2018-09-28

今宵の引退会見。

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-蒼津ウミヒト「発情! 少女エクスタシー」三和出版 ISBN:9784776991458
話△ 抜○ 消小 総合○

キモメン中年軍団がこぞってレイプナマ中田氏実践連作シリーズ3本&描きおろし登場人物座談会+男をだまし有り金を巻きあげるJKに正義の天誅本編&改心しすっかりセックスに夢中後日談+独立短編5本。清楚な少女から褐色ギャルまでこぞって犯され膣内射精され放題のハードコアファックを大量供給の作者最新刊は本名義での第3弾にして旧ペンネーム時代を含めての通算4冊め、そして当社からのファーストコミックスだ。
いくらかラフではあるもののキュートネス炸裂の絵柄でもっておっぱいっ娘が乱れまくりのすばらしき芸風を武器に商業/同人とも精力的に活動を続けている人。しかしながらどうもひとつの出版社に落ちつくのが苦手なようで、いろんな媒体を渡り歩いては新たな雑誌へと参戦するのをずっとくり返している。それゆえこれまでの本はすべて版元が異なっており、今回も2016年に文苑堂より上梓された前単行本「誘惑ガールズ」から2年半のブランクののちまたしても河岸を変えてのリリースとあいなった次第。
愛らしい制服女子がビッグバストを景気よくろび出しつつ褥に横たわるなんとも扇情的なカヴァーイラストでまずツカミはOK。中身の白黒原稿はもう少しザックリしたタッチではあるもののおおむね表紙の印象を踏襲する萌え萌えした作画だ。前述したとおり活躍の舞台は多様で、収録作の初出をチェックすると当社刊の「コミックマショウ」のみならずいっとき本拠としていた「コミックバベル」(文苑堂刊)や1本のみ「コミックメガストアα」(コアマガジン刊)掲載作があったりとまあいろいろ。執筆時期は2015-18年と極端にロングスパンではないのにこのバラつきぶりはタダモノでない。なお出版社公式webにある単行本情報および著者pixivアカウントの発売告知エントリから書誌データやサンプル画像が確認できるので、ジャケ買いが不安な方は先にそちらを覗いておくのをオススメ。
以前からハイティーン巨乳ヒロインをもっとも多く手がけており、それはこの新刊でも同様。セミロングないしは長髪のラヴリィフェイス女子がド迫力おっぱいをブリブリ揺らす蒼津ウミヒト漫画おなじみの光景だ。そうは言っても既刊と比べ変化はあり、オーソドックスな美少女ヒロインに加えこの新刊ではにわかにギャルギャルしい女子の登場率が上昇。まあガチガチにスレた感じでなく外見的な差異もせいぜい着衣が多少華美で日焼け肌なくらいなので、昔からのファンもそう違和感なく受容できるはずだ。
ほぼ甘口和姦一本やりだった前作に対し今回はにわかに強要エロスが増え、帯訴求コピーでもなにやら不穏なアオリが踊る。ただ実際に読んでみるとプレイ内容こそ凌辱系ながらお話のトーンはそこまでダーク志向でなく、ことに冒頭からのオムニバスもの「種付けおじさんの生活」シリーズはむしろくたびれた中年竿役たちのほのかなペーソスすらただようトボけた読後感だ。その他の読み切り群も少女らの悪行をちんこパワーで改心させる展開がメインで、最終的にはすっかりセックスの快感に目覚めたヒロインが幸せいっぱいに絶頂するので読んでるこっちもホッと安堵ですよ。
そうは言いながらガッツリ女体蹂躙フルコースの濡れ場はたいそうユースフルで、こちらは宣伝文句どおりの濃厚ファックが堪能できる。1本あたり20ページ以内のタイトな分量ながら日常パートをサクサク済ませすみやかに本番突入するのでエロシーン密度も充分だ。ツヤツヤボディをさまざまな分泌物で汚されぷっくりまんこを幾たびも男根で貫かれながら執拗に粘度の高い白濁を注がれまくるハイカロリーな交合を基本に、ふだんの無邪気な笑顔を度重なる凌辱劇ですっかり曇らせたかと思えばなん度も射精を受け止めるうちいつしか快楽のとりことなり絶品イキ顔さらして昇天というおにゃのこ連中の顔面3段変化をダイナミックに展開。
天使のごとく無垢なのから小悪魔さながらに奸計をめぐらすのまで十人十色のヒロインも偉大なるちんこパワーを前にすれば全員たちまち無条件降伏。10代特有のはち切れそうな肢体を白日のもとさらけ出しては覚えたての行為に没頭だ。汚っさんのえげつない怒張が前人未踏の肉ヒダへ強引にねじこまれたかと思えば粘膜も破けようかという勢いで激しくピストンされ苦悶の叫びを上げる少女もいつしか苦痛がめくるめく快感へと変わり瞳にハートを浮かべ四方八方へ淫語マシンガン連射の変貌ぶり。トロトロのイキ顔を披露しながら日本語にならない咆吼をまき散らし昇りつめてゆく彼女のJKまんこの最深部めがけ最後に受胎確実の特濃ザーメンをお見舞いだ。
前作でのファンシィな萌えエロ基調からプレイ内容はいささか殺伐となったものの、どこかオフビートな味わいですんなり読ませてしまう蒼津ウミヒトマジックは健在。渾身の連作シリーズが中絶を余儀なくされたりクライアントの要請にとまどったり巻末著者あとがきではいろいろボヤいてたりもするけれど、童顔巨乳女子大好きっ漢の自分としては非常にありがたい作家であり紆余曲折ありつつも引き続き商業誌で活躍していただきたいもの。このたび収録の物件中では、じつは妖怪だった同級生女子と特殊プレイをはさみつつガチンコ種族繁栄ファックの「磯波の同級生」と、見知らぬおじさんと2人閉じこめられた空間でツボ押しお漏らし中田氏セックス「密室エレベーター+おじさん=???」がお気に入り。

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