2012-12-18

今月の京都学派。

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-中山哲学「アナタノモノ」コアマガジン ISBN:9784864364218
話○-△ 抜○ 消極小 総合○

はち切れんばかりの巨乳を景気よく揺らしてときに明るくときに隠微にハードファック短編全8本。ロリっ娘から人妻まで全員まん丸バストをフル活用しながらアンアンイキまくりのすばらしき芸風でお送りする作者最新刊は通算5冊めにして当社からの初お目見えだ。
デビュー以来ずっとティーアイネットの「COMIC Mujin」を拠点に活動してきた作家だが、ポツポツとコミメガにスポット参戦しているうちにいつの間にかこっちがホームグラウンドになってしまった模様。端整かつキュート寄りの絵柄は現在ならともかく彼のデビュー当時のTIでは若干浮きぎみだったように記憶しているのだけれどコアの誌面にはジャストフィットする。
前単行本「三つ編みスレイブ」の発売から今作まで2年半と長めのインターヴァルが空いたのは執筆ペースが数か月に1本とやたらのんびりしていたせいだが、絵柄は当初から完成形で原稿の新旧によるブレはほとんどないので統一感が損なわれないのはよいところ。その間に雑誌の方はお家騒動でたいへんなことになってしまったけれども、この人はどうやら今後もコミメガ系列で描き続けるようだ。
ヒロインの年齢層は昔から非常にワイドで、今作でも女子高生から子持ちのママンまで多種多様。しかしながら中山哲学のアイデンティティでもあるドドーンと特盛のおっぱいはお歳の上下を問わず標準装備であり、制服やらエプロンやら服を着ててもはっきり起伏のわかる2つの双丘が男子のよこしまな情欲をいたく刺戟する。そうかといってキャラ造形が単調になることなくヴァラエティ豊富なのは大いなる美点で、天然タイプに母性愛系、ドSっ娘に内気女子などあらゆる需要にお応え。
物語の方もこれまた振幅激しく、ほのぼのラヴから本格輪姦までの全方位外交。女性上位にコスプレH、ショタネタに寝取りものとサブ要素も充実で硬軟明暗さまざまなエロスを堪能できる。個人的にはたまに突っこまれる男の娘ネタがなかったぶんいつも以上に受容しやすかったのだけれど、それとは別にいくつかの話で少々締まりのないオトし方になっていたのは気になった。まあちんこをしごくうえではさして支障ないのでいいのだけれど。
画面いっぱいにビッグバストが乱舞するエロシーンはかなりの高密度で、ことにぷっくり屹立した乳首を執拗にいじり倒し両脇から乳本体を揉みしだくおっぱい責めは眼福のひと言。ガラスに押しつけられて胸が変形したり敏感なニップルをキュッとつねられ全身ビクつかせたりとさまざまな形で活かされるパイオツに刮目すべし。
散々バストをもてあそぶうちすっかり下腹部も濡れそぼって準備完了。お肉の盛り上がった恥丘を熱いシャフトで強引にこじ開ければ彼女らたちまち甘い吐息をもらし頬を紅潮させて快感に身もだえだ。いきり立つ怒張で粘膜を激しくこすり上げるたびむっちりボディをよじらせてアヘりまくるその痴態に興奮もいや増す。子宮の奥まで貫かれ感極まって膣内射精をリクエストする彼女のご希望どおり白くねばつく飛沫をたっぷりぶちまけて中田氏ミッションコンプリート。
これまでの単行本のような長尺ものがないぶん物語志向の方は食い足りなさを覚えるかも知れないが、精液分泌支援用途には趣向もさまざまでむしろ使い勝手がよろしいかと。個人的にこの作家はデビュー作「抱いて…」に登場のロリ顔短髪チビ巨乳ママンがいまだに最強の抜きキャラなのでそろそろ匹敵するヒロインがほしいところではあるもののおおむね満足。今回収録のものでは天然すぎる幼なじみっ娘の無防備っぷりに辛抱たまらず「うさぎくんとかめちゃんと」と、ネット上でだけは大胆なヒロインが現実世界で身バレして犯られまくりの「隠れおっぱいさん」がお気に入り。

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