-前島龍「LLOLL」茜新社 ISBN:9784863493711
話○ 抜○-× 消小 総合○
社員たちの心と身体をいやすべく性処理担当オフィス少女は日々奮闘し長編5話+独立短編5本。見目麗しきニンフェットたちと明るく楽しくいやらしくのハートフルファックてんこ盛りでお送りする作者最新刊は通算4冊めにして当社からの第3弾コミックスだ。
コアマガジンから出た前作「ばにらえっせんす」からはおよそ1年あまり経過と、比較的リリース間隔の短かったこの作家にしては単行本発売までのインターヴァルが空いた方。とはいえ筆の遅い人の多いロリ漫画界では充分に順調なペースであり飢餓感はさほどない。ちなみに当社物件としては一昨年11月刊行の2nd「しゅがー☆すぽっと」以来となる。
ぷに系の愛らしい絵柄をベースに適宜シャープネスをほどこした作画は非常にセンスよくまとまっていて、ロリ漫画業界のなかでもとびきり先鋭的な作家の集う「COMIC LO」にふさわしい筆致。巻末著者あとがきによると連載ものの途中で絵をいじりはじめたとのことだが、単行本トータルで見てもそれほど極端な変遷はなくて統一感は損なわれていないかと。表紙/裏表紙のカラーイラストと中身との落差もなくジャケ買いして安心かと思うが、どうしても気になる向きは帯裏側にある漫画原稿のコマ抜粋を参照するのが吉。
巻末のふたなりJK同士エロ「振り向かないことさ!」のみ他誌掲載作品だが、それ以外はすべて「COMIC LO」が初出。ゆえに登場する女の子もプライマリー/ジュニアハイスクール在学相当のちびっ娘ばかりだ。くびれのあまりないトルソにフルフラットから最大でも甘食クラスのささやかなお胸と、いかにも空気抵抗の少なそうなボディラインがょぅι゙ょスキーの劣情をいやがうえにもかき立てる。
このかわいらしい生きものを絶望の淵にたたき落とし凌辱の限りを尽くすのが前作の特徴だったが、今回は路線を180度変えてひたすらラヴラヴハッピーに徹する。というかコアでブラック前島/茜でホワイト前島という具合にこの作家は媒体によって作風をキッチリ使い分けているので、もし前作ではじめてファンになってこの新刊にもガチレイプ満漢全席を期待した人はご愁傷さま。和姦強姦どっちも美味しくイケる自分的にはまったく無問題ですが。
前半部の読み切り作品では1on1のイチャラヴ、中盤からの長尺もの「OL -Office Lolita-」では乱交メインと、同じ和姦ベースでも方向性はそれぞれ若干異なる。茜新社の既刊2冊のテイストに近いのはどちらかというと前者だが、アイディアのおもしろさでは後者に軍配。少女が性処理係として普通に会社勤めしている、我々の通常世界とちょっとだけズレた舞台設定が生み出すミスマッチが読んでて楽しい。人間関係の葛藤に悩みお仕事の意味を自問自答するヒロインの姿などはまるで一般のサラリーマン漫画のごとく社会人エロ漫画読みの心にシンパサイズすることだろう。
少女たちがコンパクトボディを目いっぱい活用しご奉仕にはげむ濡れ場は質量ともに充実で、未曾有の快楽に全身を打ち震わせぎゅっとしがみついてくるヒロインズのけなげなイキっぷりがなんともキュートなのだ。つたなく舌を使いがんばって腰を振りなんとか相手を歓ばそうと鋭意努力する彼女らのお姿に目からも亀頭からも涙がホロリ。
ちっちゃなお口でたぎる怒張にしがみつきいそいそと舌先を這わせての尺八プレイに辛抱たまらず毒液放出。休む間もなく平滑な幼女ボディをむき出しにしてすべすべまんこに暴れん棒をインサートすれば狭隘な膣内がシャフトをこれでもかと圧迫だ。ほおを赤らめうっすら涙を浮かべながらちっちゃく嬌声を発するおにゃのこの痴態にまたしても精巣からこみ上げるものが。ガツガツ腰を使い小さな子宮を激しく突き上げるたびハートマークを四方八方にばらまいて彼女のあえぎ声はヴォリュームアップ。なん度も身体をくねらせプルプル打ち震えながらファイナルアクメに達しようとする女子どものちびっ娘まんこめがけて熱いザーメンの奔流を景気よくお見舞いだ。
1本だけあるふたネタこそまったく使えなかったものの、それ以外はたいそう気持ちよくちんこを活用させてもらった。ただ「コミックメガミルク」休刊以来この作家のダークサイドを誌面でおがめなくなってしまったので、今作のような明朗快活エロをより輝かせるためにもどこか別の雑誌で凌辱ロリものをゴリゴリ描いてほしいと願う次第。収録作のなかではワン・アイディアを上手いこと発展させた長編「OL -Office Lolita-」がやはり秀逸で、おかっぱ頭おっとり系ヒロイン・舞たんが幼い身体にOL制服まといながら行う献身的なご奉仕プレイの数々に我が精嚢もフル回転でございましたよ。
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