話△ 抜○ 消小 総合○
恋人同士のイチャラヴから輪姦調教フルコースまで多種多様エロス短編9本+後日談風イラスト2P。アニメの世界から抜け出てきたみたいな美少女たちがたわわな乳を振り乱しぷっくりまんこをハードに活用して中田氏されまくりの実用オリエンテッドなストーリー満載の作者通算3冊めのコミックスだ。
まったく事前情報なしで購入した前単行本「淫乱舞乙女」が思いのほかマイちんこに快く作用したので、この人の次回作刊行のニュースが出ないかとずっとチェック。そして刊行予定表に名前を発見しすかさず本屋へレッツゴー。2年半はずいぶん待たされた部類だがこの年の瀬に首尾よく新作リリースで俺の期待も股間もふくらみまくり。
前作同様に今回もこの版元から大量生産されている各種テーマアンソロに掲載の作品たちを収録する。巻末の初出一覧にあるそれらのネーミングときたら「鼻フックアンソロジー」や「射精管理」、「薬漬けヒロイン」などおどろおどろしいブツがズラリと並び壮観だ。ふだんこうした特集形式の物件はほとんどたしなまないのだけれど、KTCはこれ主体でもうなん年も商売しているのだからエロ漫画業界は奥が深いですのう。
ほどよくディフォルメの効いた明るい雰囲気のアニメ絵はゴンざぶろー最大の魅力。けっして最新の絵柄とは言えないものの、前世紀末～ゼロ年代初頭のヲタカルチャーにどっぷり漬かった世代にこのうえなくシンパシィを抱かせる筆致だ。キャラ造形もとことんキュート寄りで、女子はむろんのことキモオタやオッサンまでなにやらプリティなのはご愛嬌。推定10代後半～20代なかばあたりのヒロインズは例外なくおわん型のビッグバストとぷっくり土手高の恥丘とを標準装備しており、読み手の勃起中枢をしたたかに打ち据え止むことがない。
クッキリハッキリさわやかなヴィジュアルでもってくり広げるのは変態性を前面に押し出したヤバさ炸裂のガチンコファック。前作に比べ当社の伝統であるド直球のファンタシィ凌辱展開は少なくなり明確に和姦寄りの作品も収録されてと変化はあるものの、プレイ内容はフェチ色全開のアングラ風味だ。器具や薬物で身も心も支配される堕ちものあり、逆にヒロイン側が主導権を握り男子を従順に躾ける系統のがありと、パワーバランスの偏った男女関係が基本。嗜虐/被虐のいずれも最終的にはすっかり女子ども肉欲の虜となり白濁液まみれで絶頂するエピキュリアスなセックスの応酬だ。
あどけないフェイスには不釣り合いの雄大な双丘をむき出しにされ少女は幾多の男どもにその肢体を蹂躙される。乱暴に乳房を揉みしだかれ下腹部の蜜壷をこね回されるうちいつの間にやらメスイヌのごとく発情だ。早くも陥落寸前のところへ一気に膣奥へ如意棒をねじこまれて獣のごとくひとしきり咆吼。恥も外聞もなく腰を使いマシンガンのごとく淫語まき散らす浅ましい痴態に興奮しきりだ。これ見よがしに性器結合部を見せつけながら往復運動に熱中し、いろんな分泌物にまみれながらうわごとのように膣内射精を懇願するヒロインの胎内に許容量オーヴァーの熱い飛沫をぶちまけて女体征服完了。
キャッチーな作画と精液分泌支援に特化した作劇は抜きツールとして非常に良心的な製作姿勢。お話評価を△にしたのもストーリーテリングが稚拙とかいうのではなくあえて物語的うま味を薄口にし脳みそによけいな負担をかけないその配慮ゆえだ。前作に存在していた性転換ネタなど私的忌避要素もなくなりいっそう気持ちよくちんこをしごかさせてもらった次第。今回収録のものでは匂いフェチナースが彼氏の下着で発情し病室えっち「ニオイのとりこ」と、駆け出し手品師のヒロインをプロモ撮影中に集団で性的開発の「魅えすぎmagician」がとくによござんした。
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