2012-10-29

今期の株主配当。

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-綾乃れな「シスコン」マックス ISBN:9784863790803
話○-△ 抜○ 消小 総合○

反則的にキュートな萌えっ娘どもがゴリゴリ怒張をねじこまれ幼い子宮に中田氏され放題短編11本+描きおろしショート漫画。アニメの国から飛び出してきたかのようなヒロインたちの甘い嬌声にまみれながらハードに内奥突きまくる漢の夢実現漫画をまいど大量供給の作者最新刊は成年向けとしての11冊めにして当社からの4thコミックスだ。
前作「いもうとジェラシー」の刊行からちょうど2年と、これまで比較的産出ペースの速かったこの作家にしてはわりと間隔の空いた部類。ちなみにマックスからは同じく2010年5月刊の「僕の妹がこんなにエロいはずがない」以来となる。その間一般進出を果たしたり病欠があったりしたのが長めのインターヴァルの原因だが、現在はエロ漫画の最前線に無事復帰しておりひと安心。
収録されているのは現在の本拠地となっている「コミックポプリクラブ」での掲載作がほとんどで、そこへ1本のみ故「COMIC RIN」からの原稿をプラス。執筆時期は2009-12年と比較的幅広いが、ゼロ年代後半あたりでおおむね絵柄は固まっているのでトータルしての変遷はあまり感じない。それにつけても今回の表紙は構図といい彩色の具合といい、エロかわいさではこれまでの綾乃れな作品中屈指ではなかろうか。
デビュー当初の少々耽美ティックな絵柄はいまやすっかり萌え色満開となり、おっきな瞳とちっちゃなお口のあどけない顔立ちやらリボンだの髪飾りだので少女性を強調した髪型やらでひたすらキュートさを演出。必然的にキャラたちも年少方向寄りとなり、ロウ~ハイティーンの青い果実たちが勢ぞろい。以前は大人なヒロインをけっこう多く描いていたのだけれど最近はすっかりちんまい娘ばっかりですのう。
少し前に姉ショタものを量産していた時期があってそのときはもっぱら童顔巨乳ヒロインばかりだったのだけれど、直近数冊はタイトルどおりの妹ネタが増えたこともあり貧乳っ娘がだいぶのしてきた。今作での巨:貧比率は半々といったところで、個人的には前者の方がうれしいがどちらにも偏らない方が商売上無難だろうとは思う。
かくも愛らしい女子どもとひたすらイチャラヴ三昧の甘口和姦が物語の基本パターンとなり、ここに各話スク水だのメイドだの妹だのの萌え要素がそれぞれ加わる。表題ほどに兄妹相姦率は高くないのでそれ目当ての人は肩すかしを食らうかもしれないが、自分はそこまでこだわりないので作品のヴァリエーションが増える方がありがたい。それからこの作家のもうひとつの特色である、あたかも二次創作のごとくどこかで見たような女の子大量投下も健在で、某俺妹っぽい人やらとあるレールガン風の女の子にどっかの軽音部ツインテギタリストさん系ヒロインなど随所に登場しておりますよ。もしかするとほかにも元ネタ明瞭なキャラもいるのかも知れないが、そのへんはぜひくわしい人に逐一解説をお願いしたいところ。
かわいらしさを前面に押し出したキャラデザでいながら濡れ場は意外にもハード志向で、とりわけ黒光りするビッグな男根で未成熟な初物まんこをミチミチぶち破ってゆく処女喪失シーンには定評のあるところ。大量のアヘ声と擬音をBGMにしながらの派手なファックシーンもまた効果的に読者の勃起中枢をドライヴする。
すっかり発情し自分から衣服をずらしはじめた少女の敏感な部分を指先や舌で刺戟すると彼女らたちまち甘い吐息をもらしよがりまくり。すっかり準備万端の秘密の花園を押し開きたぎる怒張をインサートしゆっくりと往復運動を開始すれば、初めての感触に苦痛と快感の入り交じった表情でほおを紅潮させ呼吸を荒くする。クリトリスをこまめにまさぐりながら粘膜どうしをこすりあわせるうちすっかりセックスの快感に目覚め全身を打ち震わせながらハートマークを四方八方にばらまく彼女の痴態がなんとも淫猥だ。マシンガンのように淫語乱射しながら初めての絶頂に達する彼女の子袋めがけ許容量いっぱいのザーメンをビュルビュル叩きつけたその刹那2人してテクニカルノックアウト。
シチュ重視で物語的コクは希薄なものの、「こんなカワイイ女の子がこんなにエッチに……」的ギャップを心ゆくまで堪能できる萌えエロの原点に忠実な作品群だ。昨今は黄色い楕円以外での活躍が増えてきたが今後もぜひ並行してガチエロも描き続けてもらいたいもの。今回収録のものではヒロインが懸想する病弱男子に治療がてらえっちなご奉仕「ビリビリ彼女」と、おっとり美術部部長さんのたわわなボディに白濁液でスケッチしまくりの「FULLMETAL PAINTING KNIFE」で気持ちよく摩擦運動にいそしみました。

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