2011-10-12

本日の権利章典。

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-ジェームスほたて「愛恋千鳥(2)」少年画報社 ISBN:9784785937171
話△ 抜△ 消大 総合△

エロカワイイ押しかけイトコたちの性的攻勢におぼれているうちに事態はなにやらシリアスに動き出して表題作長編8話(第9-16話、完結)。マークなし。ツヤツヤムチムチの反則級ボディをフル活用しながら大胆に乱れまくるヒロインズの艶姿をゲップが出るほど堪能できる作者最新コミックスだ。
今年はじめにリリースの1巻からさほど間を置かずにすぐさま刊行のこちらはついこの前まで雑誌で連載していた出来たてホヤホヤの作品ゆえ、表紙のクオリティそのままに中身も美麗な丸顔童顔おっぱいっ娘大量供給のパラダイスがどこまでも拡がる。また昨今のトレンドを意識した男の娘もぬかりなくフィーチャーし全方位対応。
一方で前巻ではほとんど提示のみだった和風サスペンス風味の謎や伏線は、著者あとがきで語られているような諸事情により異様なハイテンポで一気に回収がはかられた。あまりに収束を急いだせいで終盤のドタバタ感は否めないものの(ナレーションでなかばヤケクソぎみに「もろもろの事件はなし崩しに解決した」と述べていたのには笑った)、コンビニ誌らしく悪い人も改心し幸福な日常は続くよエンドへと持ちこめてまずは善哉。
そんなわけで物語の方は少々腰砕けぎみなのだが、おにゃのことの艶めいたエロシーンにはいっそう磨きがかかりグッド。いまのところこの作家最後のマークつき本である去年3月刊の「俺専彼女」あたりから顕著になったキラキラ輝くような女体描写はますます冴えわたり、マシンガンのように撃ち出される手書きのイキ声やすっかり陶酔したアクメ顔との相乗効果で驚異的なエレクチオン力を発揮する。子犬のように主人公にまとわりつくメインヒロイン・千鳥たんはむろんのこと、サブに控える淫乱イトコズもこぞってトロトロの快感フェイスを臆面もなくさらしては液汁にまみれて絶頂だ。
慎太郎シール誌ゆえの無粋な巨大白抜き修整がジャマなことおびただしいとはいえ、全身にワックスを塗ったくったみたいな肉体どうしがゴリゴリすり合わさっては吐息と分泌物を大量に産出しまくるウェッティで甘美なファックはこのうえなく魅力的。これだけ猥褻なヴィジュアルを表現できる作家が黄色い楕円誌で描かないなんて国家的損失だと思うので、各社の辣腕編集さんはバンバンこの人にガチエロ仕事を依頼してくださいよ!

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