2014-07-24

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-たまちゆき「これでもオトナですけど!?」オークス ISBN:9784799006368
話○ 抜◎-○ 消小-極小 総合○

とびきりちんまくてキュートな超ロリ顔奥さんがコスプレで帰宅をお出迎えの日はえっちOKの御合図で……表題作バカップル犯りまくり夫婦性活連作12本&描きおろしフルカラープロローグ&おまけインターミッション話2本(うち他社既刊収録分再録3本+おまけ1本)。作者史上屈指の萌え萌えヒロインが装いも新たに登場し未収録パートまでまとめてフルコンプリートの最新単行本は通算21冊めのコミックスだ。
頭身低めスレンダーボディの発育途上ティーンズを描かせたら右に出るもののないこの人も先日ついにコミックス刊行数20冊を超えもはや大御所の貫禄。活動歴の長さもさることながら、この作家のいちばんすごいところはもう10年以上にわたり複数の媒体で連載枠を確保し続けていること。今回は一昨年の暮れにリリースの前単行本「SOS! スケベな幼なじみが忍び込んできました。」に引き続きオークスからの発売となるが、各社執筆のストックがまとまるたび単行本刊行で出版社がつどバラバラになるこの人にしてはめずらしい。
こちら副題に「Mrs.LOLITA完全版」と銘打たれているとおり、シリーズ序盤の数本はすでに松文館より2008年に上梓された「Mrs.LOLITA」に掲載のもの。ゆえに本作リリースの報を聞いたときは単なる新装版だと思いこんでいたのだが、購入し中身をめくってみると割合的には前回未収録分の方がはるかに多く仰天。ましてや直近数年に執筆のものが半数近くとなれば実質的には新作のようなもの。ポリシーとして再録本は対象としない俺だけれど一転方針をひるがえしレヴュウの俎上に載せた次第だ。
あまり描線を密にせずプレーンにまとめた少年漫画風の筆致をベースラインにする作画の大枠はデビュー当初から変わらないのだけれど、今回は各エピソードの執筆時期が非常にワイドレンジなだけにその変遷がハッキリする。わずかながらヒロインの頭身が上がり瞳の描き方にも変化が見受けられるが、なんといってもアナログ→ディジタル移行によるトーンワークの飛躍的な進化がいちばんの違い。もとより女の子の豊かな表情づけには定評のあるところだが、加えてPC導入後は恥じらい/赤面顔の繊細な陰影や細やかな吐息などキュートネスを演出する要素がグッと魅力を増した。CG作画は人によりプラスマイナスさまざまな影響をもたらすものだけれど、たまちゆき個人に関しては間違いなくすべてがよい方向に振れた部類。
松文館版では本シリーズのほかとくに関連性のない通常短編なども収録されていたが、今回は1冊まるまるタイトル・チューンで統一。したがって抜きキャラとして君臨するのは表紙を飾る驚異の低身長ロリ顔ツインテ人妻・澤中里沙ちゃん(旧姓二宮)ただひとり。ゆえにカヴァーイラストに感銘を覚えない限りはちんこの活用が難しくなるのだけれど、一読すればたちまち彼女の反則的にキュートなキャラメイクのとりことなることだろう。冒頭から最終話まで数年経過の最後の方はもうアラ○○近辺到達のはずの里沙ちゃんはしかしながらいつまで経っても学童同然の愛らしいフェイスと華奢な肢体をキープ。旧版未収録の話でその秘訣が明かされたときには絶句したけどその発達しなさすぎのボディを見ればさもありなんと納得だ。かくもロリロリしてるのに家事万能で主婦業はバッチリ、そのうえ夜のおつとめではまるで娼婦のごとく大胆に性戯を駆使するのだから目からも下腹部からも白い涙が止まりません。
当初は読切作品として構想され、またシリーズ化後も連載継続の保証のない媒体での執筆が多かったこともあり、ほとんどの話は一話完結としても楽しめる造り。基本的にやってることはラヴラヴ夫婦の甘ったるすぎるイチャイチャ模様でありシンプルきわまりない構造なのだが、里沙ちゃんの蠱惑的すぎるキャラメイクと毎度まいどの多彩なファック逐次投入で飽きずに読める。それでいて通底には夫婦生活の帰結である子作りミッションが常時意識されており、ストーリー終盤でそれらの伏線がみごとに結実する仕掛けだ。
愛し合う夫と妻に対する社会的な要請といえばただひとつ、産めよ殖やせよのナマ中田氏ファックにほかならない。必然的にエロシーンにはたっぷり容量が割かれて濃密きわまりないメイク・ラヴが全面フィーチャーされる。また夫婦暗黙の了解によりコスプレで帰宅をお出迎えの日は合体OKというルールを導入したことでヒロインの多種多様な衣装アラカルトが存分に堪能できるあたり作者の叡智ここに極まれり。奥さんの定番・裸エプロンにはじまり、ロリ体型を活かしたランドセル姿やブルマにスクール水着、さらには旅先で浴衣姿・クリスマスにサンタ服など状況に応じたワードローブ披露に我々読者の股間も大いに屹立。加えてお酒が入ると里沙ちゃんド淫乱に変貌というギミックまで投入されてはもう砲身を焼けつくまで使役するほかない。
最愛のダーリンご帰還にはしゃぎ回り子犬のように抱きついて彼女はエロ衣装をずらしつつちんまい肢体をフルオープン。少女のままの汚れなきスリットをみずからご開帳しては柔肉を押し広げ挿入スタンバイ完了だ。旦那たまらずルパンダイヴののちすぐさまいきり立つシャフトをねじこんで夫婦の甘く激しい営みが開始される。コンパクトな子宮を破れんばかりに突かれ幾度となく精液を注ぎこまれてはトロトロのイキ顔さらし、たびたびの射精にもなお貪欲にザーメンを希求する里沙ちゃんのはしたなさすぎる痴態に股間は都度リエレクチオン。許容量オーヴァーの子種を大量に注入されてはイキまくる彼女の幸福そのものの絶頂フェイスを見遣りながらまたもドプドプ白濁を分泌だ。
小池一夫謂うところの「キャラ立ち」が絶妙すぎるこのシリーズ、いちおうのハッピーエンドは迎えたもののその気になればまだいくらでもストーリーを展開させられそうではある。そしてこの世知辛い情勢にあっておよそ望みうる最大限の薄口修整に心ほっこり股間はモッコリ(まあ最盛期のコアや富士美の超薄トーンなどは望むべくもないとしても)。その他たまちゆき恒例の詳細すぎる作品解説テクストも本編からカヴァー下から大量にわいて出てきて、読みごたえという点では今年に入って屈指の物件だ。初期のお話もむろん上質なのだが自分的には作画のスープアップが図られた中盤~終盤だとさらにチンピク度アップで、ことに受胎めざして禁欲生活後の特濃精子種つけに没頭しまくり「里沙ちゃんの家族計画」と、情緒あふれる温泉宿で2人しっぽりストロングセックス敢行(日焼け跡&下ろした髪が絶品!)の「里沙ちゃんと温泉旅行」各エピソードで精巣が枯渇するほどに愚息を酷使。

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