-ポン貴花田「女子アナでもいーですか?(3)」エンジェル出版 ISBN:9784873065380
話△ 抜△ 消大 総合△
大人気女子アナと下っ端ADのナイショの恋はたび重なるエロピンチやすれ違いを乗り越え晴れてみんなの前でお付きあい宣言表題作長編8話(第17-最終話、完結)。マークなし。ゴージャスな肢体をハードに使役しては中田氏され放題のヒロインの痴態を思う存分フィーチャーの作者最新刊は今年に入り2冊めのコミックスだ。なお諸事情によりこのたびは先月中旬リリース物件の超遅延レヴュウとなるがどうかお目こぼしを。
複数の雑誌を掛け持ちし連載をいくつも同時進行するエロ漫画量産マシーンと化してはや幾歳月、本作も毎月休むことなく「アクションピザッツ」誌上をにぎわせ先ごろめでたく劇終。去年の8月に上梓された1巻、そして今年2月刊行の2巻と続けてお世話になった主演女優・有川理緒アナウンサーのえっちなボディともこれでお別れかと思うと一抹のさびしさはぬぐえない。
典型的なアニメ系のタッチで描かれるたいへん愛らしい童顔巨乳っ娘を怒濤のごとく大量投下しては彼女らのおっぱいをブリブリ揺らし毎話中田氏フィニッシュでシメのすばらしき芸風はもはや業界一の信頼のブランド。この連載は大卒後数年と若干お歳を召しているぶんヒロインの頭身が上がりわずかに大人びた顔立ちに描かれているが、基本的にはきわめてキュート方向に振った造形であり本来10代女子スキーの俺も快く受容できるのがありがたいところだ。
コンビニ売りエロ漫画に求められる、等身大の登場人物による穏健ラヴコメ&男子サイドが努力レスで美味しくまんこを味わえるタナボタエロスの黄金コンビをこの作家はずっと安定供給し続けている。売れっ子アナウンサーと駆け出しアシスタントディレクターという一種の身分差カップルのラヴ模様をTVギョーカイ事情を交えつつ展開という具合に今回ディテイルにはいくらか新たな味つけはなされているものの、本質的には従来どおりにガチガチのポン貴テンプレートエロスといえよう。お偉いさんの接待でセクハラされたり番組のハプニングではしたない姿をさらしたりのヤバげなシチュも最終的には丸くおさまり我らが有川さんはその都度主人公と雨降って地固まるラヴラヴファックにいそしむという寸法ですね。さすがにこの巻はクライマックスだけあり最終盤にはシリアスな場面も用意されているのだが、どうにか試練を乗り越えふたりの恋はめでたく成就し大団円の王道展開に拍手喝采。
エロシーン総量はしょせん黄色い楕円つき物件にはかなわないけれども、おっぱいボイーンお尻ドドーンのやらしいボディ描写とたいそう淫猥なトロトロアクメ顔とのコンビネイションにより対ちんこ攻撃力をアップ。その他あからさまな性器描写がなくても代わりにツンと自己主張する美味そげな乳首やらすっかり陶酔しきったトロ顔やら細やかなディテイルで濡れ場の底上げを図る熟達のテクはさすがコンビニエロの女王。
キモいオッサンにネチネチ愛撫されたりオンエア中に変なアイテムで強制発情させられたりで不意に火照った身体を鎮めるべく有川さんは恋人・ヤスノリ君の前で裸身をさらし挿入をおねだり。ただちにルパンダイヴで完熟ボディにのしかかられたぎる怒張をインサートされてヒロイン即座にアンアンもだえはじめる。プルプル爆乳を振動させまるんとしたお尻をフリフリしながら全身を打ち震わせ甘ったるい嬌声を発する彼女の女子アナまんこのいちばん奥へ最後たっぷり白濁液をお見舞いだ。
とまあ若干ルーティンながら作画/作劇いずれもウェルメイドな抜き物件といえるが、ただでさえきつい性器修整がこれまで以上に白さを増していたのにはガッカリ。いつもなら消しのむこうにぷっくりまんこのシルエットや性器断面のほのかな輪郭くらいは感じさせてくれるのだけれど、今回はそんな余地なく大面積で白塗りされており興奮度が下がってしまった。とまれ早くもより刺激的な題材で新連載がはじまっていることだしクヨクヨしないでそちらに期待しますかのう。
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