2011-01-22

本日の東京イソターネット。

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-ジェームスほたて「愛恋千鳥(1)」少年画報社 ISBN:9784785935467
話△ 抜△-× 消大 総合△

ある日目の前に日本刀をたずさえて現れた少女はじつはイトコでしかもエロエロで……な表題作長編8話(以下続刊)。マークなし。キュートな丸顔おっぱいっ娘がかわいく激しく乱れるさまがたいそう殿方のちんこを刺戟するこの作家最新刊だ。
2つ前の単行本「団地妻さんのしあわせ」から非エロ1冊を間にはさんで刊行の今作は大仰な設定といい盛りだくさんなキャラといい、数巻継続を前提の連載になりそう。そのぶん現時点では謎として残されている部分が多すぎて話評価はなかば保留とするのだが、ヒロインがツヤツヤの柔肌まろび出して淫蕩な視線をこちらへ向けるカヴァーイラストのすばらしさにそんな煩悶などさておいてフルボッキ。
ややラフながらやたらと扇情的なタッチでもってほわほわと極上の笑顔を描き出すおにゃのこの造形のすばらしさは年々洗練の度を増して、ことに今作のタイトル・ロールである無口系戦闘少女・千鳥ちゃんの茫洋とした日常モードおよび一転激しく快楽をむさぼるエロモードとの対比がファンタスティック。またそのほかにもボクっ漢/淫乱メガネ/ママンなどサブに配されるイトコ'S&家族もそれぞれ異なった魅力のきれいどころで眼福眼福(一部妙な表記がありますが気にせぬよう)。
ストーリーの方は前述のように長丁場のほんのさわりゆえ全容は明かでないのだが、刃物だの門外不出の薬だのなくした記憶だのの小出しにされるアイテムを見るに和風伝奇系のソレを展開していく模様。個人的にはそうした謎解き部分はスパイス程度にとどめてサクサクちんこを活用したいところなのだけれど、もとより慎太郎シール誌のなかでもエロ薄め/スト漫寄りのヤングコミック掲載作品だけにこの立ち位置は変わることなく進行するのだろう。
てなわけで分量的にはもの淋しいエロシーンだが、そこは別PNで特濃エロの経験を積んだ人だけにちちしりのジューシィさや妖艶っぷり全開のアクメ顔など演出の上手さは折り紙つき。とりわけたくさんの液汁と饒舌な擬音にまみれながら性器同士をこすりあわせて派手に淫語をばらまく結合→発射プロセスの熱っぽい描写は天下一品で、まんこ周辺を真っ白くぼかされた無慈悲な修整をかいくぐりトローリと分泌液が糸を引く光景でいくたびもフィニッシュ。
見た目可憐でも生物学的にXY型だとしごけない俺は評価を若干割り引いたものの、ギャグ/シリアスを適度に織りまぜた物語展開のなかピンポイントな濡れ場投入でアクセントをつけるライトエロのお手本的作品。自分としては小暮マリコ名義のガチファック供給がいまにも途絶えそうなのが心配きわまりないが、ジェームスほたてブランドの方はこれまで同様今回も盤石のできばえ。

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