2012-01-08

本年度のサンシャイン・ボーイズ。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-猫玄「みんなの先生」コアマガジン ISBN:9784864362030
話○ 抜○ 消極小 総合○

新任教師の赴任先は妖怪だらけの学園で授業のついでに種つけまで任されさあ大変表題作長編7話+描きおろし後日談。キュートなロリっ娘どものフルフラットボディを思うがままご賞味し中田氏三昧のすばらしすぎる芸風が冴えわたるこの人最新刊は通算42冊め(!)のコミックス。なおこちらは2011年12月末刊行のものを遅ればせながらの紹介となる。
富士美出版から発売の前単行本「ご近所ロリ巨乳」から2ヵ月連続のリリースとなったこちらは、その前作がタイトルどおりのビッグバスト主体だったのに対しいわば猫玄の本流であるところのつるぺた専科。個人的には強いてどちらかと言われると猫玄ヒロインは巨乳さんが好みではあるけれど、スッキリ整理された描線でものされるおにゃのこの愛らしい言動はむろん巨も貧も関係なくすばらしいものなので文句などあろうはずもなく。
コアからの作品集としては2008年10月刊の「あああああっ! ご当主さまっ」以来とけっこう間が空いたが、なにせレギュラー執筆媒体を多く持っているので寂寥感まるでなし。どの出版社からのプロダクトも大ヴェテランらしく高水準で安定しており初心者にも安心してオススメできる。
1冊まるごとの長尺ものであるこちらは少子化に悩む妖怪世界の懸案解消のために人間と交配→おこちゃま増産というじつに明快なエクスキューズが設けられ、安心してモノノケまんこに膣内射精しまくれるすぐれた仕様だ。こうした現生人類×妖怪っ娘ものというのはわりとエロ漫画では頻出するフォーマットで、直近ではたとえば高津の「でぃーエッチ!」などがそう。よって題材の新鮮味はさほどないものの、そこは猫玄だけに細かな伏線が張られ起承転結のメリハリもきっちり利かせてと職人芸的テクニックが駆使され読みものとしては無類の完成度。
垢なめに猫又、山犬に座敷童などストーリーの進展とともに続々登場のヒロインたちはいずれも元ネタの妖怪らしさを残しつつもかわいくブラッシュアップされた女の子ばかりで、子孫繁栄の大義名分を得て彼女らのすべすべまんこをガッツリ貫いてはドプドプ種つけのスペクタクルな濡れ場を人数分オートリバース。さらに後半部ではハーレムもののお約束である複数プレイやラスト恒例の全員集合乱交など定石どおりのまんこ大ラッシュに身も心も蕩尽だ。ほぼ例外なくお胸の起伏に乏しい娘ばかりゆえおっぱい星人には推薦しかねるものの、そうした諸氏はペンクラ山賊版における猫玄仕事を参照すれば無問題。
いかにも空気抵抗の少なそうなちんまいボディを抱きかかえなんら視界をさえぎるもののない魅惑の下腹部を押し開けば、すでにそこはたっぷりと蜜をたたえて肉棒の来訪をスタンバイ。それではとすみやかに侵入を開始すれば彼女らたちどころに随喜の涙を流し快楽に身もだえしはじめる。激しく粘膜どうしをこすりあわせるたびに幼いフェイスを真っ赤に染めて気持ちよさげにハートマークを振り散らかす女の子の痴態がたまらなくエロっちい。きゅんきゅん内奥を締めつけつつガッチリとだいしゅきホールドをキメて必死にザーメンをおねだりする彼女らのリクエストどおり、最後はコンパクトな子宮の許容量をはるかに超える勢いで白く濃ゆい子胤を大量注入し任務完了。
展開はほぼ予想どおりで極端なサプライズこそないが、すべての事象を最終回最終ページへと破綻なく収束させてゆく作劇の妙はあいかわらず。また最後にちょっとだけギャフン成分を附加する心憎い配慮まであってまったくうなるほかない。欲を言えばキャラ間で多少乳サイズに差をつけてもいいのではと思ったけれど、ぺたっ娘原理主義の方にとってはむしろごほうび。最近コミメガへの登場頻度が減りぎみなので次回のコア単行本はいくらか先になるだろうが、また今作同様のウェルメイドな物件を楽しみに待つとしよう。

0 件のコメント:

コメントを投稿