-猫玄「俺に妹はいない」富士美出版 ISBN:9784799501740
話○ 抜◎-○ 消極小 総合○
妹と称し主人公にまとわりついてくる少女のその正体は……表題作本編&描きおろし後日談+独立短編9本。ロリロリフェイスなのにおっぱいドドーンのキュートガールズがドエロいアヘ顔さらしてイキまくりのすばらしすぎる作品大集合のこちらは作者通算43冊めのコミックスだ。
ちょうど1年前にコアマガジンから発売された「みんなの先生」が前単行本に相当するのだけれど、内容的にはさらにひとつ前で同じ富士美出版より刊行の「ご近所ロリ巨乳」とのつながりがより深い。というのも本来この人はガチのつるぺたスキーであり、他社仕事はほぼ完全に貧乳専科。それがこの出版社に限ってはおっぱいを景気よく盛ってくれるのだ。個人的に猫玄キャラはぺたっ娘より巨乳さんの方が好きな俺はよその単行本をパスすることはあってもこのレーベルは迷うことなくフルコンプである。
少年漫画系の健康的で軽やかなタッチは大ヴェテランなのにまったく古さを感じさせないものだが、それはこの作家が常に研鑽をおこたらず世間のトレンドを少しずつ混ぜこみ絵柄をアップデイトしているから。数年ごと飛び飛びでこの人の単行本を読み返せば絵柄のベースは共通なのにずいぶんディテイルが新しくなっているのを見てとれる。だたそのよさがフルカラーだと若干わかりにくいきらいがあるので、猫玄初心者の方にはカヴァー絵でなく見本閲覧OKの本屋で中身のモノクロ原稿を確認することをお勧めしたい。
前述したとおり、猫玄がこの版元で作品執筆する際は基本的に巨乳の女の子を登場させる(以前のあとがきによると年に1人貧乳枠があるそうだが)。よって今回もニセチチ1名を除きたゆたゆの胸のふくらみを標準装備。ダイナミックボディなのに大半は頭身低めのガチ童顔で、しかも年齢ギャップを強調するかのようにお歳が上なほどむしろ幼い顔立ちだ。今回存在するママン2名がヒロインのなかでももっともあどけない部類というのがなんとも犯罪ティックですのう。
物語はこの出版社だとピーカン晴れのラヴラヴ和姦が基本路線。冒頭のモノローグを思わぬ形でラストページへとつなげる達者なストーリーテリングはあいかわらずの冴えだ。じつはダーク系も達者な人で、今回めずらしく収録のある凌辱調教もの「マーキングラブ」を読むと女の子が徐々に快楽の罠へと堕ちてゆくプロセスや苦みの利いたオチなどその片鱗をうかがい知ることができる。とはいえ黒猫玄パートはこれだけで、その他の作品は従来どおりの明るく楽しくちょっとマヌケな白猫玄ばかりゆえご安心を。
ぺかぺかの笑顔を見せてくれる女の子たちはいざ濡れ場へ突入するとたちまち淫乱なメスの顔へと変貌し狂おしいまでに快楽をむさぼる。しっとり湿り気を帯びた秘密の花園をみずから押し開き男を誘う媚態に辛抱たまりません。ド迫力パイズリにヴァキュームフェラと前戯も充実で、さほどページ数もないのに途方もなく密度の高いファックはさすがこの道ン十年の大御所ならでは。
ハードな前哨戦で精液放出しまくった興奮も冷めやらぬうちにこんどはぷっくりまんこの奥深くへ怒張をフェードイン。たちまち表情をとろけさせ小刻みに嬌声を発する彼女の艶姿にいっそう股間もたぎる。盛んにアングルを変えながら性器結合部をクローズアップし続け、摩擦運動の一部始終を余すところなく実況だ。ますます呼吸を荒くして涙ながらに膣内射精を懇願する彼女のリクエストにお応えして、最後は子宮のいちばん深いところめがけて白くねばつく液体をドプドプ叩きつける。事後息も絶え絶えにクタッと横たわりダラリとザーメンが垂れるままにして行為の余韻にひたるヒロインの満足げな表情を目にしてますます情欲を刺激されること必至。
まいどながらの巧みな手腕が光るこの1冊、同じ童顔巨乳ネタでも年齢や趣向など多彩に描き分けるこの作家の妙技を前にすればよほどの特殊性癖持ちでない限りかならずツボな作品を見つけられるはず。個人的には年少系ショートヘア巨乳っ娘がドストライクゆえ、今作中だと以前にも登場の兄妹カップルふたたび大自然のなかでハードファック「雪山のおののき」と、女生徒の急成長バストを水着の上から揉みしだき→H突入の「きゅ~くつ」で散々しぼり取られ精嚢の残機ゼロ。
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