-Low「大きいの?小さいの?それとも中っくらい?」ジーウォーク ISBN:9784862973993
話△ 抜○ 消小-中 総合○
愛するカレシのためなら変態スレスレのプレイも進んで実行の女の子を大量投下短編全8本(うち1本描きおろし)。純情一途なのに行為は淫乱そのものというギャップが魅力的なヒロインをふだんよりワイドレンジな年齢層でお送りする作者通算7冊めにして当レーベルからの第6弾コミックスだ。ところで本日の記事もこの間からとめきち/後藤寿庵と続いている10月末発売物件積み残しレヴュウの一環となるが悪しからず。
少年少女の微笑ましい恋愛模様をメインに据えつつ子宮から卵巣まで臓物モリモリ詳細断面描写を力いっぱい展開するというすさまじい落差を武器に活躍を続ける作家。いっときは他社へも進出したのだけれど昨今は再び古巣であるジーウォークへ回帰し、前単行本「発イク!ケロイズム」から1年半ぶりの新作にてお目見え。
大まかにはアニメ絵ということになるのだろうがそのタッチはかなりクセが強く、劇画的泥くささとはむろん無縁だとしても萌えなどとは明らかに違う感覚の筆致。数年前に突如デッサンが崩れ顔面崩壊したときはとても狼狽したものだが、このところはキュートさを取り戻しており安心して読める。執筆時期が直近のものばかりなので表紙イラストの印象をそのまま白黒原稿まで持ち越すと思ってよく、またサンプルを参照できない環境でも帯裏面に中身からの豊富な抜粋があるのでジャケ買いも安心。
この特徴的な絵柄でもってふだんは胸ふくらみかけ高学年JSのラヴライフを延々くり広げるのだが、今回はタイトルで示唆されているとおり一部に中学生や大学生まで用意して幅広いニーズにお応え。乳サイズも比例してふだんの甘食レヴェルよりも心もち増量気配だ。もとよりロリ描きとしては比較的バストを豊かに盛る人だしわずかながら大人キャラの出てくる作品も存在していたので、ガッツリ育った女子を出してきてもそれほど違和感なく受容できるはず。そうはいってもメインはあくまで思春期入りたてガールズなのであいかわらず熟女スキーはお呼びでない物件だ。
物語は恋知りそめし男子女子が覚えたてのセックスに没頭してはこっ恥ずかしい愛の言葉を叫びあい2人して絶頂のまいどおなじみ黄金パターン。ただ登場人物の年齢層がアップする数本はいつもの単純明快な性愛の交歓から一歩踏み出し、彼氏彼女の細やかな心の動きにまで逐一フォーカシングする。従来型のもそうした新機軸のもとにかく科白はてんこ盛りで、フキダシもモノローグも擬音もステレオサウンドのごとく豊饒に流しこまれて画面密度アップに貢献。
ストーリーの導入部は最小限に絞りこまれ、愛し合う2人はすぐさま濃密な濡れ場へとなだれこむ。他愛ないピロウ・トークをみっちりとくり広げながらシームレスに前戯へと突入し、その間もおしゃべりはまったく止むことがない。大胆に顔をすぼめてのひょっとこフェラや執拗なまでのタマ舐めなどえげつないプレイを織りまぜながら性器どうしの終わりなき闘争へと突入し、極端なパースを多用し胴体よりもデカくちんこまんこをクローズアップしながらのセックス詳細中継に思わずゲップが出そう。
お歳のわりにご立派な胸部をあらわにしステディな彼の愛撫にゆだねたまま少女はパックリ陽物をくわえこみご奉仕スタート。ねっとり舌先を使いながら竿も袋もねぶり倒してたちまち精液搾取だ。すぐさまこんどは体勢を変えティーンエイジまんこを景気よくご開帳して挿入をおねだりする。待望の恋人ちんこをねじこまれハードに内奥をえぐられて機関銃のごとく嬌声をまき散らすヒロインの痴態に興奮しきりだ。お互いにスキスキ連呼しながら犬コロみたいなペロチューをくり返し、最後は卵巣のいちばん深いところまで届く勢いで大量のザーメンを種つけされ彼女ら幸せいっぱいにファイナルアクメ。
もはや水戸黄門のような様式美を誇るイチャラヴを今回も堪能させてもらったが、巻末著者あとがきにある去就についての記述を目にして冷や汗が流れる。くわしくは実際に購入したのち参照していただきたいが、この人のデビュー作にとてつもない衝撃を受けた自分としても、今後この才能が楽しめなくなると大損失だ。ともあれいつの日にかモティヴェイションを回復し前線復帰してくれるのを祈願し続けるとしよう。今回収録のものではちっちゃくて引っこみ思案だった彼女はすっかり開発され超エロエロに「ラブラブ記念日」と、いちどは関係を絶った妹と再び身体を重ねて「春が来た」の制服女子もの2本がマイフェイヴァリット。
0 件のコメント:
コメントを投稿