-ポン貴花田「女子アナでもいーですか?(2)」エンジェル出版 ISBN:9784873064901
話△ 抜○ 消大 総合△
周囲にはないしょでつきあいはじめた新人ADの主人公と売れっ子女子アナとのただれた愛欲生活は続くよ表題作長編8話(第9-16話、以下続刊)。マークなし。ハプニングも障害も犯りたい盛りのカップルには絶好のセックスのスパイスとなりひたすら中田氏ファックにいそしみまくりのたいそうユースフルな作者最新刊は2013年最初の単行本だ。
去年8月リリースの本作1巻からたった半年で早くも再会とあいかわらず勤勉そのものの執筆ペース。数が多すぎてきちんとカウントしていないのだけれど、当連載の掲載誌である「アクションピザッツ」発のコミックスとしてはすでに2ケタ到達していたはずだ。出版社としても仕事は速いし単行本はコンスタントに売れるしでこんなにありがたい漫画家はいないだろう。
健康的でありながら妖艶さの演出もできるキャッチーなアニメ系の絵柄はここ数年ますますブラッシュアップされ、あどけないフェイスにしっとりもっちり爆裂ボディの妙なるコンビネイションが我々の股間をこよなく刺戟。なお今回のシリーズにおいて女性キャラは若干のにぎやかし以外――ことに本番担当としては――表紙にも登場の主演女優たる売れっ子アナウンサー・有川理緒さんの独占状態なので、まずはカヴァーイラストを見て購入可否を決定するのがよろしいかと。
女子アナウンサーネタというのはもうエロ/非エロ問わず定番中の定番であり、エロ漫画連載ならたとえばRAYMON「ニュースのお時間」などがすぐ想起されるし、読み切りならそれこそ星の数ほど存在する。したがって展開もすでに定石的なものができあがっていて、ヴァイブハメながら司会だの温泉でハプニングだののお約束が本作でも炸裂だ。当初は締めくくりへ向けた仕込みだと思っていた主人公カップルの昔の思い出ネタはこの巻であっさり伏線回収されたけれども、やろうと思えば女子アナものテンプレだけでいつまでも続けていけるだけにアンケートが急降下しない限りは延々ループを押し通すのかもしれない。
物語の進行はルーティンワークで深みは皆無だが、not黄色い楕円物件としては濡れ場含有率が高く実用性は良好。作中でのナイスバディ設定が活かされポン貴花田キャラとしては頭身高めでボンキュッボンのたいそう蠱惑的なプロポーションの有川さんがダイナミックに乱れるさまがなんともエロっちい。キュートな表情がちんこを受け入れたとたん艶っぽく変貌し全身を打ち震わせながら快楽にあえぐその痴態が読み手の前立腺にビンビン響く。
20代なかばの完熟ボディを惜しげもなく押し開いて有川さんは愛するオトコの怒張を積極的にくわえこむ。覚えたてのフェラテクを駆使して即座にザーメンを搾取しお口からトローリと白濁液を垂らす光景がじつに淫猥だ。ぷっくりまんこをみずからくぱぁして挿入をうながし、すかさず突き入れられたシャフトの感触を楽しみながら彼女はしきりに嬌声を発しよがりまくり。感極まり随喜の涙を流しながら大声で膣内射精を懇願する有川さんの子宮の奥へ最後は大量のザーメンをドプドプ叩きつけ2人ともダブルノックアウト。
目の保養的ポロリやすわNTRなエロピンチがくり返し投入されてお話の間延び感は否めないものの、真っ白けの巨大な修整をものともしないエロシーンのいやらしさはあいかわらずで自家発電のお供としては水準以上。作劇でなにか新しい試みを行うのは別の媒体で充分やっているので、ピザッツではマンネリになりすぎない程度に従来どおり肩のこらないイージーゴーイングエロを貫いてもらいたいものだ。
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