話○ 抜◎ 消極小 総合◎
幼き日の結婚の誓いを果たそうと突然女の子3人が同時に押しかけてきて中編4話+学校中でパシられる主人公に校内一の美人がお願いするのは……連作2本+独立短編3本+各エピソード描きおろし後日談。大量にページを費やし膣内射精プロセスの一部始終を詳細生中継のすばらしすぎる芸風がまいど炸裂の作者最新刊は通算5冊めにして当レーベルからの初お目見えだ。
これまで主戦場としてきた故「COMIC RIN」の休刊後はしばらくはジプシー生活をするのかと思いきやさして間を置かず「COMIC阿呍」へ移籍し、すぐさま旺盛なペースで執筆を続けてたちまちコミックス刊行の早業である。去年9月にリリースの前作「CHUっちゅ あいらんど!」からここまで短期間で単行本化にこぎ着けてくれて読者たる自分はうれしい誤算。とはいえ迎えた側のヒット出版社は当然この人の筆の速さまで認識したうえでの招聘だったはずで、難なく期待に応えるあたりはさすがプロフェッショナルのお仕事。
ややラフな筆致ながら健康的でさわやかな少年漫画/アニメ絵系のタッチがデビュー以来の特徴だが、近年は表情やお肌に繊細なトーンワークが加わってヒロインの色っぽさが大いにグレードアップした。個人的には最近の作品でトロ顔の演出に若干のやりすぎ感を覚えはするものの、抜き漫画としてはこれが正しい進化なのかなとも思う。
JK主体でずっと来ていたヒロインの年齢層は版元を替えても変化なく、今回もハイティーンの食べごろ世代ばかりで構成。おっぱいサイズもこれまで同様に巨乳系を中心にわずかばかりぺたっ娘をブレンド。出版社によっては元来の作風と違うものを移籍作家に要求するケースもあるようだけれど、どうやらヒットの編集は従来どおりの路線貫徹を望んだようだ。
必然的に甘々ベースの物語展開もまた既刊からキャリーオーヴァーであり、昔からこの作家の漫画を楽しんでいる固定ファンも大満足。もっとも薄い本だとガチ凌辱も描いていたりするのだが、まあ商業と同人でうまいこと棲み分けてもらえれば。あと3冊めの「純愛トリコロール」まではどちらかというとツンツン強気タイプのヒロインが多かった気がするのだけれど、前作からはよりガーリィなおっとり系の女子が増加した印象。個人的にはなるさわ景の柔和な絵柄にはこちらの方が断然フィットしていると感じているので、近作で顕著な純情女子とのほのぼのエロス推しで今後も行ってほしい。
かくも健全で穏健なストーリーテリングとは裏腹の超絶濃厚ハードファックを延々くり広げるのがこの作者最大の特徴ともいえる部分。結合断面図を大量に散りばめながら性器どうし激しく干戈を交え子宮の奥へ幾度となく精を放ち続けるに至るまでの一部始終を標準的なエロ漫画家の描くそれの数倍のヴォリュームでもって余さず表現しつくすのだ。むろん編集サイドもそれを心得ていて、前作の訴求コピー「種付け断面の首領」に引き続きこちらの帯では「断面射精のマエストロ」ですよ、もうw
キュートなおなご連中がすべすべのお肌を自分からさらしつつ男子のちんこにしゃぶりついて猛烈なヴァキュームフェラを開始する。たちまち精液しぼり取られご満悦も余韻にひたる間もなく彼女は濡れた蜜壷をくぱぁと押し広げ挿入をおねだりだ。青筋立てた暴れん棒をゆっくりと膣内へねじこむやいなやたちまちメスども甘ったるい嬌声を発しつつよがり狂う。ひと突きするたび全身をのけぞらせきつく内奥を締めつけるその刺戟に辛抱たまらず子宮の奥へ白濁液をデリバリー。だがしかしなるさわ景謹製のエロシーンはここからが本番だ!
発射したスペルマと彼女の分泌した愛液のカクテルをグチャグチャとこね回しながら再び射精に向かって往復運動のピッチを上げる。しきりに腰を打ちつけGスポットをえぐるように怒張を叩きつければおにゃのこもすっかり法悦の態だ。男女してえっちの詳細を実況しながら子袋の奥へまたしても濃口ミルクをドピュドピュ種つけ。続けて3度4度5度と中田氏連発し精根尽き果てるまで膣内射精を敢行したのち2人グッタリ倒れこみ、シャフトを引き抜かれたのち淫裂からあふれ出すザーメンをぬぐうこともせず呼吸を荒げたまま交合の余韻にひたるヒロインの艶姿に読者の興奮もおさまることを知らず。
各話ヒロインの造形いかんで私的実用度にいくらか差は出るけれど、当代随一の中田氏ファック満漢全席に今回も大いに満足。たまに女の子がお口を菱形に開くのだけはちょっと違和感だけどそれ以外の点で文句たれる気はナッシングですよ。収録作のなかでは冒頭中編「許嫁スクランブル」のおっとり無口長身っ娘・ももかちゃんの柔らか爆乳にまずノックアウトされ、純真無垢な陸上部マネジさんの献身的な乱交ナマ出し三昧ぶりがすばらしすぎる「角松さんお世話します!」で腎虚になるまで精子を搾取されまくり&摩擦しすぎでちんこの皮もすっかり伸びまくり。
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