2013-09-15

今宵の台風クラブ。

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-錦ヶ浦鯉三郎「JKせぃふく感」ヒット出版社 ISBN:9784894656031
話○-△ 抜○ 消小 総合○

体育館使用権や予算獲得のためバレー部員はカラダをフル活用前後編+独立短編9本+フルカラーショート1本+前々単行本収録作番外編ショート。ハイティーンガールズのもっちりふかふかボディに顔をうずめ前後の穴にゴリゴリ射精しまくりのワンダフルライフ満喫の作者最新巻は通算8冊めであり当レーベルでの6thコミックスだ。
デビューは他社ながらゼロ年代なかばにヒットへやってきて以来すっかりここの水になじんで生え抜きのごとく活躍するヴェテラン。大きなブランクを作ったことのいちどもないコンスタントな仕事ぶりで編集サイドもさぞかし重宝することだろう。前単行本「大相姦家族」刊行から本作リリースまで1年半と順調な執筆ペース。
まるで90年代のエロゲみたくオーセンティックなアニメ絵は間違っても最新型ではないけれどこれはこれで居心地のいいもの。しかしながらなつかしい雰囲気はそのままにキャラ造形や表情のディテイル処理にはちょっとずつ改良がほどこされていて、数年前の既刊と比較すればちゃんと時代に合わせて進歩しているのがわかるはずだ。
ちびっ娘から熟女までどんな年齢層でも描ける人だが、タイトルでJKを謳うとおり今作に登場する女性たちはほとんどが10代後半相当の食べごろ世代。学園舞台の作品が大半なので必然的に制服だの部活コスだので即座にそれとわかる仕組みだ。そんな彼女らはあどけないフェイスにたっぷりのビッグバスト、安産間違いなしのデカ尻と童顔巨乳系でみごとに統一されているのでつるぺたスキーの方は回れ右推奨。一方でキャラ造形については強気っ娘におっとり、活発系に不思議ちゃんと各種タイプをそろえてさまざまなニーズにお応え。
どことなく物騒なコミックス表題や女の子がしかめっ面した表紙/裏表紙のカヴァー絵からはともすればダークな空気を感じるが、中身の漫画はとくに凌辱色もないむしろ明るくさわやかな系統のそれ。唯一の連作「受け継がれる精神」のみ若干強要ティックな展開ではあるものの、それとてオチはポジティヴに締めているので読後感を悪くしない。またこれまでは貞操観念希薄なヒロインがガツガツちんこをくわえこむ洋ピンライクな作品が多かったのだけれど、今回は従来に比べ1on1の男子女子恋愛成就話が増えてラヴ色が強まった印象。こっぱずかしいほどの青春賛歌を目にしてついつい遠い日の追憶に駆られたオサーン読者であります。
豊満ボディをダイナミックに駆使する激しいエロシーンはこの作家最大の武器で、むっちりと張りのある肢体をブリブリ揺さぶりながら性器どうしの摩擦運動に注力するヒロインズの痴態がなんとも扇情的。読者に向けてすべすべまんこをフルオープンしながら剛直をガッチリくわえこみはしたないイキ顔を存分にさらす。加えて乱交系の作品では全部の穴を同時にふさがれてドプドプ一斉に精液を供給されるのだからたまりませんな!
愛らしいフェイスをいつのまんかメスのそれへと変貌させて彼女はステディな男子の愛撫を受け入れる。マシュマロのごとき巨乳をまさぐられ下腹部をいじくられてすっかり夢心地。いきり立つ怒張をハードに出し入れされては随喜の涙を浮かべ小刻みにあえぎ声をもらすさまがたいそう淫猥だ。締めくくりは恥も外聞もなくアヘりまくり絶頂を迎えんとする彼女の胎内めがけてたっぷりと白濁液をぶちまけてフィナーレ。
どちらかというとファック優先で物語的コクの希薄なものも多いけれど、そのぶん難しいことを考えずに気持ちよく自家発電に専念できるすぐれた精液分泌支援物資。ややノリが重たくなりすぎた前作よりは軽妙で、それでいて昔の作品ほどにあっけらかんとしすぎてはいない、バランスの取れた単行本といえよう。俺的には同い年のいとことひと夏のアヴァンチュール「いとこが女になっていた。」と、小さいころからの幼なじみどうしがようやく結ばれて「二人のぐだぐだ夏休み」の両ショートボブ女子もので心地よく抜かせてもらった次第。

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