2014-04-10

本日のリーフパーティー。

このエントリーをブックマークに追加 このエントリーを含むはてなブックマーク
-流一本「穴の奥のいい秘部(ところ)」ヒット出版社 ISBN:9784894656277
話○ 抜◎ 消小-中 総合○

義母となったかつての担任女教師の不義密通を目撃した主人公はこみ上げる憤怒のなかとある決意を……前中後編+独立短編5本+過去単行本発売時宣伝漫画3本。問答無用のダークエロスからスウィートなほのぼのラヴまでワイドレンジな需要にお応えする作者最新刊は通算13冊めの単行本にして当レーベルからの第12弾コミックスだ。
いつもこの人のコミックス紹介では「一般青年誌調のスッキリした絵柄で……」と枕をつけることが多いのだけれど、昨今はすっかりねっとりコッテリ濃口の表現がドカドカ投入されてイマイチそれがそぐわなくなってきた感がある。ベースの描線はあいかわらずプレーンな味わいなのだがトーンワークとか表情のつけ方なんかはいまやハッキリ濃密な部類。だもんで以前はやや過剰に感じられたカラー彩色の色艶もむしろ内容に則したものに思えてきたりして。
ともあれ前単行本「純愛コラプス」発売からおよそ1年近く、ほぼスケジュールどおりに投入のこの新刊は直近数冊で長尺の連載が続いたのに対して連作は3本構成の「欺母」1作のみ、そのほかは読切作品や宣伝用漫画と久しぶりにコンパクトにまとまった趣の1冊だ。そのためか後述するように作品傾向も微妙に方向転換。
ガチロリから大年増まで自由自在のキャラ造形を誇る作家だが、今回は前述の「欺母」が推定アラサー近辺のほかはミドル~ハイティーン固定。よってこの作家の描く妖艶アダルトさんがお好みの方には積極的にオススメしない。附随して乳サイズも巨乳主体でありつつ比較的ちっちゃい方面までフォローしており、全体的には若い娘スキー志向といえよう。
そして近作数冊ともっとも異なるのがストーリー面。ほぼダーク一辺倒で推移していた直近数年の既刊から、今回はわりかし甘寄りのラヴコメがずいぶん増加。もちろんNTRの連鎖から救いようのないカタストロフへと突き進む連作「欺母」がドドーンと存在感を示してはいるのだが、それ以外はほのぼの近親エロスやらバカップルのたわいないイチャラヴなどがズラリと並ぶのでいささかとまどいを覚えるかも知れない。ただ流一本はもとよりダーク/ライト混淆の作家であり、キャリア初期などむしろ和姦比率が高かったりしたのだからある意味原点回帰とも言える。個人的には近ごろあんまりにもNTRに寄りすぎていた感があったのでこれくらいバランス型に戻してくれた方がじつはうれしかったり。
もっとも濡れ場はその昔から和姦だろうと凌辱だろうと等しくハードコアで、もちろん今作でもそれは不変。白いお肌にうっすら汗を浮かべながらゴリゴリ女性器を酷使し、露骨にエロワードを乱射しながら恥も外聞もなくアヘりまくるヒロインズの痴態がたまらなく淫猥だ。白目剥きよだれダラダラたれ流しては「んほおぉぉ~!(はぁと)」と咆吼し絶頂する光景が読者の勃起中枢をハードヒット。
自分から積極的にちんこをお口へ含みハードにご奉仕しては第1ちんこ汁を搾取。すぐさま準備万端の蜜壷をオープンセサミして挿入をおねだりだ。いきり立つシャフトを乱暴にねじこまれ内奥をこすり上げられて女子どもたちまちハートマークをまき散らしながらよがりまくり。粘膜もねじ切れんばかりの勢いで性器どうしの摩擦運動をくり返しブリブリ乳を揺らしながら下品なアヘ顔さらしイクイク連呼のエロメスどもの子袋めがけて幾度となく白濁液を種つけしなおも性の饗宴は終わることなく続く。
この情勢下で修整がやや強化されはしたものの、和姦方向へシフトしてもまったく変わらぬガチンコファックの応酬が頼もしい天下一品の純粋抜きツールだ。とりたてて寝取られ大好きっ漢というほどでもない俺などは、むしろ個人的大地雷のふたなりネタがなくなったぶん前作より実用度がアップしたくらい。とはいえ直近の2、3冊でファンになったようなNTR命の読者であれば動揺すること必定なので、可能ならば店頭見本等をチェックのうえでチャレンジすることを推奨。そんな自分のフェイヴァリットは、表紙にも抜擢のポニテ巨乳ブルマっ娘ヒロインがケンカするほど仲よしな男子と密着中田氏セックス三昧「スナオジャナクテモ」と、フラレナオンな妹ちゃんを兄が濃厚Hで慰安しつつ前後の穴を美味しく頂戴の「なぐさめシスター」でございました。

0 件のコメント:

コメントを投稿