2019-01-05

今月のシアトル・カフェ。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-たまごろー「カラメルハメアート」富士美出版 ISBN:9784799505984
話○ 抜◎-○ 消小 総合○

純真天然無知っ娘がおっさんの手ですっかりセックスの快楽に開眼し中編3話+独立短編7本+前作発売宣伝漫画+前々作収録シリーズ描きおろしアナザーエピソード。淫乱ボディをガツガツ攻略され執拗に膣内射精され続けるたび心底気持ちよさそうにイキまくるドスケベガールズ&レディースがてんこ盛りの作者最新刊は通算4冊めのコミックスだ。なおこちらは初回限定版と称しドラマCDが付属しているが、当稿での評価対象は単行本本体のみとなっていることをあらかじめお断りしておく。
明るく楽しくドエロくの快楽至上主義を引っさげて当版元の「コミックペンギンクラブ山賊版」誌上に華々しく登場しあっという間にスターダムへ登りつめた人。それ以前から続けている同人活動とともに執筆ペースも旺盛で、明朗快活ヤリマン系エロ漫画の描き手としてはもはやトップクラスといえよう。しかしながらペンクラ山賊版の隔月刊化→電子移行などで若干その歩みは遅くなり、前単行本「童貞男子更生委員会」刊行からちょうど2年とこの作家にしてはインターヴァルが空いた部類。
見るからにポップ&キュートなアニメ系の絵柄は好感度が高いのみならず迷いなく引かれた描線や巧みなトーンワークなど技術面でも非常に洗練されまことにウェルメイド。富士美の悪癖で収録作の初出がどこにも見当たらないが、おそらくは前作刊行後の原稿ばかりのはずで品質は高値安定。以前は書誌データのみの簡素な紹介しか載せていなかったが今回は出版社提供の単行本情報ページから内容立ち読みが可能なので、たまごろー未体験の方も購入前にそちらをチェックしておけば万全。
このたび我々の股間の愉悦に貢献してくれる女性陣はハイティーン制服女子を中心にプラマイ数歳といつもどおりの構成……と言いたいところだが、母娘丼作品でこの人にはめずらしく妙齢のママンを投入。とはいえ10代ヒロインはむろんのことそうした年長さんですらじつにラヴリィな造形なので熟女苦手の俺でもまったく受容のハンディなし。大人しそうなのからギャル系まで、ツンツンしてるのあり当初から好意むき出しのありと造形も多様だ。あとつけ加えるなら各単行本ごとに数人は存在していた貧乳っ娘がこの新刊では皆無なので、たまごろー謹製のつるぺたさんを楽しみにしていた諸兄は今回ご愁傷さま(個人的にはまったく支障ないけど)。たまごろーキャラであるからには当然そんな彼女ら全員こぞってちんこ大好きっ娘であり、積極的に男の股間へまたがりゴリゴリ腰を振って問答無用で精液搾取しながらだらしないアヘ顔さらし絶頂のセックスマシーン勢ぞろいですよ。
物語の方も恒例のスカッとさわやかガチハメ三昧の超エピキュリアスな光景が横溢する。貞操観念ほぼゼロのドスケベビッチたちが邪心なく全力でストロングファックに没頭し心の底から満足げに昇天する光景を目の当たりにして我々も彼女らの度を超した淫乱ぶりを非難するどころかいっそ崇高なまでに快楽チュチェ思想が貫徹されるさまに心打たれるのだ。やや長編志向へ振った前作に対しこの新刊において続きものはわずか1本で残りは読みきりと以前のスタンスに回帰した感じだが、キャリアのたしかな蓄積を反映して物語それぞれに多彩な趣向が凝らされ飽きが来ない。女の子の無知につけ込んだり自分から刺戟を求めあえてダークサイドに踏みこんだりといささか不穏な雰囲気をただよわせるいくつかのお話も最終的には女子みなきわめてポジティヴに肉欲を充足し満たされるので読後感はきわめて良好。
たまごろー漫画最大のウリはなんと言ってもダイナミックに性器どうしが合従連衡し幾たびも子宮の奥に特濃ザーメンが放たれる超ハイカロリーな濡れ場。20ページ内外のそう多くない分量ながらエロシーン支配率は異様に高く、ちびっ娘から母親まで等しくちんこに夢中となりド派手にあえぎまくりながらくり返し子宮の奥底に粘度の高い白濁を叩きつけられるナマ中田氏多回戦仕様が全作品で貫かれる。序盤コンドーム付きファックが展開されてもそんなのはゴムなしセックスの比類なき気持ちよさを引き出す小道具に過ぎず、出てくる女子みな粘膜どうしハードに摩擦しあいながら際限なく漢汁を注がれてその都度トロトロのイキ顔を恥も外聞もなくさらけ出すのだ。
当初気乗りしないのも初手から犯る気満々なのも、いざ目の前でいきり立つ怒張を見せつけられれば女子みな速攻で発情モード。自分から股間にしゃぶりつきハードなご奉仕でたちまち先走り汁をゴクゴク飲み干すのだ。休憩なしにこんどは準備万端の蜜壷を押し開きゆっくりとビッグコックに腰を落としてさっそく性器どうし干戈を交える。激しく内奥を貫かれるたび獣じみた咆吼を発し全身全霊でイキ狂うさまはまさに単なるメスにほかならない。子宮の許容量いっぱいに達するまでくり返し精を放たれその都度全身をのけ反らせ絶叫するヒロインの淫乱まんこに最後のザーメンの奔流がぶちまけられたその刹那四肢を激しく打ち震わせ一気に絶頂、そののち膣口からコポッと白濁を逆流させ呼吸を乱しながら満足げに行為の余韻にひたる光景がむしろ神々しくすらある。
容赦ない特濃ストロングファックの応酬のなかヒロインが積極的に行為へ没入し派手派手しく絶頂する肉食セックス満漢全席がデビュー作からこの最新刊まで徹底的に反復されるいつものたまごろー節にあってわずかばかりの変化も。まずこの作家が好んで描いてきた褐色JKものが今回描きおろし1本のみとなったので、たまごろー作品に対しビッチギャル要素を最優先で希求する向きはいささか失望するかも知れない。あと前作あたりから女の子のアンダーヘアを積極的に描くようになり、この新刊では大半のキャラにモサモサが。個人的嗜好からすると前者はとくにプラスにもマイナスにも働かないのだけど、陰毛についてはこの作家のプレーンなキャラ造形と不協和音を起こす感じがしてどうしてもなじめない。まあそう言いつつも問答無用ナマ中田氏連続攻撃にはあいかわらず愚息が無条件降伏なのですが。どの作品も鉄板の超絶抜きツールなのだけど、なかでも低身長巨乳強気女子が身長を伸ばすため間違ったネット知識をもとに幼なじみ男子の精液を膣内でガツガツ摂取の「SUPER MILK」と、休みの間に小学校で水泳コーチをつとめるヒロインを競泳水着姿のままハメ倒し淫語責めマシンガン連射「夏のアルバイト」が私的フェイヴァリット物件。

0 件のコメント:

コメントを投稿