2012-02-22

本日の野獣生誕。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-なるさわ景「純愛トリコロール」茜新社 ISBN:9784863492721
話○-△ 抜◎ 消小 総合◎

見た目も性格も正反対な双子姉妹のたゆたゆボディをどちらも美味しくゴチになり表題作中編4話+生徒会の女子役員たちに主人公男子が犬として性的ご奉仕中編4話+独立短編3本。親しみやすいほんわかラヴコメ基調の物語とは裏腹の濃密かつ執拗な膣内射精プロセス詳細描写が読み手の勃起中枢をハードヒットする作者通算3冊めのコミックスだ。
商業デビューから処女作「つよカノ」の発売まではいくらか時間がかかったものの、それから1年弱で2冊め「熊切さんはデレない」刊行、そしてほぼ同じくらいの間隔で今作のリリースと以後はきわめて順調なペースで単行本が上梓されている。長期休載などせずコンスタントに作品を供給する安定した漫画生産能力もさることながら、これだけ矢継ぎ早にコミックス化のニーズが生じるほど販売実績も良好なのだろう。
現在のホームグラウンドである「COMIC RIN」が初出の作品をメインにイレギュラーな原稿数本を混載の構成は既刊2冊と同様だが、執筆時期が最古のものでも2010年と直近のものばかりなのでトータルでの完成度はこれまでで随一。描線が少々荒っぽかったりデッサンがときおりあやしげだったりとけっして画力の高い方ではないのだが、基本的にはキュートかつ健康的な絵柄であるしキャリアの蓄積により安定感もそれなりに出てきた。
掲載誌の誌風にあわせて制服世代ばかりを供給の女性陣はわずかな例外を除けばあどけないフェイスに乳尻とも盛りのよろしいボディと魅惑のコンビネイションを誇る。前作までは大人キャラがいくらか混ざっていてJC/JK好きの自分的には画竜点睛を欠く思いだったのだが今回はノー文句でございますよ。ツンツンっ娘もおっとりさんも両方かわいく描きこなすヒロイン造形の妙もますます冴えてきていい感じ。
その素朴なタッチに似つかわしくお話の方もベースラインはおおむねゆるふわで取っつきやすい。ときおり男女のパワーバランスが偏りぎみのネタはあれど最終的には明るく落とすので読後感もgood。後述するように本番突入後がなまじ派手なだけに、日常パートでは癒やし優先でいってもらった方がいっそうギャップに萌えられるというものだ。その意味では過去作からいまに至るまで少なくない数が入っている女子S/男子Mの主従ネタよりはオーソドックスなイチャラヴを増やしてほしいのだけれど、まあさすがにそこは読者の口の出せる部分ではないので自重。
しかしながらこの作家が真価を発揮するのはやはりエロシーンそれ自体。さわやかな青春ラヴコメがちんこまんこ登場とともに一転特濃官能絵巻へと変貌するさまが果てしなくマーヴェラスだ。たわわに実った2つのふくらみを執拗にもてあそびながら下着をずらし秘密の花園をあらわにすればすでにそこはすっかり蜜を帯び準備万端。ヒロインもほおを紅潮させ息を荒くして肉棒を待ちこがれる。そうこうしているうち制限時間いっぱいとなりさっそく彼氏彼女の性器どうし干戈を交える性の饗宴のはじまりだ。
自分からずんずん腰を沈めいきり立つ怒張を内奥いっぱいにハメこんですかさず激しく往復運動をはじめる彼女の積極的なオフェンスに応えるべく男子サイドもねっとり舌先をからめる濃厚なキスで応酬する。ぬちゃぬちゃ擬音にまみれながら粘膜どうしがこすられるスピードも2速3速4速と小刻みにアップ。子宮口をコツコツ叩かれるたびだらしなくよだれたらしてイキ狂うおにゃのこの艶姿がたまらなくエロっちい。独立した生きもののようにちんこをギュッと締めつけるヴァギナの感触に辛抱たまらず第1ちんこ汁を放出だ。
凡百のエロ漫画ならこの段階で両者TKOを宣告し2人してクタッと事後の余韻にひたるところだが、なるさわ景がなによりすばらしいのはこのあとさらに中田氏描写にドライヴがかかるところ。1stダウンの余勢を駆り結合部から放出したてのザーメンをあふれさせたままピストン運動を再開すれば女子ども再び快感に身をよじらせ恥も外聞もなく咆吼だ。こんどは子宮の奥までゆるみきって亀頭もさらに深く入りこむ。未曾有の感触に息も絶え絶えにハートマークを乱舞させだいしゅきホールドをキメてくる彼女のだらしないアクメ顔にまたしても欲情をもよおし、こらえきれずにこんどは卵巣の奥まで到達する勢いで高濃度高粘度の液体を許容量いっぱいに充填し種つけコンプリート。これら一連の子作りプロセスに大量にページを割き細やかなディテイルまで再現するなるさわマジックに脳みそのヒューズが灼き切れること必至。
2本ある長尺ものの片方は男子M色がかなりきつく私的ストライクゾーンを外れるものの、それをさっ引いてもなお業界トップクラスの実用性を誇る最強の自慰支援装置だ。残念ながら彼の本拠地のRINは先日休刊が発表されたけれど、このダイナミックでパワフルなザーメンショット満漢全席はどの雑誌でも引く手あまただろう。俺的にはミドル~ハイティーン主体の中田氏ドリームを描き続けてくれさえすればどこへ引っ越そうと応援し続ける所存。おっとり系なるさわキャラ大好きっ漢の自分は今回表題作Wヒロインの片割れたるタレ目ショートボブデカチチっ娘・優奈が最高クラスにツボで、清純そのものなのにHでは貪欲な彼女の痴態で包皮が燃えあがるほど摩擦運動にいそしみました。

0 件のコメント:

コメントを投稿