2019-10-20

本年度のブラディ・サンデイ。

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-ハチゴ「ハーレム女学院・体験入学」ヒット出版社 ISBN:9784894658141
話△ 抜◎-○ 消小 総合○

女の子だけの学園へ体験入学でやってきた少年は期間中昼夜を分かたず生徒全員に種つけ三昧表題作長編全8話。キャッチー&ラヴリィな筆致でもって十人十色さまざまなタイプの萌えっ娘どもにエンドレス膣内射精のマーヴェラスすぎる光景を疾風怒濤の勢いでお届けの作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。なお機種依存文字につき使用を避けたのだけど、単行本タイトル中のナカグロは本来ハートマークでございます。
自分が大昔から定期購読しているこの版元の看板雑誌「COMIC阿呍」は大御所の執筆陣が長らく固定で描いている印象だけど、そんななかでもひそかに新陳代謝は進んでおり、今回評価の俎上に載せるこの人も同誌新人賞上がりのニューカマー。受賞後は堅調な掲載ペースを守っていて、去年4月に上梓されたデビュー単行本「はにめも」からおよそ1年半の歳月を経て待望の2nd Edition登場とあいなった次第。
ふんわり柔和な印象の愛らしい萌え絵は古典的すぎず先鋭的すぎずのいい塩梅だ。中身のモノクロ原稿も表紙に準ずる雰囲気で、カヴァーイラストのみ見ての衝動買いでも期待を裏切られるようなことはないはず。さっそく収録作の初出を確認するとすべて直近2年以内の阿呍掲載分ゆえ作画のブレもなく品質は高値安定。昨日レヴュった同時発売の昭嶋しゅんと同様に出版社公式web内のコミックス情報ページで豊富なサンプル画像を参照できるので、ジャケ買いに不安を覚える方は事前にそちらのチェックをば。
このたびぼくらの股間の慰安に貢献してくれる女性陣は設定の都合上すべてハイティーン制服女子となる。みんな大好き童顔巨乳系の造形を基本に、髪型や乳サイズなど細かく差異を設け大量の登場人物をキッチリ差別化しているのは立派。年齢レンジが極端に狭いので熟女スキーやつるぺた大好きっ漢にはオススメしかねるが、そのなかでもこれだけヴァリエイションをつけられればたいていの人はオキニのヒロインを見つけられることだろう。
読み切りおよび数話構成の短い作品ばかりだった前作から一転こちらは1冊まるごとの長尺シリーズ。よっていきなり物語の概要紹介からはじめたい。体験入学の招待状を手に名門女子校・蜂蜜女学院を訪れたのは平凡な少年・是津倫之介(ぜっつりんのすけ)。校門に到着するや大歓迎を受け、ひときわ目を惹く美少女に手を取られたどり着いた部屋でいきなり裸になりご対面。その彼女――1年委員長・純条寺花恋(じゅんじょうじかれん)によれば、3日間の体験入学中に女生徒全員に種つけするのが彼に課されたミッションだという。かくして倫之介のうれし恥ずかし期間限定ハーレムライフが幕を開けたのだった……というのがオハナシの発端。その後は1年→2年→3年と次々にJKまんこをゴチになり最後は定番の全員集合ファックで華やかにシメ。そのかたわらで当初よりメンターとして活躍してくれた花恋さんとはとびきりのラヴをくり広げ読んでるこっちも赤面必至ですよ。正直ストーリー展開自体はコテコテの定番進行で物語的うまみは希薄だけれど、それだけに難しいことを考えず股間の摩擦運動にすべてのリソースを割くことができる仕掛け。
物語パートを極限まで圧縮した結果、大量の女の子とガチファックにいそしむエロシーンは未曾有の高密度に達している。1話あたりほぼ24ページ固定の平均的な容量のほとんどをまぐわいに費やし、いろんなタイプの女の子へ精根尽き果てるまで特濃孕み汁をガッツリ仕込みまくるのだ。その設定から必然的に複数姦の場面も多く、視界360度まんこに囲まれながら代わる代わるそいつをご賞味してはドプドプ中田氏三昧の女体アラカルトはまさに全男子垂涎のドリーミンワールド爆誕。また物語中のカギとなる女の子とはとくに濃密かつていねいな愛の交歓が描かれ、ハーレムものといえどなにやら疑似恋愛風味をかもし出しスウィートネス炸裂でございますよ。
女の子側から積極的にアプローチしてきては自分から秘密の花園をオープンセサミし子種をおねだり。辛抱たまらず魅惑の女体へルパンダイヴののちおもむろにたぎる怒張を蜜壷の奥までねじこみ性器どうしの真剣勝負を開始する。ねっとり舌を絡め合いながら汗だく汁だくファックに没頭しては彼女らの子宮へ次々と熱い白濁を放出×全校生徒分のストロングセックス乱れ撃ちだ。最後はJKまんこ全員集合ののち一列にズラリと並べ各個撃破ののちとどめの受胎確実ザーメンをコッテリと叩きつけフィニッシュ。
どちらかというとタイマンラヴ志向で多人数エロはけっして得意科目でない自分だけど、これほどまでに濃厚きわまりない女体回転寿司を過剰供給されればシャッポを脱がざるを得ない。ヒロイン造形のいかんによりいくらか私的実用度は変動したものの、総体として非常にコスパのよろしい抜きツールといえよう。処女単行本ではまだ作風が固まっていない印象だったがどうやら今後はこの路線で押し通すようで、やるからにはハーレムエロの頂点を目指し邁進していただきたいもの。多彩なおにゃのこ波状攻撃のなかでは、実質的なメインヒロインであり物語のナビゲート役としても大活躍の学年委員長・花恋さんと、恥ずかしがり屋の厚着女子・楓さんがことのほか我が勃起中枢を直撃。

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