-チバトシロウ「おしかけRIOT」若生出版 ISBN:9784948714472
話○ 抜○ 消小 総合○
駆け出しエロ漫画家たる主人公のもとへ花嫁候補と称しドエロい女どもが続々参戦表題作長編8話&描きおろし後日談+独立短編2本。プレイメイト級の豪華絢爛ムチムチレディースが大挙してちんこに群がっては精液搾取しまくりという男子の本懐具現化な作者最新単行本は通算7冊めにして当社からの第2弾コミックスだ。
エンジェル出版より上梓された前単行本「好色グラマラス」からちょうど1年、まるでサマーフェスのシーズンに合わせるかのように新作をリリース。ただ後述するがどちらかというと中身は同じ若生出版刊の前々作「きゃんでぃ☆はうす」の方に近いテイスト。
クッキリと筆圧の高そうなペンタッチでグリグリと描かれた格ゲーライクな絵柄はよくあるアニメ絵とは違うソリッドな雰囲気。デビュー当初からそうした色合いは濃かったけれども、ここ最近はさらにアメコミ的なメリハリの効いた画面処理が加わっていっそうシャープネスを増した印象。いい意味でバタくさい、ドメスティックジャパンのじめついた空気ともっとも縁遠いヴィジュアルは文句なしにカッコいい。
この硬質な筆致でもって描き出されるはち切れんばかりにグラマラスなオンナどもは彫りの深い顔立ちや均整の取れた筋肉質のボディ描写ともあいまって名前はピュア日本人なのにまるで白色人種のよう。必然的に登場するのは洋ピンから抜け出てきたようなセクシーダイナマイツが圧倒的多数であり、わずかに存在する貧乳キャラですらむやみにガタイがよくてぜんぜん貧相な感じがしない。ヒロインの年齢層は20代を中心にJK~三十路人妻くらいまでなのだが、成人女性は当然としてティーンですらすでに完熟の趣なのでか細く華奢な少女スキーは近寄らないこと。しかしながらグラマー系ばかりといってもヒロインの描き分けにはことのほか気が遣われていて、ルックスや性格づけに細かく差異をつけて大量の女子を上手いこと交通整理している。
描きおろしパートを除きすべて当版元の「COMICプルメロ」を初出とする収録作たちは2011-13年と直近掲載のものばかりが並び、やや執筆時期のばらついていた前作「好色グラマラス」より統一感は上。長編/短編のいずれも男子1×女子多数のハーレム和姦という、前々作「きゃんでぃ☆はうす」とよく似た構成だ。ただそちらで支配的だったおねショタ色は長編主人公をノーマルなルックスの男子にしたことでいくらか薄れたかなという印象。そうはいっても基本的に男の子はカワイイ寄りの造形なので既刊からのファンも安心。
さてなんといっても女たちのゴージャスボディを十全に活かした特濃ファックがこの作家のウリなのだが、本作でもむろんエロシーンには大量のページが割かれている。巻末の読み切り2本ではタイトな尺を逆手に取り状況説明をあえて省きのっけからファックシーンを集中投下し、冒頭長編では紙幅の余裕を活かした多彩なシチュの逐次投入という具合に、同じ特濃エロスでもアプローチを違えているのはさすが。むっちりした肢体にことのほか映えるボンテージ着用シチュの多用や感極まるアクメ顔の効果的なクローズアップなど扇情的な描写を大勢いるヒロインの人数分(長編だとさらに分身も!)惜しみなくくり出すのだからたまりませぬのう。
彫像のごとき完璧ボディを惜しみなく開き男を誘惑する彼女の最深部へたぎるシャフトをぶちこめばたちまちメスども呼吸を乱し表情をゆがめて夢心地。性器どうし激しく干戈を交えながらケダモノのごとく咆吼するさまがたまらなく淫猥だ。全身汗みずくになりながら貪欲に腰を使いよがり狂う女どもに負けじと、男のレゾンデートルをかけてガツガツ内奥を貫き幾度となくザーメンを流しこみいつまでも性の饗宴は続く。
肉食獣的なハードファック連鎖に脳みそクラクラちんこホカホカの強力無比な抜き物件だ。このご時世でいくらか強化はされたもののなるべく視界をジャマせぬよう配慮された性器修整もうれしく、ことに完熟女性大好きっ漢には自信を持ってオススメ。個人的にはハーレム仕立てと見せつつ主人公×女性編集のピュアラヴものへと昇華させたタイトル・チューンに身も心もきゅんきゅんさせられたし、エロい女子高生絨毯爆撃の短篇「司クンの多忙な1日」では我が砲身を灼けつくほど活用させてもらった。
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