-LAZY CLUB「Sカノはボクの目の前で…」久保書店 ISBN:9784765935197
話△ 抜○ 消小 総合△
たゆたゆバストを振り乱しながらグイグイ腰を押しつけてくるおにゃのこ全面攻勢に男子どもタジタジ短編全8本。クッキリハッキリアニメ絵で不快指数0%の明朗快活ファックをくり広げるさまがまいど素敵な作者最新コミックスだ。
ここ最近は本作の版元である久保書店からの発売がずっと続いていて、去年3月刊の前単行本「ままちあ」以来およそ1年半ぶりとなるこちらもおなじみのレーベルから出版。最近は雑誌媒体での連載をとんと目にすることがなくなったので現状どこで仕事しているのかわかりづらいのだけれど、こうして定期的に消息を知ることができるのはデビュー当時からこの作家にお世話になっている自分にはありがたい。
初出の明記はないが早い時期に絵柄のベースが固まっているだけに描きおろしであろう表紙とそれよりは前のお仕事と思われる中身の差異はなくジャケ買いも安心。巻末著者あとがきによると収録作はみなディジタル仕上げとのことで、髪の毛やお肌のコッテリしたグラデイションややけにディテイルの細やかな背景などを見ると納得だ。妙にソフトフォーカスで見づらい表紙はちょっとどうかと思うけど。
前作ではかなり年長なヒロインもいたが今回は大半が女子高生でわずかに上方向をプラスとティーン好きの自分にはうれしい構成。必然的に彼女たちの活躍する舞台も学園主体となる。顔の造作はみな同じではあるものの髪型やら目尻の上下などでヴァリエーションをつけキャラメイクのマンネリ化を防止。また全ヒロインに景気よく特盛おっぱいがおごられるのは共通として、一部にぽっちゃり系やら腹筋モリモリさんやらを導入してボディラインの差別化にも配慮する念の入れようだ。
ストーリーラインはこれまでの作品の流れを汲むオーソドックスな1on1の和姦ラヴがほとんどで、唯一の3P短編「プレゼントの日」でさえ修羅場レスの安心設計で脳みそにやさしく作用。嗜虐/被虐関係を連想させる表題だけ見るとなにやら不穏な響きもあるのだけれど、実際には濡れ場の傾向が若干女の子主導っぽいかなというくらいで服従だの強要だのとは無縁だ。それゆえ高飛車な女王様に隷属を誓いたいドMな読者には逆に不向きなのであしからず。
てなわけでエロシーンは至極平和であり、ダイナミックボディの女の子が気持ちよく乱れまくるイチャラヴファック天国を過積載。自分から男子の暴れん棒に腰を下ろしては速攻トロ顔さらし乳尻をはしたなく揺らしてはよがり狂うメスどもの痴態を思いっきり堪能だ。サイズから造形からすべて大ぶりなエロパーツにむしゃぶりつきながらシメはパイパンまんこの奥深くへドプドプ膣内射精エンド。
プラクティカル・ユースに徹するぶん物語的コクは希薄だが、その点を了承済みならばコストパフォーマンス良好の抜き物件だ。ことにおっぱい星人にはたまらぬご褒美で、目の前で顔よりでかい2つの双丘がユサユサするさまは壮観。あとがきによると原稿ストックがこれで枯渇ししばらくコミックス刊行はなさそうとのことだが、願わくばモリモリ新作を執筆し早急に続刊リリースへとこぎ着けてもらいたいもの。自分的にはぽやぽや系ヒロインがいじめられっ子男子を身体で慰安「すきずき」が今回の最愛作品。
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