆しており、同じTIから2015年に上梓された前単行本「僕の麻利恵さん」からおよそ2年半の歳月を経ての新作リリースとなった次第。
極限までシャープな描線を用いディテイルのひとつひとつまでみっちり描きこむおそろしく緻密なタッチはキャリア初期からすでに基本は確立されており年々それがリファインされている。この偏執狂的なまでにカッチリした画面造りは一級建築士という作者のもうひとつのスキルが反映されているといえようか。TIは残念ながら収録作の初出を記してくれないが自分で確認したところ2015-17年にかけ「COMIC夢幻転生」誌上で連載のものをぶちこんだようで、瀟洒かつキレのある鬼ノ仁最新型のヴィジュアルを堪能できる仕掛け。例によって出版社提供のコミックス情報ページからサンプル画像および1話試し読みが閲覧できるので、事前にそちらをチェックののち購入に踏みきるのを推奨。
デビュー当初のセーラー服女子専科から2010年代に入ると女性陣の年齢層は徐々に大人系へとシフト。今回も脇キャラにJK投入があるもののメインヒロインは女教師さんだ。新人設定ゆえまだ20代前半のはずだが元来頭身高めのボディデザインをする人ゆえもっとアダルトティックな容姿に感じる。肢体描写の方は明確にグラマラス系で、ボンキュッボンの強烈にコントラストの効いた体躯は現実世界だと絶対不可能であり、お得意の粘膜テラテラ性器描写ともあいまって読み手の勃起中枢を痛いほどに刺戟。
男性教師×パツキン留学生の交歓を描く前日譚的な冒頭短編「僕たちの始まり」から直後に開始されるタイトル・チューンとは登場人物も物語世界もシームレスにつながっており不可分の関係を成す。なお表題作連載は現在も夢幻転生で続いており、最新話でおそらく今後刊行されるはずの下巻の中盤くらいまで経過したところか。そんなわけでネタバレになりそうな要素は意図的にボカしつつ概要を紹介する。
恋人とねっとり愛撫し合うも挿入はかたくなに拒む新人女教師の美女・新條優子(しんじょうゆうこ)。彼女の最近の悩みは金持ちの権威をカサにちょっかいをかけてくるいけ好かない男子生徒・竹中竜二(たけなかりゅうじ)の挑発が度を超してきたことだ。模試で満点を取ったらセックスしろと迫ってくる竹中の脅しをかいくぐろうとしたものの逆にワナに堕ち処女を奪われてしまった優子は変態的なシチュでのキメセクなど竹中の駆使する調教技術により徐々に欲望の隘路へ足を踏み入れて――というのが物語のアウトライン。その後もわざと飢餓感をあおるようにじらされ嫉妬心をかき立てられて、当初かたくなに関係を拒んでいたはずがすっかり心操られ竹中との行為を熱望するに至るのだ。その他竹中の手引きで優子へ懸想する別の男子生徒が目隠しプレイで本懐を遂げたり淫行の証拠を握ったセクハラ校長に1発ハメられたりとさまざまな竿にまんこを蹂躙される優子にある危機が迫り……というところで続きは次巻。すでに幾多の傑作長編をものした鬼ノ仁の筆は自在に動き随所にスペクタクルをつむぎ出してヒロインの受難劇はなおも止むことなし。
1話あたり22-36ページの大容量の多くをエロシーンに割きファックはまことに充実。もとより問答無用ストロングファック絨毯爆撃をウリにしてきた人であり、その最大のセールスポイントであるピキピキちんこ&ウネウネまんこのハードな合従連衡はあいかわらずのド迫力だ。昔は超高密度な性器描写に対しおっぱい方面は若干おざなりだったけどいまやそれも解消されじつに美味そう。ヒロインにさまざまな性戯をほどこしどこへ出しても恥ずかしい一人前の肉便器へと調教してゆくプロセスの一部始終が流麗な作画でみっちり描かれるさまは圧巻。学校内で/公衆便所で/夜の自宅で/ホテルの一室で、彼女は好きでもない男にその身をゆだね執拗に粘膜の奥を摩擦されながら大量の白濁を打ちこまれ幾たびも絶頂するのだ。
よこしまな欲望の餌食となった完熟ボディはまるで玩具のごとく乱暴に褥へ打ち棄てられ無造作に蜜壷へ指先を差しこまれる。当初固く閉じていたそれは執拗な愛撫でほぐれてゆきやがて蜜を帯びてスタンバイOK。強引に柔肉を押し広げられいきなり抽送をくり返されるうち破瓜の痛みもはや快感へと変わり彼女は覚えたての衝動に身を打ち震わせるのだ。休むいとまもなく精液を子宮に注がれ続けその都度絶頂させられていつしか肉欲のとりことなったヒロインはついに自分から交合を熱望し執拗に膣内射精されて身体中を分泌物まみれにしながらケダモノのごとく咆吼する。
擬音と液汁とが超高BPMで画面を行き交うなか性器どうしの真剣勝負が執拗にリピートされるまいどおなじみ鬼ノ仁節が今回も炸裂だ。オハナシはまさにこれから佳境というところであり最終的な物語評価は下巻刊行後になるけれど、導入からここまでは期待どおりの盛り上がりといっていい。自分としては昔みたいにJKヒロイン主体で描いてもらいたい気持ちはあるけれど作品の完成度にはまったくノー文句。巻末著者あとがきで少々ショックな記載がありさびしくも思うけどまずはこの波瀾万丈のストーリーの完結を待ちたい。

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