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2017-06-08

今季の凱旋登板。

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-いのまる「青春SEX」ティーアイネット ISBN:9784887746534
話○ 抜○ 消小 総合○

童貞喪失に失敗した巨根主人公は学園で評判の占い師のもとへ訪れてから一転まんこ尽くしのハーレムライフ実現連作3本+独立短編4本。底抜けにおバカなエロコメから痛みをともなう愛の思い出まで多彩なラヴ模様に乗っかり美女/美少女が大胆に乱れまくる性のワンダーランドをお届けの作者最新刊は成年向け仕様としての第11弾コミックスだ。
いっとき一般誌へ出稼ぎに出ていたのがこの界隈に戻ってきてから異様なハイペースで量産を続けている業界きってのワーカホリック。本作の刊行によりこの2年で4冊の完全新作単行本をリリースというのは多少なりともエロ漫画を読みつけている人なら想像を絶する事態なのがおわかりのはずだ。そんなわけで昨年11月発売の前単行本「彼女達の性交渉(ヤリカタ)」から半年あまりとごく短いインターヴァルでの再会となった次第。
流麗な線でつむがれる端整な一般青年誌系の絵柄はいくらか硬質ではあるけれどそれがむしろ女性キャラの凛とした美貌を引き立てていてナイス。例によって収録作の初出媒体/時期を書いてくれていないので確認したところ、すべて前作発売以降に「COMIC夢幻転生」掲載の最新型いのまるオンリーということでクオリティは高値安定。いつものように出版社公式サイト内の作家情報ページでサンプル画像閲覧や1話まるごと試し読みが可能なので、いのまる初体験の方はそちらを要チェック。
今回ぼくらを慰安してくれる女性陣は年のころミドルティーン~20代中盤あたりのゴールデンエイジ。切れ長のツリ目女子が大得意なこの作家にはめずらしくタレ目ヒロインが1名存在するものの、いつもどおりシャープな印象のクールビューティさんが勢ぞろいだ。当初から単行本化を意図してか女の子のおっぱいサイズに1人ずつ微妙な差異を設けることで全員そろうと貧乳から爆乳までキレイにグラデイションを描いていて読み終えると思わずニヤリ。
いつもだと読み切りはライト志向、続きものはダークな雰囲気というのがこの作家の定番なのだけど、今回は唯一の連作にしてコミカルな学園タナボタハーレム「魔女と巨根の~」シリーズがむしろいちばんバカバカしい(ホメ言葉)ネタで、短編の方は基本和姦ながら甘々なのありほの暗い空気のありとヴァリエイションを持たせている。いずれも男女それぞれ心象描写や科白まわしにも気を配り、ギャグ系の話はいっそうアホらしく、シリアスな物語はとことん隠微にと適切なアトモスフィアの醸成につとめているあたりにいのまるの成熟を見た。総体としてはコージーで読み口爽快の取っつきやすいもので、昔よく描いていたような重苦しい凌辱調教ものに触れていた古くからの読者よりは最近いのまるを知ってこの作家の世界観をザックリ確認したい人向け。
1本あたりほぼ28ページ固定の比較的リッチな分量を活かし濡れ場には潤沢にスペースを割いており、日常のキリッとした表情をこみ上げる快感ですっかりグショグショに変貌させはしたなく淫語まき散らしながら全身を打ち震わせ絶頂するエロメスどもの獣じみたセックスを詳細実況。美しい紡錘型のおっぱいが揺れ動くさまや充血した蜜壷が屹立した怒張でハードにこすり上げられる光景をふんだんにクローズアップしながら巧みに読み手の興奮を喚起し自慰表明へ向けて気分を高揚せしめるのだ。
手の届かぬ存在が地上に降り立ち滑らかな裸体を目の当たりにする僥倖に野郎ども辛抱たまらずそのパーフェクトボディにむしゃぶりつく。乱暴な愛撫にほおを朱に染めほのかに瞳をうるませながら徐々にわき上がる快感に身もだえする彼女の艶姿に股間はいっそうエレクチオン。元気一杯の息子を谷間で口腔で丁寧にケアしてもらいたちまち第1ちんこ汁発射。お礼にこんどは暴れん棒を準備万端の秘密の花園へねじこみハードに内奥を突き上げればおにゃのこ連中こぞって四方八方へ甘やかな嬌声をまき散らし全身全霊でセックスに没頭する。物静かな日常生活のそれとはうって変わり肉食獣のごとく自分から肢体をグラインドさせ日本語にならない咆吼を発するド派手な痴態を見せはじめたら彼女の絶頂も間近。うわごとのようにひたすら中田氏を懇願するヒロインズの願いどおり、子袋いっぱいに遠慮会釈なく熱い飛沫をぶちまけフィニッシュ。
硬軟自由自在の物語パートに女子連中のなんとも扇情的なイキっぷりを全面フィーチャーのエロシーンが組み合わさり非常に優秀な精液分泌支援ツールとして八面六臂の活躍を見せてくれる逸品。作劇上の要請とはいえ一部に外出し/ぶっかけエンドが見られたのが膣内射精原理主義者の俺としては若干不満が残るけれども多くの方には問題ないかと。このたび再度一般誌で連載を開始するそうでここ数年のキチガイじみた量産ペースはいったん落ちつきそうだが、エロの方も極端に掲載頻度を落とすことなく両立していただければ重畳きわまりない。このたび収録のお話たちのなかでは、ひそかに想いを寄せていたバイト先の同僚女子と成り行きでフェラチオから本番へ一直線の「仕事レッスン」と、少年の住む街へ毎年巡業でやって来るサーカス団の少女と1年ぶりの逢瀬に2人は熱く燃えあがり「早春サーカス」がとくによござんした。

2016-11-06

本日のプロレタリア文学。

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-いのまる「彼女達の性交渉(ヤリカタ)」ティーアイネット ISBN:9784887746299
話○ 抜○ 消小 総合○

定休日の銭湯でアパート大家の孫娘による積極攻勢に屈し精液搾取され放題本編&その妹も参戦してちんこは大忙し続編+独立短編5本。凜とした出で立ちのツリ目高頭身クールビューティたちが内なる情欲を全開し恥も外聞もなくイキ狂うマーヴェラスな光景を怒濤のごとく投下の作者最新単行本は黄色い楕円物件としての記念すべき通算10冊めだ。
いっとき非エロの方を活動のメインに据えていたこの人だけど、成年向けへ帰ってきてからのえらくハイペースな執筆ぶりには驚くばかり。2つ前の「座敷姫の玩具」発売から前作「僕らのセックス」刊行までわずか半年というキチガイじみた偉業には及ばないまでも、今回もこの新作リリースまでに要した時間がたったの7か月というスピーディさだ。すなわち1年少々で3冊の完全新作単行本が上梓されているわけで、いのまる……恐ろしい子!
クールでソリッドな一般青年誌系の作画は萌えっぽくはないしかといって従前の劇画ティックな味わいとも異なる、いのまるオリジンの清冽な空気をまとっている。ただ今回はカヴァーイラストが若干アダルト方向に寄りすぎているので(冒頭作品のヒロインなのだけど、漫画本編ではJKという設定どおりキュートな容姿なのに表紙絵ではやけにオバサンっぽい)、パッと見の印象だけで衝動買いするといささかギャップにとまどうかも。そんなわけで購入前には店頭見本を確認するか出版社用意の作者別新刊/既刊情報ページを閲覧し、中身の原稿についてある程度イメージをつかんだのちレジへ向かうのをオススメ。
この端整な筆致でものされる女神たちは10代後半~20代アタマ附近の黄金世代で、一部の年齢不詳さんもおそらくはそのあたりのお歳かと。全体としては巨乳寄りながら、ちんまいのからド迫力サイズまで多種多様なおっぱいを取りそろえで多彩なニーズにお応え。いのまるヒロインとしては稀少なタレ目っ娘1名のほかは、いつもながらのキリッと切れ長のつり上がった蠱惑的な瞳がぼくらをとらえて放さない。
当社の看板誌「COMIC夢幻転生」掲載作をまとめた内容コンテンツは、おおむね前単行本の印象を引き継いだ普遍的なラヴコメ仕立てが主流。お気楽なタナボタエロからむせかえるようなイチャつき模様までさまざまな愛のカタチを提示。一部女の子の弱みにつけこんだ流されHだとか複雑な背景を想起させるお話はあるものの、それらも合意エロの範疇から外れるようなことはなく読後感は良好だ。この作家が長編作品でよく手がけるような問答無用の調教凌辱系のオハナシを読みたかった人は今回もご愁傷さまだけども、個人的にはこのシャープな絵柄であえてほのぼの系の恋愛を展開するギャップが好きなのでなんら文句などございません。
1本あたり30ページ前後の大ヴォリュームを利して濡れ場はことのほか濃密。ダークいのまる漫画では頻出するSMティックな趣向は用いられずもっぱらシンプルな性器どうしのバトルに徹するものの、日常のクールな表情をすっかり発情期のそれへと変貌させ最愛の男のモノを受け入れながらよがりまくり勢いよく膣内へザーメンを叩きこまれて絶頂の痴態をダイナミックな構図を織り交ぜながら詳細描写されるさまは圧巻。行為が熱を帯びるごとに嬌声のヴォリュームは一段と上がって活字から極太手書き文字へチェンジし、コマ割りはどんどん大胆になってフィニッシュはぜいたくにページ見開きでメスイキまんこにガッツリ中田氏シーンを活写。
怜悧な美少女/美女たちはステディな男子の前でだけ刹那的な肉欲におぼれ快楽をむさぼる一匹の野獣に変身。発情モード突入ののちは執拗に舌先を絡めあい互いの肉体に密着しては敏感な部分をまさぐり合う。ねっとりした愛撫ですっかり準備万端の蜜壷へ屹立したシャフトがねじこまれ粘膜どうしのハードな摩擦運動がスタートだ。パンパン音を立てながらストロークが刻まれるたび全身を打ち震わせこみ上げる快感に耐えながらされている行為の一部始終をみずから実況するさまが淫猥でたまらない。感極まりきつく抱きつきながら必死に中田氏を懇願する彼女の願いどおり、シメはビラビラのその奥の孕み袋めがけて特濃スペルマの奔流を勢いよく叩きつける。
甘々なのからちょっとビターなのまで多彩な恋愛模様をヴィヴィッドにつづりながら忘れずに濃厚ストロングファックをお見舞いの非常にユースフルな精液分泌支援物資。ここ1、2年ほどの作品はとりわけ従来にはなかった軽みが加わったことで物語の奥行きがグッと深まった感がある。この作家の力量からすればいずれまた一般誌へ再挑戦などという事態もありうるのだろうが、しばらくの間は黄色い楕円誌上でその本領をモリモリ発揮していただきたいもの。今回収められたお話たちのなかでは、一見親子と見まがう凸凹カップル(じつはちんまい女子の方が先輩さん)がヒロインの思い出の宿でしっぽり愛を深める「野獣に美少女」と、ハードな蟹工船労働のなかの唯一の憩いである巡回慰安船で出会った同国人の娼婦と一夜限りの熱い契りを交わし「サイレント・マリー」が私的フェイヴァリット作品。

2016-04-06

今週の新生活フェア。

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-いのまる「僕らのセックス」ティーアイネット ISBN:9784887746022
話○ 抜○ 消小 総合○

家庭訪問のはずが縛師修行中の男子生徒に縄でくくられハードな責めでイカされる女教師受難劇前後編+両親の旅行で留守宅を預かる主人公のもとへ従姉が乱入し2人で1週間まるまるセックス三昧連作2本+独立短編3本。凜とした美女たちがはしたなく乱れケダモノのごとく咆吼しては幾度となく達する得も言われぬ艶姿をたっぷりとお届けの作者最新刊は成年向け通算9冊めのコミックスだ。
しばらく一般誌連載をメインに活動していたために前単行本「座敷姫の玩具」発売まではだいぶ長い間待たされたのだけれど、一転して今回はそこからわずか半年強のインターヴァルときわめてスムーズな再会。エロに専念すればこれだけサクサク量産のきく人なのだと改めて思い知らされる。
なにを描いてもひと目でメイド・イン・いのまるとわかる、研ぎ澄まされたシャープな描線と白黒のコントラストがクッキリ刻まれるメリハリのあるヴィジュアルがいつもながらに美しい。収録作のほとんどは直近1年以内に「COMIC夢幻転生」上で執筆されたものだし、わずかに存在する古めの作品でも絵柄はだいぶ以前から完成形ゆえクオリティは単行本通じて高値安定といえよう。もちろんTI恒例のコミックス情報ページにおいて豊富な内容サンプルが用意されているので、いのまる未体験の方は先にそっちで滑らかな筆致を確認するのが吉。
このたび登場の女性陣は年のころミドルティーン~20代前半くらいの構成。作品ごとにちょうどグラデイションを描く感じできれいに各年代のヒロインが並んでおり、いのまるの手になる切れ長の瞳の凜とした女子をまんべんなく堪能できる。造形的にはおおむね巨乳系でまとめられ、この作家特有の硬質な線でものされる張りのよいおっぱいが景気よく屹立しておりまことに眼福。この魅惑の肢体が濡れ場では奔放に暴れまわるのだからたまりませんね!
いのまる作品においては以前から長編=ガチ凌辱、短編=ライトエロの構図が多く当てはまるのだが、それは今作も同様。すなわち読み切りおよび2話連作のみでまとまったこの本は大半が読み口スッキリの合意エロである。ほぼ1on1のタイマンラヴで占められるカップリングのなかでも、あこがれの年上女性に昔から頭の上がらないイトコ、怖いけどキレイな友達の姉といった年少男子×年長女子の構図が多いのが特徴的。一部にある緊縛されたりハメ撮りされたりの不穏なオハナシでも軽くギャグを入れたり本気で凄惨な描写は自粛したりしてるので、目をそむけるようなエグいシーンが頻出するこの人の輪姦強姦長尺ものと比べれば天国同然だ。そして主流のタイマンラヴではむせかえるような甘く激しい交合が怒濤のごとくくり広げられ、狂おしいまでに燃え上がる愛の炎に見てるこっちまであてられそう。
ハードな肉体言語の応酬となるエロシーンにはたっぷり分量が割かれ、男も女もダイナミックに肉体を重ね熱病に浮かされるがごとく最大パワーで性器どうしの摩擦運動に没頭しては四方八方に嬌声をまき散らすアニマルティックなセックスに終始。とりわけイキ声それ自体が巨大化し画面を埋めつくしながら大胆なパースで昇りつめてゆく絶頂描写がおそろしく煽情的だ。顔全体を朱に染め随喜の涙を流しながらゴリゴリ子宮の奥まで貫かれ絶頂するヒロインの陶酔しきったアクメフェイスを見開きいっぱいに描き出すクライマックスページのド迫力に圧倒されつつ読んでるこっちも気持ちよく精液放出。
互いに離すまいとするみたく執拗に舌先を絡めながらのキスのあと、2人してきつく抱きあい沸騰する血液の鼓動を感じながら性の営みにダイヴイン。えっちな部分をまさぐり合い愛撫し合ううちしっぽり濡れて蜜壷も準備万端だ。茂みをかき分けたぎる怒張を肉ヒダの奥までねじこんで粘膜も破けようかという勢いで激しく内奥を突き上げるたび特大ヴォリュームでイクイク連呼のヒロインズの痴態にいっそう興奮。ビッグバストを振り乱し馬鹿みたいに腰を突き上げながら昇りつめてゆく彼女のドスケベまんこめがけ最後にたっぷりと白くねばつく液体をお見舞いだ。
強い意志を感じさせるツリ目ヒロインがその端整な表情をまるで別人のようにだらしなく崩壊させながら激しくイキ狂うギャップがおそろしく勃起中枢を刺戟するナイスな1冊。この人が長編でよくやるような女子の人権蹂躙フルコースをお望みの方は今回ご愁傷さまだが、いのまるのもうひとつの得意技である相思相愛カップルの情熱的なストロングエロスを腹いっぱい摂取できて個人的には満足。なかでも少々身勝手ながらもなんだかんだ献身的に尽くしてくれるえっちな従姉と朝から晩まで休むヒマなくファックファックファックの「イトコ襲来」/「僕とイトコの7日間セックス」連作と、真夏の猛暑のなか友人の姉を相手に悪ガキボーイズのなかでひとりだけ大人の階段を昇る「昭和の蝉」でもって腎虚になるまで我が砲身を使役。

2015-09-03

今晩のグランドジャンプ。

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-いのまる「座敷姫の玩具」ティーアイネット ISBN:9784887745766
話○-△ 抜○ 消小 総合○

自転車を手に入れ山を越えて見知らぬ街へとたどり着いた少年はふと漏れ聞こえた声に惹かれめくるめく情欲と愛憎の渦へと巻きこまれてゆき……表題作長編全7話。目の前に居並ぶダイナミックボディたちの誘惑に抗えず刹那的なファックに没頭するダークエロス満載でお送りする作者ひさしぶりのガチ黄色い楕円単行本は抜き物件としての8thコミックスだ。
デビュー以来おおむね年イチの快調なペースで単行本リリースを続けてきた人だが、今回に限っては前単行本「ミダラナシセン」発売から本作刊行までじつに3年と長大なインターヴァルが空いてしまった。それというのもここ最近は別途原作担当とコンビを組み非エロ漫画連載に注力していたせい。そちらで貴重な経験を積みこのたび満を持して我々の世界へ戻ってきてくれましたよ(めでたいのかそうでないのかはさて措くとして)。
トーンにはあまり頼らず白黒のコントラストを鮮明にしたシャープな筆致で描かれる一般青年誌テイストの絵柄はあいかわらず端整で、ことに表紙のような凜としたツリ目女子を描かせると白眉。なお残念ながら初出の明記がないのだが、ググって確認してみると2014-15年にかけ当版元の看板誌「COMIC夢幻転生」に掲載されたもののようで、カヴァーも中身も完全コンパチの最新モードいのまる絵。ゆえにジャケ買いでも期待を裏切られることはないと思うが、万全を期すならば出版社提供のコミックス情報ページを購入前に参照すべし。
読み切りも長尺ものも並行してこなす作家ながら、今回はアタマからシッポまで1冊まるまる冒頭表題作の「座敷姫の玩具」が占拠。どこにでもいる純朴な少年・晃輔(こうすけ)がある日偶然訪れた旧家で目撃した淫靡な光景から物語はスタート。緊縛され夫の執拗な責めを受けて悶絶する人妻・幸子(さちこ)は闖入者たる彼に手を差しのべ熟れた肉体へと導いて童貞をゴチになる。ひとしきり絶頂した彼女は自分の娘と友達になってほしいと建物のなかへ晃輔を導くのだが、気がつくと彼は座敷牢へ閉じこめられていたのであった!(ドロロロ)。……とまあなにやら和風伝奇な雰囲気のハードコアエロスが開幕ですよ。
一般漫画ではある種アホっぽい設定のライトなお色気ものを展開していたのが、今作ではそちらの反動なのかこの人得意のウェッティな情念うず巻く黒いアトモスフィアが横溢だ。メインキャラとなるのは前述の幸子さんではなく彼女の娘――座敷牢のなかで毎日を過ごす金髪碧眼の美少女・知子(ともこ)およびその姉で牢の外から彼女の世話をする黒髪セーラー美人の貴子(たかこ)の2トップ。ガチ熟女の幸子さんやお姉さんキャラの貴子さんはともかく、ショタ男子たる主人公と同世代のはずの知子までもが頭身高めボンキュッボンの豊満な肢体なのはちょっとアレだが、いのまる漫画ならではのマジックということでここは流そう。意志薄弱で流されるまま少女たちと刹那的なセックスに耽溺する晃輔もわりかしロクでもないが、性的不能者ながら幸子や貴子を執拗にいたぶるこの家の主人や過去回想に出演の強盗など、およそクズい男ばかりが登場しては女たちをむさぼり凌辱し好き勝手に精をまき散らす凄惨な光景が読者の心まで荒涼とさせる。
必然的にエロシーンは愛情薄め憎しみ多めの肉欲だけのやりとりに終始。いのまる作品の特徴であるSM色濃厚なプレイがTIならではの長大ページ編成のなか延々とくり広げられる。縄で縛り性具でいたぶりとハードめの行為が横行し、ダイレクトな描き方ではないとはいえスカトロもあって女たちの扱いはじつにぞんざい。執拗に肉体を辱められえげつない調教を受けて心ならずもこみ上げる快楽に身もだえしはしたなく乱れるヒロインズの痴態がたまらなく煽情的だ。またせっかくの抜きキャラ複数制を活かすべくシメには全員まんこを突き出し挿入をおねだりの4Pも用意されておりハーレム嗜好男子のむき出しの欲望にお応え。
女子どもみずから緊縛状態で少年の下腹部へ乗っかり腰を動かしながら強引にザーメン搾取。激しく身を揺さぶるたび砲弾おっぱいも連動し、おのが肢体を突き抜ける衝動に我を忘れてイキ狂い音量MAXで咆吼だ。情け容赦ない暴力の連鎖さえも快楽へと変えて幾度となく絶頂に達する彼女らの熱い蜜壷めがけまたしても大量の白濁を叩きつけては再び女体のなかへ沈殿してゆく。
いつまでも続く性の饗宴にも最後ようやくカタストロフが訪れ物語は急転回するのだけれど、それはみなさま実際に読んでのお楽しみ。個人的にはそれまでの濃密な展開がオーラスでサクサク進みすぎてエピローグもいささか説明不足かなあとも思ったけども、原作つきの一般作でやたら能天気なノリだったのがこの人単独名義に戻って本来のおどろおどろしいエロスを取り戻した感がある。今後エロへ完全に出戻るのか二足のわらじを履くのかわからないけど、魅惑のグラマラスボディが大胆に揺れるガチファック絨毯爆撃をまた存分に楽しませてもらいたいもの。今回のヒロイン3人衆では、すでにいっちょ前のオンナとして成熟した肢体をさらけ出しだらしなく情交におぼれてはまだしちゃいけないイキ顔披露の最年少女子・知子さんが我が最シコキャラ。

2012-09-09

今宵の札幌コマ劇場。

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-いのまる「ミダラナシセン」ティーアイネット ISBN:9784887744455
話△ 抜○ 消極小 総合○

長らく没交渉だった父親の遺言である日突然ストリップ劇場のオーナーに就任したヒロインは自分でも舞台に立つハメになり長編5話+男子生徒のキモい目線にさらされてご機嫌ななめの保健教諭だけどじつは彼女も発情してて中編3話。衆人環視のなか情交にいそしみながら刺すような欲望の視線を浴びてますます身体を火照らせるヒロインてんこ盛りでお送りする作者最新刊は通算での7thコミックス。
前単行本「放課後調教放送室」刊行から1年経たずに早くも次作をリリースと快調なペースで執筆活動を続けるこの人、最近では読みきりながら一般誌進出まで果たしていままさに脂の乗りきっているところ。今作もこの人得意の凛とした女の子がなにやらひどい目に遭っているという訴求力抜群の表紙でツカミはOKだ。
一般青年漫画系の端整なタッチで頭身高めボンキュッボンのスーパーモデルのごとき優美なプロポーションの女の子をバリバリ量産のヴィジュアルはこれまでどおり。ただ後述するように物語のトーンがコミカル寄りなのでいままでになく崩したギャグ顔が出てくるのが既刊との相違点。個人的にはこの人の描くアホ顔が大好きでむしろどんどん出してほしい派なのだけれど、シリアス一辺倒の作品世界を望む向きには夾雑物と感じられるかもしれない。
これまで読みきりでは軽めのお話で、長尺ものではダークな調教SMでと使い分けがあったのだけれど、今回収録の2つの続きものいずれも従来とはいささか趣が違う。むろんふだんイチャラヴに慣れ親しんでいる和姦スキーからはやっぱり凌辱じゃん!と言われるほどには強要系のファックではあるものの、ヒロインは結局のところ幸福そうにセックスにいそしむしオチもだいたいは笑いで締めるのでずいぶん雰囲気は明るくなった。
だからといってエロが腑抜けになることなど決してなく、2作品どちらも渾身のハードコアプレイを披露。ヒロインがまな板ショウでの初体験から百合に放尿、SMに多人数同時参加と次々新しい趣向にチャレンジの冒頭長編「セーラー服とストリップ」、および欲求不満の保健医がリミッター解除で男子生徒たちの肉便器と化しハメまくりの中編「欲求不満の保健の先生」いずれも密度の高い濡れ場でお腹いっぱい。
たわわな乳房を惜しげもなくさらしながら徐々に下半身を開きねめつくような視線を浴びつつ秘密の花園をくぱぁとご開帳。茂みを濡らす愛液まで見られてしまい羞恥と屈辱にほおを染めつつも即座に暴れん棒を強引にインサートされて全身をのけぞらせる。しきりに腰を使われ子宮を突き上げられるうちいつしか周囲の目も忘れて覚えたての性行為に没頭するさまがたまらなく淫猥だ。やがて幾人もの男どもが参戦しお口もアナルも両手もみな怒張に占拠されながらヒロインも一気にのぼりつめてゆく。フィニッシュはみなが見守るなか熱いザーメンを内へ外へと大量に放たれ絶頂する光景を見開き大ゴマで展開だ。
巻末著者あとがきで述べられるようにキャラの処遇や伏線の収束などいくらかお話には消化不良感がただようものの、美麗な画面で女子どもがダイナミックにうごめく迫力のエロシーンはやはりすばらしい。いくぶん暗黒色が薄れたことでガチ凌辱のみをお望みの方は失望するかもしれないが、逆にポピュラリティは高まったように思うのでいのまる入門としても好適だ。収録された2つの物語のなかではJK細腕繁盛記であるところの「セーラー服とストリップ」ヒロイン・伊織さんのけなげだけど少々流されやすい性格造形にグッときますのう。

2011-11-04

今週のモンスターD・J。

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-いのまる「放課後調教放送室」ティーアイネット ISBN:9784887744127
話○-△ 抜○ 消小 総合○

情事の盗聴現場を押さえられた放送部長が後輩男子の策略によりもう1人の女子部員とセットでメス奴隷化中編4話+すっかり開発された2人は放送室での売春やレズショウを強要され続編2話+独立短編2本。彫像のごとく端整な顔立ちの気高きヒロインたちを卑劣な手段で墜とし汚してゆく背徳感満点のプレイを心ゆくまで堪能できるこの作家通算6thコミックスは前作「Camellia」の発売からわずか半年強と怒濤の刊行ペースだ。
一般青年誌調のクールでソリッドな描線でものされるシャープな輪郭の頭部とすらりと伸びた手足とをお持ちの頭身高めボディはたいそうフォトジェニックで、オタっぽさもなければ劇画的泥くささも皆無というワン・アンド・オンリーの絵柄。基本的には細身の胴体なのにおっぱいは大きくしかも美しく張り出す、あたかもヴィーナス像のような奇蹟のバランスが肢体をいっそう神秘的に魅せてくれる。今回収録作品群の女性陣はおおむねハイティーン近辺の比較的若い年代なのだが、大人びた体つきにしっとりした雰囲気で見た目はまるで妙齢のアダルトさんのよう。ここ数日はたまたま童顔巨乳系の漫画家ばかりをレヴュっていたせいかとっても新鮮。
物語の方は単行本冒頭から2/3あたりまでのシリーズ連作、およびラスト2本の読み切りとでテイストもはっきり二分。この人は続きものと1話完結とでそれぞれ凌辱ネタ/ライト系と作風を使い分ける傾向にあるのだが、その路線に忠実な仕上がりといっていいだろう。ことに2つの長尺話――4話構成の「放送室のトライアングル」/2話構成の「学園風俗」――はたっぷり取られた尺をストレートに女体開発描写に充てたストロングな調教もの。題名こそ別々だが実質的にはあわせた6話で2人のヒロインを肉奴隷へと堕としてゆくプロセスを延々実況中継するひとつの物語だ。
あらかじめ敷かれたトラップに捕まり弱みを握られて屈辱的な行為を強制されてゆくロングヘア眼鏡(レズっ気あり)の部長さん、それからすべてを仕組んだ極悪人・高井くんに惚れた弱みで言いなりのまま他の男にも身体を許す短髪強気っ娘の魚住さんと、今回受難の2人はオナニー&ハメ撮り公開撮影からはじまりショタに絶対服従だのレズ強要だの、はたまたともにマッパで並べられ不特定多数の男どもの慰みものにされと犯られ放題。耐えがたき恥辱にその誇り高き表情をゆがめ苦痛にまみれながらもこみ上げる快楽には抗しきれずにはしたなく絶頂に達する、いわゆる「くやしい……でも、感じちゃう」シークエンスをゲップが出るほどに味わえること必至。
これら凌辱系の物語でくり広げられるガチファック絨毯爆撃はライト和姦ものであっても同様であり、女の子の滑らかなボディを強引に押し開きゴリゴリ怒張をインサートしては性器同士を激しく摩擦しあって子宮の奥へザーメン大量注入の一連の行為を大げさなくらいの性器結合部クローズアップを交えながら詳細に描写。しびれるような快感に全身をのけぞらせほおを紅潮させて随喜の涙を流しイキまくるエロメスどもの痴態に読み手の精巣もすっかりストックが枯渇することだろう。
かくもすばらしき肉体の饗宴を今回も高く評価したいところだが、唯一気になったのは2つの連作のフィナーレがちょっとそれまでの流れとそぐわなかったこと。ネタバレになりかねないのでくわしくは本編を読んでいただきたいが、せっかくの緊迫した空気をシメで弛緩させるのはもったいないなあとは思った。とはいえ抜きツールとしての頼もしさはなんら揺らぐものではなく、心さびしい秋の夜長のお供としてとりわけ頭身高めスキーの凌辱大好きっ漢には強く推薦。

2011-04-04

本日の盗人酒屋。

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-いのまる「Camellia」ティーアイネット ISBN:9784887743861
話○ 抜○ 消極小 総合○

看守の権威を笠に着て凌辱の限りをつくす卑劣漢どもの飽くなき調教にも屈しない誇り高き女囚中編4話+短編3本+前単行本収録作番外編。白亜のごとき肉体と凍りつくような眼光のクール・ビューティが端整な表情を歪めながら快感に身もだえする光景がじつに扇情的なこの作家通算5冊めだ。
ビザールな拘束衣を着けられ下腹部は器具責めを受けながらも毅然とした表情を崩さないカヴァーガールは、今単行本のメインコンテンツである連作「女囚つばき」の主演女優たるツバキこと村椿早苗嬢。彼女のようなダイヤモンドのように鋭利な美しさと強固な意志とを兼ね備えたヒロインの活躍を余すところなく描くことこそがいのまるのもっとも得意とするところ。
その硬質な描線にふさわしく全編ハードボイルド仕立ての冒頭中編は、元ネタとおぼしき70年代東映映画への臆面もないリスペクトに満ちあふれた怪作。徹底的に悪辣な敵役たちに敢然と立ち向かうヒロインの造形は往時の梶芽衣子そのまんま。しかしながらもとよりこの作家の描き続けてきた物語たちとぴったり志向が一致するフォーマットゆえ作画/作劇ともたいそうノリノリ。これに比べれば比較的ベタなラヴコメに終始する後半部の読み切り群がいささかかすんでしまうほどに相性抜群の換骨奪胎ぶりだ。
恥辱に堪え忍び反撃の機会を待ち続けるヒロインが周到な準備ののち鮮やかな逆転へと至る一連のシークエンスはそのまま長く執拗に描かれる濡れ場とシンクロ。緊縛にはじまり三角木馬や拘束具、はたまた警棒で性器をかき回しという具合に、かつてツバキの手にかかり片方の睾丸を失った看守によるサディスティックな拷問の数々が彼女を襲う。やがて肉体はこらえきれぬ快感に支配され……というところまでは一般的な堕ちもの同様なのだが、いのまる漫画では最後に必ず下克上の機会を用意。彼女の肢体におぼれる看守たちの仲間割れをうながし刃傷沙汰にしたり、止むことのないセックス奉仕により腹上死へと追いこんだりの一発逆転によりみごと窮地を脱するスーパーウーマンぶりに読者の溜飲も下がること請けあいだ。
ただ、これにカタルシスを覚える人もいる一方でむしろ不快に思う向きもあるだろうことは想像に難くないので、単純に女子の苦悶する姿が見たいだけなのかその先までつきあう気があるのか吟味のうえ挑戦することを推奨する。いずれにせよヒロインがたいへんコンシャスな身体をなすがまま蹂躙されこらえきれぬ快感に身を打ち震わせる光景は存分に味わえるので、おこちゃまな萌えエロに飽きたらぬ貴兄の嗜虐欲を満たすのには最適のアイテムといえよう。
まるで殺陣のごとく緊迫したエロシーンがダイナミックに切り結ばれる「女囚つばき」連作の圧倒的な存在感はもちろんこのコミックスのキモといえるのだが、個人的にはそれに加えてウブな男子女子が夏休み最後の日に大人の階段を登る短編「8月31日」のヒロイン・ポニテ日焼けっ娘相川さんのいじらしさおよびそれと裏腹のけしからなすぎるボディとにすっかり屈服。

2010-08-01

本日の第三軌条。

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-村田電磁「逃げられないよ?」ヒット出版社 ISBN:9784894654860
話○ 抜○-△ 消小 総合○

ちびっ娘名探偵が拉致られメス奴隷として調教正続編+短編10本+描きおろし妄想後日談。天使のような笑顔のちんまり微乳っ娘が奸計にハマり幼い肢体を無惨に散らされるという得も言われぬギャップがたまらなく股間を刺戟する作者初単行本だ。
女の子がおびえた表情で責めを受けている表紙絵や全体のトーンを的確に表している帯の惹句でそれと示されているにもかかわらず、そこには気づかずぷに系のかわいらしい絵柄やアニメ調の明るい彩色でオーソドックスな萌えエロを想像していた俺はのっけからの精神的NTRネタでまず驚愕しましたよ。予備知識がまったくなかったのでググったところ凌辱ロリ同人で名を成していた方のようで、ギャグで落とした数編を除き問答無用のょぅι゙ょレイプがズラッと並ぶこのコミックスの構成にも納得。プレ~ロウティーンの貧乳さんで固定の女性陣はぺかっと明るい表情のキュートガールばかりで、彼女らに用意されているその後の過酷な運命を思うと思わず涙がポロリ。
ほぼ強姦一本やりの物語群のなかでも素朴なあこがれやピュアな夢を抱いているけなげな少女の純情を踏みにじり下衆な野郎どもの情欲のはけ口へと堕としてゆくタイプのお話を書かせると天下一品で、ひそかに想う人を裏切ってしまい愛してもいない男に身体を開発され身も心も支配されるNTRテイスト満載の展開に興奮もいや増す。
繊細なトーンワークによりささやかな起伏やほんのり丸みを帯びはじめた生っ白いお尻の質感がヴィヴィッドに表現される未発達ボディをひどい目に遭わせる濡れ場は率直に言うといささかヴォリューム不足。しかしながら汚れを知らぬ少女のたてすじを容赦なく貫き無理やりセックスの味を覚えこませてはまだしちゃいけない淫蕩な表情を強要するという背徳感に満ちたシチュの連鎖が効果的に勃起中枢を励起せしめるのだ。すべすべまんこの奥深くへ熱い子種を注ぎこむたびキュートなアヘ声をばらまく彼女らの痴態に我が左手の酷使はおさまるところを知らず。
俺的には育ての親の師匠への思慕を断ち切り頭領の幼妾として調教される路を選んだくノ一ちゃんのストーリー「くノ一はやて」で際限なく抜きまくりですわ。

-いのまる「いたずら専用 華比良生徒会長」ティーアイネット ISBN:9784887743571
話△-○ 抜○ 消小 総合○

その辣腕で生徒会を掌握する美人会長が卑劣な校長の罠に堕ちあらゆる手段で性的調教を受け表題作長編全8話。すらりと長身&たわわなバストの黒髪ロング吊り目美人さんが気丈に活躍するさまを描かせると現在最強のこの人4thコミックス。
別の話が同時収録だったこれまでの単行本と違い単独シリーズのみで構成された今作は得意の容赦なき凌辱づくしのなかにも甘美な愛の交歓を織りこんで独特の世界を開拓。
気高き存在をおとしめてゆくという基本プロットに乗っかり、タイトル・ロールの凛々しき生徒会長・華比良美沙緒さんが通常エロのみならずアナルや屋外露出、コスプレに緊縛という具合に行為の変態度を高めていくプロセスが物語のメインイヴェント。しかしながら彼女が一方的に支配されるのではなくいつでも反攻のチャンスをうかがいラストに痛烈な一撃を加える爽快なカタルシスを用意しているのが特徴。周到に策略を練りみごとにリヴェンジを果たす最終話での颯爽としたお姿ははあたかも翻訳ものリーガル・サスペンスの女主人公のようなかっこよさ。
ただ彼女と悪役のメインたる好色校長&PTA会長の濃ゆいキャラづけでもうお腹いっぱいになったのか、善玉側の後輩彼氏や女性養護教諭、あるいは悪事に荷担する女子生徒など脇役の存在感は希薄。
もちろん主菜である美沙緒さんのグラマラスな肢体をフル活用する濡れ場の充実ぶりは申しぶんなく、彫像のごとく美しく張り出した乳房をブリブリ振り回してはしとどに濡れたプレミアムまんこをハードに貫かれて淫語ばらまきアヘりまくる光景がたまらなくエロっちい。ことに中年男の汚い金玉をしゃぶったりお風呂で泡姫プレイさせられたりの屈辱的なシチュを強要され恥辱に打ち震えながらもこみ上げる快楽にあらがえずはしたなく絶頂する光景がいっそう淫猥だ。
そうかと思えば愛する彼氏とのごくノーマルなファックで処女のように恥じらいつつ前も後ろも積極的におねだりして互いの愛を確かめあいたっぷり膣内射精されていっしょにクライマックスの甘々ラヴも堪能できるのだからじつにお得。てなわけでささいな瑕はあるが総合性能は高くあらゆる嗜好に対応可能な1冊といえよう。

-内々けやき「虹色デイズ」少年画報社 ISBN:9784785934323
話△ 抜△ 消大 総合△

前の住処を焼け出された主人公が新たに入居したアパートは自分以外女性ばかりでさあたいへん表題作長編7話+短編1本。マークなし。
エッジの効いた太めの描線で描かれる頭身高めむっちりガールズ&レディースのガチンコファックがまいど魅力的なこの人6冊めは初の非成年扱い。レイティングおよび設定の都合上最低でもアッパー18の女性陣はいずれもマッシヴ&ダイナミックなボディを縦横無尽にドライヴする。ついでに男子までやたらと筋骨隆々の新宿二丁目御用達系なのはご愛嬌。
エロ漫画界では定番のひとつとして確立している女だらけのなか黒一点フォーマットの仕様に忠実なストーリー構成はもちろん期待にたがわずタイプの違う女子を食いまくるというハーレムもののお約束を踏襲しており、この作家お得意のちょいと暗めな掌編だとかスウィート&ビターな青春群像劇などとはひと味違ったマターリワールドを展開。まあ全1巻のなかに虹色よろしく7色はさすがに無理でヒロイン5人制となっているものの、おっとり系からツンデレ、デキる女に引っこみ思案、さらにはコブつきママンとバランスよく属性を配置。それぞれの扱いに濃淡はあるがもれなく1発ぶちこむことに成功しております。一方で巻末収録の読み切りはむしろこれぞ内々けやき節! という微ダーク系で、元カノを現在の彼氏のすぐ横で再NTR&関係継続をにおわせるオチの不穏な空気がグッド。
ゴージャスな肢体を組み敷きご立派なバストをギュギュッと揉みしだきつつ土手高まんこをフルオープンの濡れ場は総量ひかえめながら迫力は充分で、派手な擬音をバックに筋肉どうしをガツガツ打ちつけてはケダモノのごとく咆吼しドスケベまんこに白濁液ぶちまけフィニッシュだ。
ハーレムなのに全員集合乱交がないとか個人的に好みな大柄ショート眼鏡っ娘のエロがもの足りないとかいくばくかの不満はあるけれど、慎太郎シール誌対応エロコメとしてウェルメイドなお仕事。

2009-08-02

今宵のアイヒマン実験。

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話○-△ 抜○ 消小 総合△

父の再婚でやってきた元SM嬢の義母に家を乗っ取られ性の

オモチャにされたヒロインが孤軍奮闘長編6話+短編2本。

端整な切れ長の瞳をお持ちの巨乳美女が気品を保ちつつも

快楽にあらがえずに目を伏せほおを紅潮させてよがりまくる

光景がなんとも扇情的な作者3冊め。なおメインの長尺もの

「お義母さんの教育的指導」は第1話が処女単行本に掲載

とのことだが、理解の一助として今作収録分の初回で解説が

なされており未見の俺でもスムーズに作品へ没入。貧乳さん

1名を除きみなモデル体型の女性陣はティーンと大人のハイ&

ローミックスであらゆるニーズに対応。ストーリーは巻末の

読み切り2本がライト和姦仕立てなのに対し冒頭長編はガチ

凌辱系で、描写がクールゆえ陰惨さこそ希薄なもののキリキリ

胃の痛む心理戦がくり広げられるので軽快な読後感を望む人

には不向き。一方でプレイ内容は舞台設定からくる調教系

主体ながら、受難の爆乳女子高生ヒロイン里美さんが復讐に

煮えたぎる心とは裏腹に肉体的にはすなおに快楽を享受して

気持ちよさそうにイキまくるのでむしろ合意エロっぽい雰囲気

さえかもし出しているという奇妙な状況。ニップルをビンビンに

屹立させながら紡錘型の立派なバストを振り回し、パイパン

まんこで如意棒をガッチリホールドしては大量のザーメンを

しぼり取り絶頂に達する里美さんの痴態に愚息も大満足。

その一方で物語の片側の軸である義母の方はまるまる童貞

食いを敢行する3話め以外はさほど活躍しないのでアダルト

スキーは要注意。構成上やむを得ないとはいえ終了寸前まで

カタルシスのない展開でこの人の和姦ネタが好みな俺はやや

評価を下げたが、前作で不満だった中田氏比率の低さも改善

され充実の抜きツール。