- すずきみら「神武淫刀伝 ユキミ(上)(下)」オークス ISBN:9784861058509 ISBN:9784861058516
話△ 抜○-△ 消小 総合△
国を守護する姫たちの末裔3人とその守人が迫りくる危機に
愛とえっちで対抗和風伝奇表題作長編全12話+描きおろし
前日談2話。このところマークつきでの活躍が減りぎみで
せっかく扇情的な女性器描写ができる人なのにもったいないと
思っていたのだが、今回はその宝玉のごとく美しい会陰部を
最小限の修整で堪能できるグッドな物件。いにしえの少女漫画
調とオタ絵のほどよいブレンドで幼女からアダルトさんまで
なんでも描きこなす作家ゆえ、女子高生ヒロイン3人衆も乳の
大中小をきっちり描き分けキャラクターもしっかり立ててと
造形にぬかりなし。完全にストーリー主導型で濡れ場占有率も
必然的に低くなるものの、長丁場のなかでエロを前面に押し
出すべきところにはしっかり分量を割いてとヴェテランの技が
光る。いかにも女流作家のプロダクトらしい関係性萌えの主従
ラヴは正直ピンとこないのだが、身分差を超えたピュアな
愛情を発露してみせるお姫さまズの誠実無垢なエロスが当方の
勃起中枢へクリティカルヒット。ことに運命の相手以外との性
行為を強いられ涙ながらに救いを求めつつも快楽にあらがえず
肢体をよじらせるさまがじつにエロっちい。むろんそこはピンチを
切り抜け再び深く愛を確かめあっていとしい男の子種を注がれ
まくるお約束オチなので非道展開大好きっ漢は期待するな。
これだけ尺を取ってもまだ設定が消化不良のまま尻切れの
竜頭蛇尾エンドでお話評価は落とさざるを得ないが、ちんまり
清楚な女の子が恋する男性だけに見せる妖艶な素顔との
ギャップにグッとくる君ならいちどお試しを。
- ポン貴花田「ちょこぱッ!(1)」双葉社 ISBN:9784575837124
話△ 抜○ 消大 総合△
内定取り消しを食らい途方に暮れる主人公に差しのべられた
就職先では奇妙な恋愛指令が下されてちんこも大変表題作
長編9話(以下続刊)。マークなし。キャッチーな絵柄で健康的な
巨乳ヒロインがまんこ貫かれてはアンアンイキまくる光景が
まいど素敵なこの人最新連載。いくつか同時進行している長尺
もののなかではもっともエロ寄りだがそのぶんストーリーも適当で、
舞台設定は単にハーレムエロを実現するためのギミック。
本命らしい娘とは比較的早期に結ばれサブキャラもとくに反発
することなく2人を見守っていたりで物語的な緊迫感は皆無。
ぶっちゃけこの巻だけで話が終わってもそれほど理解に支障
ない。慎太郎シール誌作家屈指のはなはだ実用的な濡れ場は
むろん健在であり、表紙登場の微ツンデレメインヒロインを
はじめ大人の魅力を振りまく女店長から彼女を一途に慕う
黒髪さん、奔放な演劇ガールにクールツリ目短髪女子まで
さまざまな抜きキャラに膣内射精し放題。規制を逆手にとり
修整こみでえも言われぬぷっくり感を演出してみせる女性器
周りがじつに美味そうで、モチモチしたおっぱいを存分にいじり
倒しつつ芳香を発する蜜壷にガンガン怒張を突き入れるたびに
きゅんきゅん内部を収縮させてはよがりまくって大量の精液を
しぼり取る彼女たちのお姿がとても淫猥だ。かように抜きツールと
しての性能は折り紙つきながら、今回武田弘光調のいささか
下品なアヘ顔を一部導入したのには疑問符が。このカワイイ
系のタッチとのマッチングは良好といえないし、なによりそれ
なしでも十二分にエロっちいのだからあせって取り入れる必要も
ないと愚考するのだがどうか。
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