- 矢凪まさし「恋愛悪魔(2)」双葉社 ISBN:9784575835984
魂を代償にドスケベダメ人間主人公の彼女となった悪魔っ娘と
幼なじみ女子との三角関係に前巻ラストで登場の天使が本格
参入し恋愛模様はさらに混線表題作長編8話(第10~17話、
以下続刊)&番外編ショート。マークなし。すっきりくっきりの
アニメ絵でありながら淫靡なアヘ顔をさらすというギャップ
萌えでは先駆者のこの人だが、このシリーズではイヤミに
ならない範囲で武田弘光風な忘我下品系のフェイスを導入
してさらに死角なし。典型的ドタバタエロコメの作劇は後先
考えないキャラ投入により矢凪まさし長編ではおなじみの
収拾不能フラグ立ちまくりで不安いっぱいだが、メインヒロイン
たる悪魔マリアが情を交わすごとにクールな仮面を剥いで
急速にデレ化しさまざまな感情をあらわにするさまがなんとも
素敵で、その魅力によりストーリー面のほころびがカヴァー
されている。一方鳴り物入りで本編に割りこんだ天使さんは
いまいち影が薄くエロ的な特色にも欠けてと不発ぎみで、
幼なじみ巨乳の恵と2人体制のままお話を引っぱった方が
よかったのではなかろうか。とはいえ複数の女子をマッパで
並べてケツを拡げまんこを交互に貫いてはガッツリザーメン
注ぎこみまくりの豪華な本番シーンは読者の心をも豊かに
してくれ、だらしなくよだれを流しては言語にならないうめきを
あげなんども絶頂を迎える女の子たちの幸福そうなイキ顔に
読者も思わずちんこの先から随喜の涙だ。暴れん棒の往復
運動に対する巨大な障壁でしかない双葉社謹製の巨大な
ホワイト消しにより評価は落とすけれど、いきなり喜怒哀楽を
あからさまに表現するようになったマリアがかわゆーて。
- すずきみら「放課後ヲトメ倶楽部」実業之日本社 ISBN:9784408171760
会員制お見合いサイトに集う女子高生との運命的な出会い
からラヴラヴに表題作オムニバス5話+ノン・シリーズ短編
6本。マークなし。ほぼ同時刊行である少年画報社からの作者
単行本が1冊まるまる長編だったのに対しこちらは連作とは
いえ登場人物はバラバラの前半と1話完結読み切りの後半
からなり、和姦ベースは共通するもののお話の趣向は多彩。
同じ慎太郎シール誌でもこちらの方がレイティングがゆるい
ようで、大人キャラとともに制服女子の存在が許されぺたっ娘も
アリとうれしい設計。ことにこの作家は凛々しいアダルトさんと
フワフワ砂糖菓子なロリっ娘どちらも上手いので双方描ける
媒体だといっそう映える。収録は直近のものから数年前の
作品までわりと歳月をまたいでいるがだいぶ前にタッチの完成
された人なのでブレはなく安定。濡れ場も潤沢でないとは
いえU-18購入可能物件としては健闘している部類で、滑ら
かな感触とキュッと締まった柳腰が素敵な女体をさまざまな
アングルからいじくり後ろから前から責めたてればヒロイン
たちはほおを赤らめ気持ちよさそうにあえぎまくる。いったん
火がつくと快楽の享受に積極的になりみずから腰を怒張に
落とし下半身をすりつけながら両手で男にすがりつく彼女らの
媚態がなんともエロっちい。白抜き修整も気を遣った消し方で
絶望感を軽減してあり、仮にこの3月の新刊2冊から片方だけ
しか選べないとしたら断然こちらに軍配。個人的にはショート
ヘア長身巨乳バレー部員の小町さんと同じく短髪端正おっぱい
OL大野さんがスゲーお気に入りです。
0 件のコメント:
コメントを投稿