-荒岸来歩「メイド学園へようこそ!!」ヒット出版社 ISBN:9784894657489
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
あこがれの近所のお姉さんを追い立派なメイドになるべく候補生の一員となった少女は志望とは別の性奉仕メイド科に入学してしまったことを知りさあ大変表題作長編5話&巻末EXTRA TRACK+独立短編1本。メイド&カーチェイスエロの第一人者が後者を封印し本格ハードご奉仕ファックを壮大な舞台設定とともにお届けの作者最新刊は通算4冊めのコミックスだ。
当版元の看板雑誌「COMIC阿呍」は昨今めずらしくなった総合エロ漫画誌として長年業界に君臨する古豪だが、そこに集う執筆陣はというとバランス型のオールラウンダーはむしろ少数派で、ある分野に特化しそれぞれ得意のネタに全力投球するスペシャリストの方がマジョリティ。この人もその典型で、デビュー以来ほぼメイド漫画ばかりを描き続けいまやすっかり中堅どころ。そんなわけで前単行本「精いっぱい・ご奉仕メイド」刊行から1年あまりを経過してのこの新刊もむろんメイド服ヒロインが雨あられと過剰供給されるソレでございます。
いささかオーセンティックな雰囲気の端整なアニメ系の絵柄はいかにもこの業界の王道といった感じで、誰にでも受け入れられやすいキャッチーなもの。収録長編は前作発売後から連載スタートしたもので当然のごとく最新型の荒岸来歩でありクオリティは折り紙つきだが、巻末にある新人賞応募作(そしておそらくこの作家唯一の非メイドもの)「性的倒錯義理姉妹」のみ2013年執筆とずいぶん前の作品で、これと直近のものとを見比べるとベースラインは不変ながらコマ割りやトーンワークなどディテイルの処理がずいぶん洗練されているのが見てとれる。それとても若描きにありがちなデッサン狂いとかはさほど気にならず、この人はキャリアの初期からある程度完成形だったのだと実感(じつは別名義での活動実績が以前にある旨ネットでチラ見したのだけど未検証)。なおいつものように版元サイト内のコミックス情報ページでたっぷりサンプル画像がおがめるので本屋へダッシュの前にそちらのチェックをば。
この訴求力抜群な筆致から生み出される女性陣は長編だと設定の関係上ハイティーン固定、巻末読み切りを入れても20代入りたて附近までの年齢構成となる。ルックス的には一部の年長さんも含め全員明確にキュート寄りで、そこへ頭身高めトルソから景気よく自己主張するビッグおっぱい&ヒップがドッキングするという、エロ漫画の抜きキャラとして最大限にユースフルなボディデザインだ。あと荒岸来歩漫画のヒロインと言えばみなさんカワイイ系の顔立ちなのに下腹部はモサモサ生い茂っているというきわめて特徴的な描写があり、今回も主役級は当然のことポッと出のモブでさえみっちり濃密なアンダーヘアをおがむことができオケケ大好きっ漢は大歓喜。極私的にはそれほど重要なファクターでないとはいえこの強烈なこだわりはプロ作家としてとても大切だと思う。
前述の初期短編は申しわけなくも措いて、冒頭からのタイトル・チューンに関する紹介を今回は中心に。巻末著者あとがきやカヴァー下の作品解説にいわく、この人得意のメイドネタのほかこれまでも随所であらわにしてきたクルマ要素をも全開の前作収録作「最速!送迎メイドバトル!」には強烈な反響があり手応えも感じたが、それゆえ逆に純粋なエロで評価がほしくて本連載をスタートしたとのこと。まあ結局描きおろしパートでは怒濤のごとくカーチェイスを描いてたりもするのだが、当人の発言どおり本編はストロングエロス一直線に展開。
メイドが全女性あこがれの職業であり国家資格も存在するちょっとだけ改変世界の日本で国立メイド学園への厳しい編入試験をパスしたヒロイン・安藤桜子(あんどうさくらこ)。初日から遅刻したドジっ子の彼女だが担任教師・高里新一郎(たかざとしんいちろう)にやさしく迎えられ遅ればせながら授業に参加。実習用のメイド服に着替え心躍る桜子の目の前でくり広げられるのはなんと模型を使ったフェラチオ実習。一般メイド科を志望したはずの彼女はどういうわけか財界人や政治家に性奉仕を行う「特級メイド」の養成コース入りしていたのだった……と第1話から性行為正当化のミラクル設定が炸裂ですね! 逡巡するも意を決して高里に処女を捧げセックスのなんたるかを教授してもらったのちは実技のみならず気品や教養をも身につけた立派な特級メイドへの道を歩まんとする桜子の成長物語を軸に、成績優秀ながらも背景に重たい事情を抱えたツンデレっ娘・鮎川美香(あゆかわみか)や、職業としてのメイドにさほど興味なくプレイのみを楽しみたい残念お嬢さま・田所琴美(たどころことみ)など同級生のエピソードをはさみつつ日々は流れ彼女らの卒業も間近。そんななか一心不乱に勉学へはげんできた桜子の心にはある想いが芽生えそれが土壇場で波乱をもたらすのだが……その決着は実際に君の目でお確かめを。
山あり谷あり波瀾万丈のストーリーを堪能しながらもやはりそこはエロ漫画ゆえ濡れ場こそが本分であるのだが、荒岸来歩はその期待を裏切らずに濃密かつ豪華絢爛なファックを延々くり広げる。1話あたり28-34ページの長大な分量を存分に活かし、執拗な前戯からパックリ開いた蜜壷へ怒張をゴリゴリねじこむ本番へ突入し子袋のいちばん深いところへ許容量オーヴァーの熱い白濁を勢いよくぶちまける射精シーンへ至るまでの詳細プロセスを女の子の表情豊かなイキ顔百面相と粘膜どうしねっとり絡みあう精緻な性器結合描写を散りばめつつ実況中継。ここに初々しい処女喪失から肉食獣さながらのド迫力エロスまで、2人だけの甘ラヴあり大量のまんこを並べての複数プレイあり、さまざまなアイテムを援用してシチュも豊富に散りばめてとおよそ望みうる限りの性交ヴァリエイションを網羅。
正統派の西欧女中服を脱ぎクラシカルな下着を露出させたのち教諭の手で敏感な部分を布地越しに刺戟され彼女は甘い吐息をもらす。たしなみのひとつとしてさっそく口腔へご主人様のイチモツを含み舌先で念入りにご奉仕し熱いほとばしりを呑みこむのだ。そののち扇情的な誘いの言葉をささやき挿入をおねだりするのも授業の一環。密林をかき分け秘密の花園の奥へ差しこまれたシャフトを肉ヒダ全体で包みこみキュッと収縮させて講義の成果を発揮する彼女の性戯を実感しまことに教師冥利。全身でしがみつきその身を未曾有の快感で打ち震わせながらナマ中田氏を懇願し続けるヒロインのメイドまんこめがけザーメンの奔流をプレゼント。
ヒロイン造形のいかんによりいくらか個人的使い勝手に差は出たものの、総体として従来以上に抜きオリエンテッドな作品にするという作者の狙いは充分に実現されているといえよう。抜き担当を複数出しながら基本的には乱交でなく1on1に持ちこむのもどちらかというとタイマンラヴ好きな自分にはうれしい点。逆にハーレム嗜好の方に対しては短編の方でそれらを全面フィーチャーしてとまことに抜かりなし。今回は意識的に抑制していたとおぼしきクルマ/ガン要素も描きおろしパートで存分にその欲望を解き放ち自身のメンタル管理も万全だ。自分はエロを圧迫しない程度なら車も銃器も全然アリなので適度にそれらもぶちこみつつ引き続きメイドエロ一代を突き進んでいただきたいもの。表題作長編を彩るメイド3人衆のなかでは主演女優たる桜子ちゃんが雑誌初出時からいっとう好みで、彼女の無垢でちょっとドジな言動とその心のなかで燃えあがる真摯な想い、そしてそれを貫き通したのち迎えたハッピーエンドに心の底から拍手喝采。
2018-01-23
2016-10-13
今宵の首都高バトル。
-荒岸来歩「精いっぱい・ご奉仕メイド」ヒット出版社 ISBN:9784894657083
話○ 抜○ 消小 総合○
重度の二次オタメイド狂なボンクラ息子を矯正すべく父親の手配したメイド姉妹の手で彼はひたすら性的に搾取され前後編+主人公に思いを寄せるメイド2名の互い譲れぬ真剣カーチェイス前後編+独立短編2本+家庭教師メイドさん継続シリーズ1本+巻末おまけ漫画。話もエロもコッテリごっちゃりつめこんだ特濃主従ファック絨毯爆撃もますます病膏肓の作者最新刊は通算3冊めのコミックスだ。なお機種依存文字につき表記を置き換えたのだけど、タイトル中のナカグロは本来ハートマークでございます。
誌面トータルで芸風の統一感をあえて持たさず総合誌としてヴァラエティ豊かな百家争鳴執筆陣を取りそろえる「COMIC阿呍」誌上でデビュー以来一貫してメイドもの漫画を提供し続けているのがこの人。密度の高い作画を維持しつつ量産を利かせられる特異な能力を活かし実働3年で年イチペース以上の単行本発売ラッシュで突き進むさまは見ていて爽快だが少々末恐ろしくもあり。そんなこの作家が前単行本「メイドの×××はアナタのために」から1年経たずに送り出すブランニュー・チューンがこちら。
オーソドックスな一般青年誌系のキャッチーな作画は古すぎず新しすぎずのよい塩梅。親しみやすい描線にいかにもエロ漫画ティックな濃いめのトーンワークがほどこされた正統派の味わいである。このたび収録の物件は巻頭の初出一覧を見るに大多数が2016年に入ってからの執筆分なので、外注塗り師によるフィニッシュの表紙/裏表紙と中身のモノクロ原稿とはいくらか印象が異なるとはいえ、線画はいずれも最新型荒岸来歩であり作画の統一感は抜群でジャケ買いも安心だ。むろんこの版元恒例の単行本情報ページにおいて内容サンプルが豊富に用意されているので、慎重を期すのなら先にそちらをチェックしたのち購入するもよし。
コミックス表題でそれと謳うように、登場ヒロインはそのすべてがハウスキーピングの使命を負って個人宅に仕える女性たち。年齢レンジは既刊より狭まりほぼハイティーン前後プラマイ数歳で固定された感じで、みなさん例外なく女中服に隠された比較的頭身高めの体躯からボンキュッボンのやらしいボディが飛び出す仕掛け。付随して下腹部をモッサリ茂らせ体臭をほのかに匂い立たせたりとリアリティを持たせた描写を附加して女体の神秘を淫靡に彩る。貞淑なのから奔放なのまで、オドオドさんありヤンデレさんありと多種多様な彼女らが全身全霊でご主人様のためご奉仕してくれるのだからたまりませんな!
そんな彼女らが乗っかる物語はおおむね明朗快活ラヴコメベースの誰にでも受容しやすい系統のもの。以前の単行本では数本ダーク系を混入させたりもしていたのだけれど、今回はその手の物件がなくなっていっそう取っつきやすくなっている。女子みなメイドなので必然的に主従ラヴの単調なオハナシになりがちなところを、彼ら彼女らの関係性に変態性を盛りこんだりストーリーの背景に奇抜なギミックを導入したりでメリハリをつけているのは商業作家ならではの巧みな配慮。とりわけ従来もチラホラ見せていた車ネタへの偏愛を大々的にフィーチャーした前後編「最速!送迎メイドバトル!」はその典型で、先行作品へのオマージュを盛りこみつつ専門用語を随所に炸裂させた息づまるカーチェイスはもはやエロ漫画の枠を超えた鬼気迫る執念を感じさせる怪作だ。その他のお話たちも様々な小ネタを織り交ぜ異様に目の詰んだアラベスクを築きあげる荒岸来歩特有のごっちゃり感を存分に堪能できる。
もちろんエロ漫画であるからには濡れ場もぬかりなく充実させており、お話によっては30ページ以上にもわたる大容量を活かし画面狭しと女体が乱舞だ。メイド服をあえて着せたまま熟れた肉体にむしゃぶりつき労働の後のすえた匂いを吸いこんでいっそう興奮。また主従エロといいながら女性側が主導権を握りご主人さまに君臨する下克上タイプのネタ多めなのが特徴で、強引マイウェイなメイドたちが奔放に情欲を開花させゴリゴリ精液搾取にいそしむさまは壮観。
メイドたちは最愛のマスターの命ずるまま着衣をずらし豊かな胸部や生い茂る下半身を彼らへの性的奉仕のため露出。隷属の証としてご主人さまのイチモツにしゃぶりつき谷間にはさみこみながら巧みな口技で第1ちんこ汁を搾取だ。休むいとまもなくこんどは自分からスカートをたくし上げ屹立したままの陽物に腰を沈め粘膜どうしの真剣勝負を開始する。ご主人さまの前でだけ娼婦のように乱れはしたないイキ顔を見せつけながら昇りつめてゆく彼女らの女中まんこの最深部めがけ2度3度とザーメンの奔流を叩きつけ主従関係を改めてその肢体へ刻みこむのだ。
お話の趣向にしろエロシチュにしろメイドものとしていっそう特化し濃縮されたそれはともすれば自家中毒を起こしそうなくらいの奇怪なシロモノと化しているが、それゆえに同好の士にとっては極上の珍味のごとくたまらぬ悦楽となろう。個人的には一部のSっ気強すぎなヒロインだと若干ちんこの勃ちが悪くなるものの、怒濤のごとくくり広げられる蘊蓄の嵐とともにフェティッシュなファックを心地よく摂取させてもらった。自分もなんだかんだ某「頭文字○」直撃世代なので、アルトワークスvsチェイサーツアラーVの公道バトルを軸にメイド2人の女の意地と恋心が激突するハイスピードドタバタラヴコメ「最速!送迎メイドバトル!」に爆笑したり圧倒されたりちんこしごいたり。
話○ 抜○ 消小 総合○
重度の二次オタメイド狂なボンクラ息子を矯正すべく父親の手配したメイド姉妹の手で彼はひたすら性的に搾取され前後編+主人公に思いを寄せるメイド2名の互い譲れぬ真剣カーチェイス前後編+独立短編2本+家庭教師メイドさん継続シリーズ1本+巻末おまけ漫画。話もエロもコッテリごっちゃりつめこんだ特濃主従ファック絨毯爆撃もますます病膏肓の作者最新刊は通算3冊めのコミックスだ。なお機種依存文字につき表記を置き換えたのだけど、タイトル中のナカグロは本来ハートマークでございます。
誌面トータルで芸風の統一感をあえて持たさず総合誌としてヴァラエティ豊かな百家争鳴執筆陣を取りそろえる「COMIC阿呍」誌上でデビュー以来一貫してメイドもの漫画を提供し続けているのがこの人。密度の高い作画を維持しつつ量産を利かせられる特異な能力を活かし実働3年で年イチペース以上の単行本発売ラッシュで突き進むさまは見ていて爽快だが少々末恐ろしくもあり。そんなこの作家が前単行本「メイドの×××はアナタのために」から1年経たずに送り出すブランニュー・チューンがこちら。
オーソドックスな一般青年誌系のキャッチーな作画は古すぎず新しすぎずのよい塩梅。親しみやすい描線にいかにもエロ漫画ティックな濃いめのトーンワークがほどこされた正統派の味わいである。このたび収録の物件は巻頭の初出一覧を見るに大多数が2016年に入ってからの執筆分なので、外注塗り師によるフィニッシュの表紙/裏表紙と中身のモノクロ原稿とはいくらか印象が異なるとはいえ、線画はいずれも最新型荒岸来歩であり作画の統一感は抜群でジャケ買いも安心だ。むろんこの版元恒例の単行本情報ページにおいて内容サンプルが豊富に用意されているので、慎重を期すのなら先にそちらをチェックしたのち購入するもよし。
コミックス表題でそれと謳うように、登場ヒロインはそのすべてがハウスキーピングの使命を負って個人宅に仕える女性たち。年齢レンジは既刊より狭まりほぼハイティーン前後プラマイ数歳で固定された感じで、みなさん例外なく女中服に隠された比較的頭身高めの体躯からボンキュッボンのやらしいボディが飛び出す仕掛け。付随して下腹部をモッサリ茂らせ体臭をほのかに匂い立たせたりとリアリティを持たせた描写を附加して女体の神秘を淫靡に彩る。貞淑なのから奔放なのまで、オドオドさんありヤンデレさんありと多種多様な彼女らが全身全霊でご主人様のためご奉仕してくれるのだからたまりませんな!
そんな彼女らが乗っかる物語はおおむね明朗快活ラヴコメベースの誰にでも受容しやすい系統のもの。以前の単行本では数本ダーク系を混入させたりもしていたのだけれど、今回はその手の物件がなくなっていっそう取っつきやすくなっている。女子みなメイドなので必然的に主従ラヴの単調なオハナシになりがちなところを、彼ら彼女らの関係性に変態性を盛りこんだりストーリーの背景に奇抜なギミックを導入したりでメリハリをつけているのは商業作家ならではの巧みな配慮。とりわけ従来もチラホラ見せていた車ネタへの偏愛を大々的にフィーチャーした前後編「最速!送迎メイドバトル!」はその典型で、先行作品へのオマージュを盛りこみつつ専門用語を随所に炸裂させた息づまるカーチェイスはもはやエロ漫画の枠を超えた鬼気迫る執念を感じさせる怪作だ。その他のお話たちも様々な小ネタを織り交ぜ異様に目の詰んだアラベスクを築きあげる荒岸来歩特有のごっちゃり感を存分に堪能できる。
もちろんエロ漫画であるからには濡れ場もぬかりなく充実させており、お話によっては30ページ以上にもわたる大容量を活かし画面狭しと女体が乱舞だ。メイド服をあえて着せたまま熟れた肉体にむしゃぶりつき労働の後のすえた匂いを吸いこんでいっそう興奮。また主従エロといいながら女性側が主導権を握りご主人さまに君臨する下克上タイプのネタ多めなのが特徴で、強引マイウェイなメイドたちが奔放に情欲を開花させゴリゴリ精液搾取にいそしむさまは壮観。
メイドたちは最愛のマスターの命ずるまま着衣をずらし豊かな胸部や生い茂る下半身を彼らへの性的奉仕のため露出。隷属の証としてご主人さまのイチモツにしゃぶりつき谷間にはさみこみながら巧みな口技で第1ちんこ汁を搾取だ。休むいとまもなくこんどは自分からスカートをたくし上げ屹立したままの陽物に腰を沈め粘膜どうしの真剣勝負を開始する。ご主人さまの前でだけ娼婦のように乱れはしたないイキ顔を見せつけながら昇りつめてゆく彼女らの女中まんこの最深部めがけ2度3度とザーメンの奔流を叩きつけ主従関係を改めてその肢体へ刻みこむのだ。
お話の趣向にしろエロシチュにしろメイドものとしていっそう特化し濃縮されたそれはともすれば自家中毒を起こしそうなくらいの奇怪なシロモノと化しているが、それゆえに同好の士にとっては極上の珍味のごとくたまらぬ悦楽となろう。個人的には一部のSっ気強すぎなヒロインだと若干ちんこの勃ちが悪くなるものの、怒濤のごとくくり広げられる蘊蓄の嵐とともにフェティッシュなファックを心地よく摂取させてもらった。自分もなんだかんだ某「頭文字○」直撃世代なので、アルトワークスvsチェイサーツアラーVの公道バトルを軸にメイド2人の女の意地と恋心が激突するハイスピードドタバタラヴコメ「最速!送迎メイドバトル!」に爆笑したり圧倒されたりちんこしごいたり。
2015-11-13
今夜のジャーマン・メタル。
-荒岸来歩「メイドの×××はアナタのために」ヒット出版社 ISBN:9784894656802
話○-△ 抜○ 消小 総合○
ちんまいのからアダルトさんまで、従順タイプからドSなのまで、ありとあらゆるメイドに性的ご奉仕され放題短編7本+前単行本発売宣伝ショート漫画+巻末EXTRA TRACK。ご主人様のことが好きすぎて自分から秘密の花園をご開帳しハードに腰を使っては使用人まんこにたっぷり精液注がれ幸せいっぱいに絶頂の光景をゲップが出るまで過剰摂取の作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
のっけから全編これメイド漫画という超ピンポイントな嗜好をむき出しにしたこの人のデビュー単行本「ヌキ挿し自由のメイド穴」が世に送り出されたのが今年1月のこと。それから1年も経たず早くもこの新刊発売と、現状のエロ漫画界にあっては例外的なほどのハイペースで快調に飛ばす。そして今回も200ページ強の大ヴォリュームをすべてメイドネタで埋め尽くすという快挙ですよ!
荒岸来歩謹製の非常にキャッチーなアニメ絵は最新型とは言わずとも充分に洗練され、またすべてが直近2年以内の執筆物件とあって絵柄の統一感も抜群。表紙のカラー彩色は外部の塗り師に依頼しており中身のモノクロ原稿とはやや質感の違いを感じるけれど、画面密度そのものはどちらも高くクオリティ的には無問題だ。昨今はどこでも当たり前となっているが本作も出版社サイドで内容サンプルつきのコミックス情報ページを用意しているので、心配な方は購入前にそちらのチェックを。
例によって登場するヒロインはすべてメイドであり女中であり家政婦であり召使いであり端女であり、我々読者としては彼女らがご奉仕するご主人様へと意識を仮託しヴァーチャル主従エロスにいそしむことができる仕掛け。労働可能年齢かすら怪しいほど幼いのから実年齢を追及するとお仕置きくらいそうな母親テイストのまでお歳はさまざまだが、おおむねキュートフェイスにビッグバスト/ヒップといういかにも肉体をむさぼられるのに適したボディデザインでよろしい。
物語傾向も必然的にそんな彼女らとショタだったり青年だったりのご主人様との身分差ラヴを軸に据える。さすがにメイド漫画ばかりで押し通すことによるヴァリアントの欠如は作者側としても承知で、そのぶんストーリーラインは底抜けに明るい馬鹿エロから心の痛みを伴う悲恋まで非常にワイドレンジ。作品によってはその過程で少々行きすぎな愛情を示したり主従逆転めいたシチュにたどり着いたりもするのだがソレもまあご愛敬。前作を含めその作品群に接した感じでは明るめの路線の方が向いてそうな気はするのだけれど、マンネリを避けようとさまざまなタイプのお話に挑む積極的な姿勢は高く評価したいところ。またこれも以前からそうだが随所に小ネタやパロディを仕込むオモチャ箱みたいな遊び心も好感の持てる部分で、それが上手にハマっても不発ぎみでも、どちらも荒岸来歩ならではのサーヴィス精神の発露として快く受容できる。
オハナシの明暗を問わず、エロシーンは1作品あたりの分量が多めなこともあり潤沢かつハードコア。メイド服着用のままえっちな部位のみをはだけガツガツと性的ご奉仕に熱中してはたっぷりご主人様ザーメンを子宮の奥までぶちまけられはしたなくアクメ顔披露の彼女らの艶姿を存分に堪能だ。絵柄そのものはいかにも2次元っぽいディフォルメの利いたものなのに、性器近辺のみはお毛々モリモリまん臭ムンムンの実存ティックな描写なのもあいかわらずの強力なセールスポイントで、大量の擬音と液汁にまみれながら肉ヒダもめくれ上がらんばかりに性器どうしをぶつけ合いケダモノじみた交合にいそしむさまを詳細中継。
最愛のダンナさまぼっちゃまのためならとおのが女体を差し出し豊満な胸の谷間にいきり立つ怒張を差し込んですかさずご奉仕スタート。熟達の口腔テクでただちに第1ちんこ汁を発射させたのちはすぐさま濡れそぼつ蜜壷を押し広げまんこサーヴィス開始だ。粘膜それ自体が独立した生きもののように蠕動し暴れん棒を包みこむように刺戟してはその都度新たな快感を生み出し2人してヘヴン状態。マシンガンのごとく淫語乱射しながら子宮口をゴリゴリ突き上げられよがり狂う彼女らの子袋いっぱいに種つけ汁の奔流を叩きつたその瞬間幸せいっぱいにメイドアクメ。
まるで空白を厭うがごとくみっちり人物も科白も詰めこまれたコテコテのヴィジュアルでもって問答無用のストロング主従セックスを果てなく展開する、メイドスキーにとっての永遠なるガンダーラがここに具現化。こうした身分差エロにはさほどグッと来ない自分でもこの人の手になるキュートなメイドっ娘のド派手な痴態には愚息もお世話になりっぱなし。ただ一部のドSさんの活躍では極度に私的実用度が減退したのでトータルではこうした抜き評価なのだけれども。このたびの収録物件中では、このご時世いろいろヤバげなちんまい爆乳わんこメイドの際限ないキュートさとそれとは裏腹のドスケベっぷりが辛抱たまらんですたいな「ダメ犬メイドのしつけかた」と、メイド3人衆が完璧超人ご主人様の意外な悩みを体当たりで解決「Rapidfire Complex」(ただし本作ではもっぱら生真面目メガネっ娘・メイのみを活用)で大いに我が砲身を酷使しまくり。
話○-△ 抜○ 消小 総合○
ちんまいのからアダルトさんまで、従順タイプからドSなのまで、ありとあらゆるメイドに性的ご奉仕され放題短編7本+前単行本発売宣伝ショート漫画+巻末EXTRA TRACK。ご主人様のことが好きすぎて自分から秘密の花園をご開帳しハードに腰を使っては使用人まんこにたっぷり精液注がれ幸せいっぱいに絶頂の光景をゲップが出るまで過剰摂取の作者最新刊は通算2冊めのコミックスだ。
のっけから全編これメイド漫画という超ピンポイントな嗜好をむき出しにしたこの人のデビュー単行本「ヌキ挿し自由のメイド穴」が世に送り出されたのが今年1月のこと。それから1年も経たず早くもこの新刊発売と、現状のエロ漫画界にあっては例外的なほどのハイペースで快調に飛ばす。そして今回も200ページ強の大ヴォリュームをすべてメイドネタで埋め尽くすという快挙ですよ!
荒岸来歩謹製の非常にキャッチーなアニメ絵は最新型とは言わずとも充分に洗練され、またすべてが直近2年以内の執筆物件とあって絵柄の統一感も抜群。表紙のカラー彩色は外部の塗り師に依頼しており中身のモノクロ原稿とはやや質感の違いを感じるけれど、画面密度そのものはどちらも高くクオリティ的には無問題だ。昨今はどこでも当たり前となっているが本作も出版社サイドで内容サンプルつきのコミックス情報ページを用意しているので、心配な方は購入前にそちらのチェックを。
例によって登場するヒロインはすべてメイドであり女中であり家政婦であり召使いであり端女であり、我々読者としては彼女らがご奉仕するご主人様へと意識を仮託しヴァーチャル主従エロスにいそしむことができる仕掛け。労働可能年齢かすら怪しいほど幼いのから実年齢を追及するとお仕置きくらいそうな母親テイストのまでお歳はさまざまだが、おおむねキュートフェイスにビッグバスト/ヒップといういかにも肉体をむさぼられるのに適したボディデザインでよろしい。
物語傾向も必然的にそんな彼女らとショタだったり青年だったりのご主人様との身分差ラヴを軸に据える。さすがにメイド漫画ばかりで押し通すことによるヴァリアントの欠如は作者側としても承知で、そのぶんストーリーラインは底抜けに明るい馬鹿エロから心の痛みを伴う悲恋まで非常にワイドレンジ。作品によってはその過程で少々行きすぎな愛情を示したり主従逆転めいたシチュにたどり着いたりもするのだがソレもまあご愛敬。前作を含めその作品群に接した感じでは明るめの路線の方が向いてそうな気はするのだけれど、マンネリを避けようとさまざまなタイプのお話に挑む積極的な姿勢は高く評価したいところ。またこれも以前からそうだが随所に小ネタやパロディを仕込むオモチャ箱みたいな遊び心も好感の持てる部分で、それが上手にハマっても不発ぎみでも、どちらも荒岸来歩ならではのサーヴィス精神の発露として快く受容できる。
オハナシの明暗を問わず、エロシーンは1作品あたりの分量が多めなこともあり潤沢かつハードコア。メイド服着用のままえっちな部位のみをはだけガツガツと性的ご奉仕に熱中してはたっぷりご主人様ザーメンを子宮の奥までぶちまけられはしたなくアクメ顔披露の彼女らの艶姿を存分に堪能だ。絵柄そのものはいかにも2次元っぽいディフォルメの利いたものなのに、性器近辺のみはお毛々モリモリまん臭ムンムンの実存ティックな描写なのもあいかわらずの強力なセールスポイントで、大量の擬音と液汁にまみれながら肉ヒダもめくれ上がらんばかりに性器どうしをぶつけ合いケダモノじみた交合にいそしむさまを詳細中継。
最愛のダンナさまぼっちゃまのためならとおのが女体を差し出し豊満な胸の谷間にいきり立つ怒張を差し込んですかさずご奉仕スタート。熟達の口腔テクでただちに第1ちんこ汁を発射させたのちはすぐさま濡れそぼつ蜜壷を押し広げまんこサーヴィス開始だ。粘膜それ自体が独立した生きもののように蠕動し暴れん棒を包みこむように刺戟してはその都度新たな快感を生み出し2人してヘヴン状態。マシンガンのごとく淫語乱射しながら子宮口をゴリゴリ突き上げられよがり狂う彼女らの子袋いっぱいに種つけ汁の奔流を叩きつたその瞬間幸せいっぱいにメイドアクメ。
まるで空白を厭うがごとくみっちり人物も科白も詰めこまれたコテコテのヴィジュアルでもって問答無用のストロング主従セックスを果てなく展開する、メイドスキーにとっての永遠なるガンダーラがここに具現化。こうした身分差エロにはさほどグッと来ない自分でもこの人の手になるキュートなメイドっ娘のド派手な痴態には愚息もお世話になりっぱなし。ただ一部のドSさんの活躍では極度に私的実用度が減退したのでトータルではこうした抜き評価なのだけれども。このたびの収録物件中では、このご時世いろいろヤバげなちんまい爆乳わんこメイドの際限ないキュートさとそれとは裏腹のドスケベっぷりが辛抱たまらんですたいな「ダメ犬メイドのしつけかた」と、メイド3人衆が完璧超人ご主人様の意外な悩みを体当たりで解決「Rapidfire Complex」(ただし本作ではもっぱら生真面目メガネっ娘・メイのみを活用)で大いに我が砲身を酷使しまくり。
2015-01-12
今週のクーゲルシュライバー。
-荒岸来歩「ヌキ挿し自由のメイド穴」ヒット出版社 ISBN:9784894656512
話○-△ 抜○ 消小 総合○
メイドとして奉職するからには最愛のご主人様のため身体を張って尽くしまくり短編全6本。清楚な衣服に身を包んだムチムチキュートなメイドさん連中がビッグバストをブリブリ揺らしハードにまんこを使役しながらご奉仕フルコースの夢空間がどのページをめくってもすぐさま目前に広がる記念すべき作者処女単行本だ。なおこのペンネーム、なにやら複雑にローマナイズされているが日本語としては「あれきしらいほ」と読み下せばよい模様。
師走の翁や岡田コウなど化けものクラスの看板作家を抱えつつもなお日々新人発掘に余念のないヒット出版社がまたしても送り出すニューカマー。厳密にはまっさらの新人ではなく他誌でも執筆経験のあるそれなりのキャリアの持ち主らしいのだが、ともかく自分は数年前(厳密には2013年12月号)に当版元の看板誌「COMIC阿呍」で本作にも収録されているダブルメイド漫画を目にしたのが初見。以後ひたすらメイドものばかりを描き続けてついにコミックス刊行にまでこぎ着けたまことの剛の者ですよ。
単行本タイトルからしてそうであるように表紙/裏表紙からもう出てくる女の子はひたすらメイドメイドメイドメイドづくし。アニメの世界からそのまま飛び出てきたみたいなスッキリ系の絵柄でものされる彼女らはいかにもご主人様の命令に従順そのものっぽい出で立ちで嗜虐欲をそそられますなあ。ただ今回のカヴァーイラストは裏表とも妙にすまし顔というかよそ行きっぽくて中身のモノクロ原稿とは若干雰囲気が違うので、店頭見本閲覧可の書店で本文をチラ見するか版元提供の内容紹介ページを参照のうえで購入可否を決定するのが吉。
学生時代とかのっけからすっ飛ばしてたりそもそも人外さんだったりなのでヒロインたちの年齢は不詳だが、愛らしいあどけない系のフェイスにボンキュッボンとメリハリの利いたグラマラス寄りのボディが乗っかる童顔巨乳風味のキャラメイクでおおむねミドル~ハイティーン互換な印象。現状のエロ漫画市場でもっとも幅広い層に受け入れられるタイプの造形でありつかみはバッチリだ。
すべて読み切りとなる6本の収録作は当然のごとく全編これメイドとご主人様たる各回の男性キャラとの愛欲の日々をつづるもの。ただその趣向はヴァリエイションを多く持たせてあり、1on1も複数ご奉仕系も、はたまたベタ甘ラヴからガチ凌辱系まで各種取りそろえ。唯一のダーク話「The Glass Prison」が飛び抜けて陰惨な雰囲気でこれのみハッキリ異質だが、そのほかは明るく楽しくちょっとアホらしくの明朗快活コメディで心地よく受容できるかと。またストーリーと直接関係はないのだけれど、メイドネタのみならずドイツ語や車、銃器といった作者の愛する要素であろう小ネタが随所に遠慮会釈なくぶちこまれており壮観だ。お話によっては作画/作劇とも密度を上げすぎて物語の全容がいささか見通しづらくなっている部分もあるのだが、「とにかく自分の好きなものだけ描きたいんだ!」という熱い思いがダイレクトに伝わってくるかのよう。
短編オンリーとはいいながらもっとも短い作品でも24ページ、最長で44ページとどれも破格の分量ゆえエロシーンも相対的に大ヴォリュームだ。和姦/凌辱いずれもメイドHのお約束として乳やまんこをまろび出しつつも着衣は完全には脱がせず、たとえついに全裸になったとしても髪飾りのカチューシャは死守するこだわりがうれしい。さらに荒岸来歩で特筆すべきは肉ヒダの1本1本までが躍動するかのような緻密かつ執拗な性器結合断面描写で、こみ上げる快感にすっかり表情をトロけさせるヒロインが下腹部では同時進行で独立した生きもののごとく膣内を蠕動させシャフトを強烈に締めつけるさまがコマを並べて対比される。その他匂いやら尿やら女の子の発するものへのフェティッシュな執着も特徴的で、こうした要素が渾然一体となってガチンコファックを大いに盛り上げいっそう激しく興奮を励起せしめるのだ。
清純そのものの印象の彼女たちはしかしご主人様の命令があればただちに着衣をはだけ誘うような媚態を見せて性欲処理の道具と化す。お口や胸の谷間でじっくりねっとり暴れん棒をなだめすかして先走り汁をゴックンしたのちはすぐさま下半身を押し開きメイドまんこをオープンセサミ。広報から腰を抱えられ子宮の奥まで怒張をゴリゴリねじこまれてははしたなく嬌声を発し歯を食いしばりながらこみ上げる衝撃に耐え続けるさまがなんとも扇情的だ。万力のごとく内奥を締めあげながら四方八方にハートマークをまき散らし涙ながらによがり狂う彼女の子袋から卵巣の先端まで到達する勢いで大量のザーメンを叩きつけフィニッシュ。
作画密度もフキダシの科白量もときとして過剰に感じることはあるものの、清楚な出で立ちのメイドさんたちが怒濤のハードコアファックに我を忘れエロエロに乱れるその落差がたいそう息子をいきり立たせる優秀な抜きツールだ。ちょっとなつかしい雰囲気のアニメ絵でメイドだの銃だのアクションだの好き勝手やらかして……というので思い出したが、これはかつて阿呍誌上で活躍した的良みらんの正統な後胤なのだと気づく。まあ彼ほどに極端な厨二テイストではなくずっと庶民的ではあるけれど、マニアックな空気を継承しつつもそこへ特濃の濡れ場がプラスされるあたりがいかにも2015年最新型のそれ。自分としてはむやみに気合いの入ったものよりは少し力を抜いたタイプの話がより好みで、いつでもどこでも愛情全開の幼なじみメイドと明るく甘く結ばれて「溺愛メイドなる子さん!」と、厳格すぎる家庭教師メイドさんをやり込めるべく主人公はとある約束を……の「まじめメイドゆかりさん!」が本作中の最愛物件。
話○-△ 抜○ 消小 総合○
メイドとして奉職するからには最愛のご主人様のため身体を張って尽くしまくり短編全6本。清楚な衣服に身を包んだムチムチキュートなメイドさん連中がビッグバストをブリブリ揺らしハードにまんこを使役しながらご奉仕フルコースの夢空間がどのページをめくってもすぐさま目前に広がる記念すべき作者処女単行本だ。なおこのペンネーム、なにやら複雑にローマナイズされているが日本語としては「あれきしらいほ」と読み下せばよい模様。
師走の翁や岡田コウなど化けものクラスの看板作家を抱えつつもなお日々新人発掘に余念のないヒット出版社がまたしても送り出すニューカマー。厳密にはまっさらの新人ではなく他誌でも執筆経験のあるそれなりのキャリアの持ち主らしいのだが、ともかく自分は数年前(厳密には2013年12月号)に当版元の看板誌「COMIC阿呍」で本作にも収録されているダブルメイド漫画を目にしたのが初見。以後ひたすらメイドものばかりを描き続けてついにコミックス刊行にまでこぎ着けたまことの剛の者ですよ。
単行本タイトルからしてそうであるように表紙/裏表紙からもう出てくる女の子はひたすらメイドメイドメイドメイドづくし。アニメの世界からそのまま飛び出てきたみたいなスッキリ系の絵柄でものされる彼女らはいかにもご主人様の命令に従順そのものっぽい出で立ちで嗜虐欲をそそられますなあ。ただ今回のカヴァーイラストは裏表とも妙にすまし顔というかよそ行きっぽくて中身のモノクロ原稿とは若干雰囲気が違うので、店頭見本閲覧可の書店で本文をチラ見するか版元提供の内容紹介ページを参照のうえで購入可否を決定するのが吉。
学生時代とかのっけからすっ飛ばしてたりそもそも人外さんだったりなのでヒロインたちの年齢は不詳だが、愛らしいあどけない系のフェイスにボンキュッボンとメリハリの利いたグラマラス寄りのボディが乗っかる童顔巨乳風味のキャラメイクでおおむねミドル~ハイティーン互換な印象。現状のエロ漫画市場でもっとも幅広い層に受け入れられるタイプの造形でありつかみはバッチリだ。
すべて読み切りとなる6本の収録作は当然のごとく全編これメイドとご主人様たる各回の男性キャラとの愛欲の日々をつづるもの。ただその趣向はヴァリエイションを多く持たせてあり、1on1も複数ご奉仕系も、はたまたベタ甘ラヴからガチ凌辱系まで各種取りそろえ。唯一のダーク話「The Glass Prison」が飛び抜けて陰惨な雰囲気でこれのみハッキリ異質だが、そのほかは明るく楽しくちょっとアホらしくの明朗快活コメディで心地よく受容できるかと。またストーリーと直接関係はないのだけれど、メイドネタのみならずドイツ語や車、銃器といった作者の愛する要素であろう小ネタが随所に遠慮会釈なくぶちこまれており壮観だ。お話によっては作画/作劇とも密度を上げすぎて物語の全容がいささか見通しづらくなっている部分もあるのだが、「とにかく自分の好きなものだけ描きたいんだ!」という熱い思いがダイレクトに伝わってくるかのよう。
短編オンリーとはいいながらもっとも短い作品でも24ページ、最長で44ページとどれも破格の分量ゆえエロシーンも相対的に大ヴォリュームだ。和姦/凌辱いずれもメイドHのお約束として乳やまんこをまろび出しつつも着衣は完全には脱がせず、たとえついに全裸になったとしても髪飾りのカチューシャは死守するこだわりがうれしい。さらに荒岸来歩で特筆すべきは肉ヒダの1本1本までが躍動するかのような緻密かつ執拗な性器結合断面描写で、こみ上げる快感にすっかり表情をトロけさせるヒロインが下腹部では同時進行で独立した生きもののごとく膣内を蠕動させシャフトを強烈に締めつけるさまがコマを並べて対比される。その他匂いやら尿やら女の子の発するものへのフェティッシュな執着も特徴的で、こうした要素が渾然一体となってガチンコファックを大いに盛り上げいっそう激しく興奮を励起せしめるのだ。
清純そのものの印象の彼女たちはしかしご主人様の命令があればただちに着衣をはだけ誘うような媚態を見せて性欲処理の道具と化す。お口や胸の谷間でじっくりねっとり暴れん棒をなだめすかして先走り汁をゴックンしたのちはすぐさま下半身を押し開きメイドまんこをオープンセサミ。広報から腰を抱えられ子宮の奥まで怒張をゴリゴリねじこまれてははしたなく嬌声を発し歯を食いしばりながらこみ上げる衝撃に耐え続けるさまがなんとも扇情的だ。万力のごとく内奥を締めあげながら四方八方にハートマークをまき散らし涙ながらによがり狂う彼女の子袋から卵巣の先端まで到達する勢いで大量のザーメンを叩きつけフィニッシュ。
作画密度もフキダシの科白量もときとして過剰に感じることはあるものの、清楚な出で立ちのメイドさんたちが怒濤のハードコアファックに我を忘れエロエロに乱れるその落差がたいそう息子をいきり立たせる優秀な抜きツールだ。ちょっとなつかしい雰囲気のアニメ絵でメイドだの銃だのアクションだの好き勝手やらかして……というので思い出したが、これはかつて阿呍誌上で活躍した的良みらんの正統な後胤なのだと気づく。まあ彼ほどに極端な厨二テイストではなくずっと庶民的ではあるけれど、マニアックな空気を継承しつつもそこへ特濃の濡れ場がプラスされるあたりがいかにも2015年最新型のそれ。自分としてはむやみに気合いの入ったものよりは少し力を抜いたタイプの話がより好みで、いつでもどこでも愛情全開の幼なじみメイドと明るく甘く結ばれて「溺愛メイドなる子さん!」と、厳格すぎる家庭教師メイドさんをやり込めるべく主人公はとある約束を……の「まじめメイドゆかりさん!」が本作中の最愛物件。
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