-ハルサワ「彼女が選んだ結末」クロエ出版 ISBN:9784908099014
話○ 抜◎-○ 消小 総合○
夢と希望、そしてささやかな恋心を胸に抱き生きる少女たちへ邪悪な悪徳と肉欲の罠は容赦なく襲いかかりやがて彼女たちの身も心も支配して……長編8話&プロローグ&描きおろしエピローグ。清楚で純真なティーンズをさまざまな手管を用いちんこのことしか考えられない立派なビッチへと堕としてゆく一部始終をじっくりねっとり詳細描写の作者最新刊は通算3冊めのコミックスだ。
端整かつ華やかな絵柄でもってNTRだの調教だのえげつないプレイを容赦なく投入し女の子が下品きわまりないイキ顔さらして絶頂のすさまじきギャップをデビュー作「彼女が堕ちるまで」で見せつけられて以来すっかりこの作家のとりこに。創作ペースは堅調ながら商業活動の場が当社刊の雑誌「COMIC真激」のみなので単行本用のストックがたまるまで時間がかかるのが玉に瑕。前単行本「八月、彼女は嘘をつく。」刊行から本作リリースまでじつに2年、いやーこの日を待ちに待ってましたよ!
おそらくはBL/TLをそのベースとする非常に整ったタッチがキャリア初期からの武器。いささか古典的な筆致ではあるものの女性作家らしい華やかな絵ヅラが誌面でじつに映える。この滑らかな作画でもって問答無用のガチ男性向けの抜きオリエンテッドな豪華絢爛ファックをくり広げるのだからたまらない。流麗な表紙イラストのほか裏表紙には中身の白黒原稿から豊富な抜粋コマが散りばめられ、さらにはちょうどいま現在、版元提供の単行本情報ページが本作の紹介になっているので、そちらで内容見本のチェックや購入特典の比較検討が可能(来月以降は別の新刊に席を譲って著者別項目で同じコンテンツが見られるはず)。仮に閲覧用見本が店頭にない場合でもかくのごとく絵柄の確認用アイテムは至れり尽くせりなのでまずは一瞥を。
大人女性中心の1冊めから前回はハイティーン主体へやや年齢層を下げたが、このたびは1冊まるごと学園ものとなるので必然的にこの新作でも女性陣は10代女子専科。後述するように抜き担当キャラとしてルックスも性格も多彩な5人のヒロインを用意して多様なニーズにお応え。もっとも比較的大人びた造形をする人だし多くはボンキュッボンのモデル顔負けグラマラス体型なので、みなさん萌えっぽさよりはお色気の方を強く感じるデザインとなっている。
雑誌初出時は「夜が明けない。」と題され一挙掲載されたこちらの物語はおそらくハルサワ作品としては初のファンタシー系。そうはいっても舞台は現代日本だし奇抜なギミックが入り乱れるわけではないけれど、いわゆる魔法少女ものの体裁を採りつつ少女たちの正義と悪との相克やら葛藤やらが全編たっぷりと語られる。ヒロイン5人のキャラ配置やストーリーの鍵となるアイテムの存在などにはぶっちゃけ某大ヒット作品の影がチラホラするのだが、あまり目くじら立てずに一種の定番シチュとその変奏として受容するのが正しい楽しみ方かと。
正義感に燃えまっすぐに悪と対峙する彼女らはしかしながらさまざまに奸計をめぐらされ弱みを突かれて畜生道へ堕ちてゆく。そんな5人の転落ぶりに付随して開陳されるエロシーンは、各自さまざまな形での性の目覚めとそれへの耽溺ぶりを逐一カメラ・アイで追いかけるオムニバス形式が基本。まずはサブ扱いの4人の転落過程およびメス奴隷化完了をおのおのの主役回を設け描写したのち、メインヒロインたるおっとりキュートっ娘・居波花菜子(いなみかなこ)が恋人を尻目にまずはアナルを征服され先に堕ちた4人の闇を見せつけられつつシメに処女まんこをこじ開けられたっぷり種付けされてめでたく全員陥落だ。各回30ページ以上の大ヴォリュームを利して異様に執拗なパイ責め/濃厚フェラ等の前戯にはじまり本番突入後もみっちりと性器結合断面図を散りばめながらのド迫力ファック、さらには手書き文字でみっちりフキダシを埋めた淫語マシンガン連射&白目剥きアヘ顔全面フィーチャーののち胎内へ大量の白濁液を叩きつけてのフィニッシュと、スキのなさすぎるストロングエロスの応酬に心身ともグッタリ。
正しいと思いこんでいた行為も気持ちも全否定され屈辱的な形で裸身をさらしてヒロインは心ならずも純潔を奪われる。無理やり舌をからめられ豊満なバストを乱暴にまさぐられて全身を固くする彼女らもいつしか敏感な部分を刺戟され無理やり快感を引き出されていつの間にか秘所はビショビショ。邪悪な男根の侵入を許すころにはもはやヴァージンとは思われぬ乱れようで未曾有の快楽に身をよじらせ恍惚の表情だ。子宮口の奥までゴリゴリ貫かれ四方八方にエロワードを乱射しながら涙とヨダレまみれのアクメ顔をさらけ出す彼女らの痴態に興奮もいや増す。ついには肉欲の隘路へと陥落しもはや恥も外聞もなく膣内射精を懇願し続けるエロメスどものご希望どおり許容量オーヴァーのザーメンの奔流を子袋いっぱいに流しこんだその刹那、女たちはついに正義の一片すらも喪失した恐怖とそれとは裏腹の開放感に全身を貫かれながら動物じみた咆吼をいつまでも発し続けるのだ。
片思いの相手や恋人や肉親やらを裏切って快楽の冥府魔道へ一直線のヒロインてんこ盛りで際限なくちんこをしごける超絶抜きツール。キャラメイクの好みでいくらか私的実用度に差は出たが、ハルサワ作品ではアダルトさんよりも10代女子の方がより使える自分としては既刊以上にありがたく活用させてもらい感謝しきりだ。ちんこまんこ特盛でページ大増量となったぶん通常のコミックスよりいくらかプライスは上昇しているものの(本体1,065円+税)、それだけの価値は充分にある。登場ヒロイン5人衆のなかでは主演女優扱いでその堕ちっぷりも豪快な(あとおっぱいもゴージャス)花菜子さんと、某ぼっちさん風味なルックスと特盛バストを利して懸想中の実父をみごとGETのファザコン女子・麻友さんが我が最シコキャラでござ候。
0 件のコメント:
コメントを投稿