2012-08-05

今宵のラスベガス大学。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-URAN「とろとろくり~むぱい」コアマガジン ISBN:9784864363204
話○ 抜○ 消極小 総合○

なにかと張り合うクラスの女子2人の性的攻勢に主人公うれしい悲鳴前後編+通常短編6本+フルカラーショート1本+白黒ショート2本。とびきりキュートなおっぱいっ娘たちと明るく激しくファックのワンダーランドに没入できる作者最新刊は当社からの2冊めにして通算での5thコミックスだ。
前作「アネキネコ」は自分の入退院前後のゴタゴタでレヴュウ機会を逸してしまったので、こちらで記事にするのはそのひとつ前である「いちごま~ぶる」以来となる。既刊は富士美出版とコアマガジンの2社から上梓されているが、どちらでお仕事しても変わらぬテイストでいつどの単行本を購入しても安定のクオリティ。
収録作品の大半は「コミックメガストアH」を初出とするが、巻末2本のみ他社でのスポット参戦漫画を収録。どちらも掌編でやや展開がせわしないがいい意味でいつもどおりのURAN印だ。それらを含め執筆時期は直近数年のものばかりなので、表紙絵とのコンパティビリティも完璧でありジャケ買いしても期待を裏切られることのないできばえ。
クッキリと太めのタッチはほんのり90年代の風を感じさせるアニメティックなそれで、この人が女性だと知ったいまでもにわかには信じられないほど男の子テイスト。昨今流行りの萌え絵とは微妙に系統が違うけれど、ちょっとトシいったオッサン漫画読みにはむしろなつかしく居心地よかったりする。出てくるヒロインもまた男子の欲望を忠実に反映したかのような童顔巨乳っ娘がズラリと並び壮観だ。たまにアダルト風味のキャラも描きはするものの、適性は明らかにミドル~ハイティーンくらいだと思う。
この作家は長編だと韓流ドラマもかくやの大仰な恋愛ストーリーを展開したりもするのだけれど、今回は基本1話完結ということで肩のこらない明朗快活ラヴコメで物語のトーンを統一。秘めてきた性癖を最後に解放する「ネイキッドアイドル」のようにうっすらとダークサイドをかいま見せる作品も存在するがヤバすぎる領域に踏みこむことはない。だからといってオハナシが薄っぺらいわけでは決してなく、ヒロインの心の動きを細かくトレースしたりオチで軽くトゥイストを利かせたりの小技が随所に決まり読後快い高揚が残るのだ。ときにキャラたちの言動が変な方向によじれることのある長尺ものよりこうした短編群の方が個人的には好き。
ムッチリボディを最大限に活用するエロシーンはいつもながらに密度の高いもので、やわこそうな巨乳を派手に揺らしパイパンまんこをゴリゴリこじ開けられてアンアン女の子がイキまくる光景がたまらなく眼福だ。またクリをくっきりと大きめに描きそれが快楽の深まりとともにピンと屹立するさまを描写するのもまいどポイント高い。
女の子サイドから速攻ちんこにしゃぶりつき巨大な双丘の谷間で息子を拉致された男子諸君はいっさい抗えず先走り汁を搾取される。休むいとまもなく大ゴマ使いM字開脚で挿入をおねだりする彼女の痴態にしなびたちんこもすぐさま回復したぎる陽物をフェードイン。いろんな分泌物にまみれながらハードに抽送をくり返すたび甘ったるい嬌声を発し快感にあえぐ艶姿にA10神経はしびれっぱなし。全力で膣内を締めつけしきりに中田氏を懇願する彼女のリクエストどおり、締めくくりは大量のザーメンを卵巣にまで届かんばかりの勢いでドプドプ注入だ。
キャッチーで愛らしい造形の女の子があんなことやこんなことを……的サプライズを十全に活かした、エロ漫画として至極まっとうなスタンスが光る1冊。つるぺたスキーにだけは唯一オススメしかねるがそれ以外のほとんどの方に推薦できるリファレンス的存在だ。今回収録のものでは遊んでるタイプじゃないのに性欲強めのヒロインがかわいらしくもエロっちい「彼女は常時発情中」と、教え子でもある従妹に甲斐甲斐しく尽くされて「理科室の恋人」がお気に入り。

0 件のコメント:

コメントを投稿