- 不二河聡「乙女に白濁デコレーション」ヒット出版社 ISBN:9784894654686
エロいことを書いたらそれが実現する不思議なノートを手に
入れたヒロインが直面する欲望と憎悪と愛情の奔流長編5話+
短編3本+おまけショート。おめめパッチリのちみっこたちが
ちんこと精液にまみれながらえっちに奮闘するさまがグッと
前立腺を揺さぶるこの人第2単行本。なお俺は前作をパスして
しまったうえ雑誌掲載分を意識的に読みこむことをしてこな
かったので予備知識ほとんどなし。まず店頭で表紙を一瞥した
とたんランドセルしょった萌えっ娘が涙を浮かべザーメンで
汚されているという訴求力ありすぎのモティーフがいやがうえ
にも嗜虐心をそそる。それではと中身をひもとくと一部の脇
キャラ以外はぺったんこなお胸とつるつるのたてすじを標準
装備のキュートなニンフたち大バーゲン。そんな彼女らが
容赦なく組み敷かれては幼い秘裂を強引にこじ開けられお腹
いっぱいに子種を注がれまくるのだからたまらない。表紙の
女の子がひたすらひどい目に遭う中盤のガチ凌辱長編はもち
ろんのこと比較的明るいネタの読み切り群も行為はやたら
ハードで、幼い肢体に常軌を逸した量の白濁液がド派手な
擬音をBGMにしながらビュンビュン飛び交う光景は見ている
だけでゲップが出てきそう。もっとも平行して女子どうしの
心の交錯や愛憎のもつれがじっくりページを割いて描かれる
のでいささか脳みその処理能力が分散しがち。まあこれが
あるから胃の痛くなるような展開のあとの爽快なカタルシスを
得られるわけですが。本レヴュウにおいては一心不乱にジョイ
スティックをこすりあげる用途に最適化されているか否かが
評価の大前提になるのでどうしても割り引いた採点になって
しまうものの、かわいらしい絵柄にパワフルな物語を乗っけて
朝までドライヴの少年漫画的アツさが脳裡に心地よく作用する
格好の精神賦活剤だ。
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