話○ 抜◎-○ 消小 総合○
幼なじみから恋人どうしへ昇格した2人がセックスの経験値を積むごとに行為はエスカレートして連作3&3本+児童寮の同棲カップルは今日もアツアツ連作2&1本(当社1冊めより継続シリーズ)+変態性癖持ちの彼氏に翻弄されつつも倒錯プレイでイカされ連作2本(当社2冊めより継続シリーズ)+全シリーズヒロイン集合描きおろし漫画。極上のイキ顔見せてよがり狂うちびっ娘てんこ盛りのすばらしき芸風でお送りする作者最新刊はこの出版社3rd単行本にして記念すべき通算20冊めだ。なお20冊刊行記念ということで収録内容から作品傾向まですべて網羅の単行本リスト(11-20冊め）がカヴァー裏にあるのでお見逃しなく（キャリア前半10冊のリストは2006年発売の10th単行本「森の中の少女」(東京三世社)に掲載)。
3月に他社から出た前単行本「発情KIDS」に続く今年2冊めのコミックスとなるこちらには、小学生専科のテーマアンソロ「華陵学園初等部」に掲載のものをパッケージ(現在はWEB配信の別媒体に移行)。同じ版元からの前作となる一昨年の「子猫じゃないモンっ!」およびオークス初お目見えの2009年刊「恋の特別室」からの継続作品が2つ本単行本にも入っているので、既刊とあわせての購入を強く推奨。すべての連作が舞台を同じくするとともにキャラクターも密接にリンクしており、3冊そろって読破しないとおそらくうま味半減に違いないので。
デビュー当初のややぎこちない筆致が昨今はすっかりタッチに円熟味が増し、とりわけ女の子の繊細な表情変化を逐一描き出すことにかけてはロリ漫画界屈指。妙に頭でっかちで手足や胴体は頼りなげなくらいスレンダーでと第2次性徴直前～入りたてな少女のリアリティを追求したボディデザインが光る。他社仕事ではJCも描くものの今回は初出誌のレギュレイションに従い小学生専科となっていて、学童でないと勃たない難儀な君のニーズにお応えだ。またまいどのことだけど彼女たちのイキ顔百面相は絶品で、女子児童の揺れる気持ちを吐露のモノローグとともにつるぺたスキーのよこしまな情欲を効果的に引き出してくれるシロモノ。
3つの連作中で今回唯一の新規シリーズである「となりの双葉ちゃん」がもっとも収録本数が多く、表紙に登場するのも本作ヒロイン・双葉ちゃん。3シリーズとも少年少女の甘々和姦というベースラインは共通していて、各自味つけを若干変えることで差別化を図る。「双葉ちゃん」シリーズなら彼女の匂いへの執着と関係成就してからの変態一直線ぶり、同部屋寮生もの「恋の～」シリーズであればヴァリエーション豊富なイチャつき模様、年上彼氏と年少彼女「子猫～」シリーズだと露出や器具等のアブノーマルHという具合。いずれも長尺ものの強みでキャラ同士の愛情が深まり諒解事項が増えてくるにつれプレイの幅が拡がり、それにつられて読み手の興奮もヒートアップ。
どのカップルも熱愛しまくりゆえ濡れ場の密度もハンパでなく、華奢なボディを大胆に使役しながら甘やかな愛撫に呼吸を荒くし熱い吐息をもらすヒロインズの媚態がたまらない。朱を掃いたようにほおを紅潮させおっきな瞳をうるうるさせながらこみ上げる快感に身もだえする少女の艶姿を目にして陥落しない男子など存在しようか(反語表現)。
彼女の着衣をすみやかに脱がせコンパクトな身体を押し開いて秘密の花園をオープンセサミ。上目遣いにこちらを見つめるおにゃのこの羞恥と期待の入り交じった表情が挿入とともにいっちょまえのオンナのヨガリ顔へと変貌するさまがなんとも扇情的だ。ハートマークをまき散らし現在されている行為をはしたなく実況中継するJSの陶酔しきったフェイスを堪能しつつ抽送スピードを加速。2人してきつく抱きあい熱いキスを交わしながら昇りつめてゆき、いちだんと大きな嬌声をもらしファイナルアクメる彼女のコンパクトな子宮へ大量のザーメンをぶちまけてミッションコンプリート。
ヴェテランらしく熟達の作画と緻密な演出により果てしなくちんこをしごける優良抜き物件だ。個人的にはほんのわずか上の年代も読みたいが、そのへんはよその媒体で描いてくれるのを期待しよう。３つの連作のなかでは3冊にわたり登場の短髪カチューシャっ娘・恋ちゃん大活躍の「恋の～」シリーズがいっとう好みで、とりわけ実家で熱烈ファック「恋のフィアンセ」でもって気持ちよく愚息を使わせていただきました。
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