2010-12-20

本日の春雪さぶーる。

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-人参・参「乳娘飼育」久保書店 ISBN:9784765934725
話△ 抜△ 消小 総合△

牛乳採取用の雌牛っ娘たちと販売店店主が毎日の乳しぼりそっちのけでHに没頭し中編4話+短編2本。絵柄もお話もいまやほとんど絶滅危惧種となった80年代美少女漫画フレイヴァーを2010年の現代において追体験できるタイムカプセルのような芸風が特徴的な作者5冊めは当出版社からの2nd。
前作「母娘丼」から4年以上の長いインターヴァルを経てようやく刊行の今単行本は初出一覧も詳細解説もなく、収録作品についての情報といえば巻末にあるわずかばかりの著者コメントのみ。すでに商業誌のレギュラー執筆枠では見られなくなった人だけによけい掲載データはほしいものでじつにもったいない。それでも作者の肉声に接することができただけ僥倖とすべきなのだろうな。
本作コンテンツの大半を占める冒頭からの乳牛擬人化ネタ連作「Cow Girls Family」および読み切り2本のいずれも昭和テイストのアニメ絵でおっぱいドドーンのドスケベガールズがガツガツちんこにむしゃぶりついては盛りまくりのインスタントファックで、しっとりした読後感などは望むべくもないがとにかく実用的。若かろうとイイ年だろうと見た目はみなロングヘア童顔巨乳で性格も似たり寄ったりのヒロイン造形ゆえ1本オハナシを読んでみて女の子のルック&フィールが肌に合うかどうかが評価の分かれ目。
巻末の短編2本はまだしも起承転結を備えてはいるものの、冒頭連作はアタマからミーニングレスに犯りまくりの速攻エロ。文字どおりホルスタイン級のデカチチをむんずとホールドしグリグリ先端を刺戟すれば女子どもたちどころに発情。豊満ボディにのしかかり搾乳量増加のためと称してさっそく男性ホルモン注入儀式だ。むわっと熱を帯びた蜜壷にビックコックを突き入れてハードに上下運動するたびにバストをブリブリ振り回しヨダレダラダラたれ流して下品にアヘるさまがさらなる勃起を誘う。仕上げにたっぷり漢のホワイトミルクを放出すればメスどもも母乳をピューピュー噴き出しながらケダモノらしく咆吼し絶頂だ。
現在一線級で活躍するエロ漫画たちを読みつけているととりわけ乳や性器近辺のトーンワークがそれらに対して明らかに見劣りしてしまい、また個人的にはせっかく親子キャラを登場させておいて母娘丼展開をしない点が納得いかずマイナス評価。しかしながらひたすら抜き支援に徹したストロングスタイルのガチエロ物件であることに間違いはなく、カヴァーをチラ見して絵柄が許容できるなら夜のお供にいちどお試しを。

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