2013-09-06

今週のケルヴィン値。

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-久遠ミチヨシ「絶対★は~れむ(6)」エンジェル出版 ISBN:9784873065243
話○ 抜○ 消大 総合○

男性1×女性4の子作りハーレム実験は突如として資金援助が絶たれ、同時に主人公は彼の遺伝子を狙う多国籍企業の手で囚われの身に……表題作長編7話(第37-43話、以下続刊)&サブキャラ主演番外編1本。マークなし。犯りまくり注ぎこみまくりの幸福な日々もいよいよ終わりを告げストーリーは急展開か!?とハラハラドキドキの本シリーズ最新刊は抜き物件としての通算11冊めにして2013年度に入ってからの初コミックスだ。
途中で掲載誌の休刊や単行本発売元の変更などさまざまなハプニングをはさみつつも、2009年の物語スタートから気がつけばすでに4年以上。これだけの大河連載となるともう最初の方など現在とけっこう絵が違っていて感慨深い。ともあれ昨年末発売の前巻5巻から順調なペースで6冊めをお届けとなる。
親しみやすいアニメ絵をベースに女性作家らしい柔らかなアトモスフィアを附加したその筆致はもとよりキャッチーなものだが、昨今はトーンワークが目に見えて緻密になり艶めく女体描写がいっそう魅力的に。とりわけ表紙や冒頭のイラストワークスに観られるようなカラー彩色ではパワーアップぶりが顕著だ。今回の表紙/裏表紙とかそれ単品でも思いきりちんこしごけそうな勢い。
この滑らかな女体が乱舞する物語世界を延々続けてきて(本作の基本的な設定やこれまでのお話の進捗については既刊レヴュウを参照されたい)途中ちょっとダレ場もあったが、前巻あたりからオハナシの風呂敷を畳みはじめて俄然テンポがよくなってきた。これまでに仕込まれた伏線の数々がようやく機能してきて、いよいよクライマックスに向けて怒濤の勢いをつけようかというところ。主人公を取り巻く環境はいきなりグローバル規模に拡大しサスペンスドラマさながらの危機がドカドカ投入されてとまさにいまがいちばんオイシイ部分。
そんなさなかも黄色い楕円つきにまったく見劣りしないエロシーン密度は下がることなく、いろんなおっぱい/さまざまなまんこをご賞味しつつ崇高な義務であるところのナマで中田氏種つけを気持ちよく実施。チャーミングな4人のハーレム妻'sのみならずゲスト参戦でポッと出のキャラも続々主人公のちんこにまたがるすばらしきタナボタ展開だ。およそこの漫画で出てくる成人女性は当初スルーされたと思っても最終的にはほぼ例外なくファックしてくれるという、まさにハーレム好き読者の心のツボを憎いほど的確に突いた配慮がうれしい。
のっけから孕む気満々のドスケベボディを褥に横たえもの欲しげに股間をオープンセサミする彼女らの秘密の花園へイキのいいジョイスティックをすかさず挿入。たちまちほおを紅潮させ瞳をうるませながら小刻みな嬌声を発するその痴態が勃起中枢をハードヒット。みずから激しく腰を使い結合部をきゅんきゅん締めつけながら女たちは性器どうしの摩擦運動に没頭する。随喜の涙を流しハートマークを四方八方にばらまくおにゃのこの子宮の奥へ最後たっぷりザーメンを叩きつけて子作りミッション完了だ。
こと細かに書くとネタバレに直結しかねないのであまりディテイルに立ち入らない記し方をしたが、本巻がこの長編作品のいちばんのキモとなるのは間違いないのでなによりもまず一読をお勧めしたい。おそらくは次の7巻相当分で完結となるはずで、大団円に向けて心もちんこも全裸待機といこう。

2 件のコメント:

  1. 絶対⇒絶対温度⇒ケルビン。
    AV⇒宇宙企画。
    この辺りの展開はわかるのですが、「ネオパンSS」がわかりません。
    まさか「ゆうき」つながりでゆうきまさみ⇒あ~る⇒「ネオパンSS」ではないでしょうね。

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  2. >ジロー様
    まいどコメントありがとうございます。
    最終的に「あ~る」へ行きついたのはご推察のとおりなんですが、きっかけとしては作者さんのサイト名を見て発作的に「ネガぽじーぶ→なんかもじるか→ネガポジといえばフィルムだ→あ~るネタだな!」という次第で……。
    オヤジギャグそのものの思考回路でなんだか申しわけなさでいっぱいですw

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