-西安「自慰支援委員会」ワニマガジン社 ISBN:9784862691484
話○ 抜◎-○ 消小-中 総合○
貞操観念なにそれのドスケベビッチーズが積極的に男子のナニをくわえこみ限度いっぱいザーメン搾取短編全17本。端正かつ緻密な絵柄で液汁まみれのガチンコファックを容赦なく展開のうれしすぎる芸風で読者の精巣をカラッポにすること必定の作者最新コミックスだ。
アニメ絵とリアル系の美味しいところ取りのタッチで描かれるむっちり肉の乗ったロウ~ハイティーンの食べごろエイジがハードに性器を使役するという前作の路線をおよそ1年ぶりの今単行本においても踏襲。以前はわざと10代を外し幼女か熟女かの両極端でお送りするといういけずな姿勢を貫いていたのだがようやく世間に迎合してくれたもよう。もっとも昔のノリをほうふつとさせる熟女系も数本混入しているので西安の描く完熟レディが大好物の諸君もご安心を。
冒頭からのショート4本および5本めの通常サイズ短編の前半部まではフルカラーで、表紙絵や単品イラストでも活躍するほどに達者な彩色をたっぷり摂取できる。つややかでピンキーなお肌をセックスの興奮ですっかり紅潮させながらホワイティな汁にまみれてよがりまくるヒロインの痴態がなんとも美しい。モノクロパートに移行してもその絶品のトーンワークによりテラテラと輝く皮膚の色艶はいっそう冴えさらなる興奮を励起せしめる。
現在進行形のラヴ・アフェアからフィジカルな身体だけのおつき合い、わずかばかりのせつなさを含有した掌編に至るまで多種多様な趣向のなかくり広げられるのは肉食獣じみた性器どうしの天下一武道会。ほぼ例外なく女子サイドからコトを構えみずからまんこおっ広げてはたぎる怒張へ腰を沈めてゆく。なんのてらいもなく快感におぼれニッコリほほえみながら精液を搾取する性欲魔神ぶりはまるで洋ピンのような趣だが、どことなく暗くウェッティな画面処理によりブルー・フィルム的味気なさをみごとに回避しているのはさすがの職人芸。
ティーンエイジのみずみずしい蜜壷を乱暴に突き続けるたび彼女らはキュートなお顔をすっかりだらしなくゆがめてはアヘりまくり。性器結合部を恥も外聞もなく見せつけながら進んで腰を使い快感をむさぼるエロメスどもの奔放な媚態が読み手の勃起中枢をピンポイントでヒット&アウェイ。菊門にまでダラダラ愛液垂れ流す彼女らの秘密の花園めがけてたっぷり膣内射精×複数ラウンドの果てなき性の饗宴にいつしか睾丸のストックも底をつくことだろう。
個人的には一部存在するおばさんパートでチンピク度が下がり申しわけなくも評定を落としてしまったが、身もフタもない単行本タイトルが示唆するとおりの強力無比な鉄板抜きツール。その昔はオサレ志向で売った快楽天が現在有するもうひとつの顔である、ガチなズリネタとしての一面を代表する逸品。西安がいる限りワニが実用部門で他社の後塵を拝することはない。
-西野映一「ぴんくぐろうあっぷれい」実業之日本社 ISBN:9784408172798
話△ 抜△ 消大 総合△
とりつくしまのないほど冷徹な双子兄妹に熱烈ハートな後輩男女が猛烈アタック表題作長編全9話+おまけ4コマ後日談。マークなし。恋する彼氏彼女がピュアすぎる気持ちを臆面もなくぶつけあうさまが甘酸っぱいアドレッセンスな時代を想起させるこの作家4冊めにして旧名義からの通算6th。
カヴァーには2つ前の作品集である「ツンな彼女がデレるまで」と舞台設定を共有とあるがメイン級のキャラはすべて新規なのでそれほど深い関連はなく、ほぼ独立作品として受容可能。ただ物語のテイストとしてはたしかに変形ハーレムものの前単行本より前々作の方にノリが近いかもしれない。
ややうるおいに欠ける点はあるもののすっきり系の清涼感あふれる絵柄により、グイグイと好意を押しつけてくる後輩2人にとまどう主人公兄妹がおそるおそるながらも心を開いてゆくさわやかなラヴストーリーをいっそう効果的に演出。生徒会会長・零児と副会長・一子の不器用トゥインズの難攻不落なツンぶりが突貫娘・まいちゃんと飄々ボーイ・春樹くんの真摯なアプローチで最後にゃ完膚なきまでにデレる赤面ラヴを存分に堪能すべし。
慎太郎シール誌の宿命で濡れ場はどうしてもヴォリューム不足だが、スレンダー巨乳/貧乳の両ヒロインをじっくりねっとり責めたてる長期戦ファックはなかなかにエロっちい。とりわけお肌とお肌のスキンシップにはじまりフェラ/クンニへと移行する前戯にはたっぷり尺を割き、執拗な舌技に悶絶し細やかなあえぎ声をサブマシンガンのように斉射する女の子の痴態を詳細実況中継。終盤の合体シーンよりこちらの方がいやらしいのではという力の入りようだ。むろんシメはすっかり準備万端のティーンエイジまんこに怒張を激しく出し入れしながらたっぷり白濁液をプレゼントでございます。
エロ強化担当の保健医さんを含めた3人の抜きキャラがいずれも似たような体格で(性格の描き分けはきちんとしてるのに)若干もの淋しさを覚えるのとときおり肢体描写が人間離れするのとでやや興奮を削がれるきらいはあるが、過ぎ去った青春の熱く甘やかな日々を回顧しつつちんこをしごくには好適といえよう。
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